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ほうっておくと読書からどんどん離れて行くムスメ・・・危機感が決定的になったのは、学校から借りてきた推薦図書の本を読み始めたときに「ワケがわからん」と言い出したから。リキシャ・ガールバングラディシュの女の子が、家計を助けるために働いてお金を稼ぎたいのに女性は働き手として認められないためにお金を稼げない。そんな女の子が、女性でも働いてお金を稼ぐことができる、と教えてもらい、女性が経営するお店で雇ってもらって働き始める・・・教育を受けられるということや、働いてお金を稼げるというごくあたりまえのことが女性だからということで、あたりまえにはできない文化がある、自立とは?ということを小学生にもわかりやすく物語にした本なんですが。うちのムスメ、最初の10ページくらい読んで、「外国のお話はぜんぜんわからないから、読むのやめる」と(ー"ー)じゃ、お母さんと一緒に読んでみようよ、というところから、ムスメの”読書の夏”が始まりました。結局、リキシャ・ガールの”リキシャ”が人力車だということがわかってなかったために、物語が全然理解できなかったということが発覚。「人の名前かと思ってたから~~~」おいおい。そこがわかったら、一人ですんなり読めたようです。でも、これじゃぁいかんよなぁ・・・と思い、親のための国語の学習解説書に書いてあった推薦図書を参考に、森絵都やさくらももこ、重松清あたりを本屋さんで見つくろい・・・森絵都もダメそう、さくらももこのエッセイもいまひとつ・・・と却下されていく中、重松清のくちぶえ番長を選びました。メインの登場人物がムスメと同い年くらい(4年生)の正義感もケンカも強い女の子。(主人公は気の弱い男の子(^^;;;))これならなんとか?と思って、さくらももこのエッセイ数冊と一緒に渡してみたら、真っ先にこの『くちぶえ番長』を選びました。そして、ムスメには珍しく、夢中になって読んでました。どれくらい理解したかはわかりませんが(ー"ー)次に、新聞広告で見かけた、同じく重松清のこの本を買ってみました。さすらい猫ノアの伝説登場人物は5年生、舞台は教室、そして、ムスメの好みのかわいらしいイラスト。これだ!と思って買い与えてみたら、これも大あたり!!夜寝る前に読みたいらしく、十分な時間が取れなくてなかなか読み進みませんが、ムスメにしては結構ハイペースで読んでます。これも読むかな?と思って買ってみたのですが・・・雨ふる本屋(日向恵理子著)本嫌いの子が本の世界に迷い込むというファンタジーなのですが、ムスメ、空想世界はダメなようです(ー"ー;;;)すごく私好みの本だったんですがーーー(^^;)ファンタジーの入門編としてはお勧めです♪読書の夏!にしては、夏休みの間に読んだのは結局4冊(『星の王子さま』含めて)・・・でも、日頃まったく読まないムスメにしては、よくがんばりました(^^;)
August 27, 2010
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ちょっとしたきっかけがあって、十歳のムスメにこの本を買ってあげてみました。十歳のきみへ日野原重明先生の子供向けエッセイです。最初に私が読んでみて、ムスメに読めるかどうか確認してみました。日野原先生ご自身のご経験に基づいて、子どもたちにどういう大人を目指してほしいか、ということについて書かれていました。大学1年生の終わりに結核をわずらわれ、8ヶ月も苦しい入院生活を強いられることになって、人生初の大きな挫折を経験されたものの、その経験こそが医師としての自分の基礎となっているというお話は、人生でどんな経験も無駄ではないし無駄にしてはいけないというメッセージが強く伝わってきて、大人が読んでも十分に得るものがありました。ふつうは説教くさく聞こえるような話でも、先生の御年98歳(著作は95歳の時)の年齢を考えると、説得力が感じられました。これは、ムスコに読ませた方がよかったかも(<もう読まない)、とか思ったりもしましたが。ただ・・・日ごろマジメな本(^^;)を読んでないムスメには難しいかも~~~な内容に感じたので、ムスメ、読めるかな?とちょっと不安に思ったのですが。「十歳のきみへ」というタイトルながら、十歳で理解できるかなぁ?と。(先生は、現在でも時間が許す限り各地の小学校を回って小6生にお話をされているのだそうです・・・十歳じゃない(^^;;;))現在、この本を読書中のムスメの今朝のコメント。「日野原先生の本、けっこうハマった」・・・なんか、日野原先生のご本に対してその言い方、どうなん??なんですが(ー"ー;;;)。でも、ちゃんと理解はできているようです。やたら正義感だけは強い子だから(世間的には『融通が利かない』ともいう)そろそろいろいろな価値観で行動する子どもが現れ始めて矛盾を感じ始めてきた今、なんとなく立派そうな先生が、自分の考えを後押ししてくれている、と感じているようです。それにしても、もう98歳なのに日本中を飛び回って講演してらっしゃって・・・スーパーマンです(^^;;;)
January 18, 2010
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前編の続きです。さて、その本は、私が小学生の時に、学校の図書室で良く眺めたような懐かしい感じのもの。本のにおいがまた、なつかしい~~~♪さっそく借りる手続をして、持ち帰りました。で、ムスメが寝る前に、私が音読してやることにしたわけですが(<ムスメは、絵のない本はちゃんと読まないから)これが・・・。子ども向けの平易な文章で書かれているのに、ムスメの表情は明らかに「よくわからん・・・(ー"ー)」初っぱなから、「貧しい女の子」のイメージが思いつかないようなのです。くつを買えないような貧しい女の子にとって、「赤いくつ」とはどんなにステキなものなのか、とか。続いて展開するお話は、教会が舞台で、キリスト教の教えがベース。『堅信礼』だとか『聖餐の式』だとか、『ざんげ』だとか、言葉自体もよくわからず。だから、肝心の、「教会の儀式に参加するときに、『赤いくつ』をはいていった」という行動の持つ意味が、ムスメにはわからないわけで。ほぼ何でも自由になってしまって、何の束縛もない現代、「赤かろうが青かろうが、好きな色のくつをはいていけばいいじゃん」なわけですから~。結局、そんなに短いわけではない物語を、要所要所の解説付きで読み進めていったら、読み終わるのに小1時間かかってしまいました。最後に、「やらなければいけないことがあるのに、それをしないでやりたいことやってしまったから、神様が罰を与えた、というお話だよ。さるえちゃんにもおぼえがあるでしょー」と、安直なまとめで終了。それにしても。私が小学生だった頃を振り返ってみるに、難しい言葉の意味はわからなくても、それなりにいろいろ想像力を働かせて、こういう本をどんどん読んでいたような気がするんだけど・・・。ムスメのような現代っ子にとっては、もはや、想像を絶する異世界の話・・・なのかなぁ。よく考えてみたら、ムスメに、こういう、正統派の名作をきちんと読み聞かせてあげてなかったなぁ、と気づきました。そうか、馴染みがないもんなー、いきなり理解しろといっても、ムリか・・・。読み聞かせる本を、ムスメの好みに合わせすぎていたかも、と反省です。わざわざ親が読み聞かせなくても、名作のあらすじなんていうのは、自然とインプットされるもんだとたかをくくっていたのですが、今の時代は、そうでもないのかもしれませんねぇ。ムスメは、ムスコよりずっと本好きなので、油断してました。そのうち、ムスメがはまっている本のシリーズを紹介します。どれも悪い本ではないし、読書をしないよりはずっと良いのですが、なるほど、こんな楽しくて読みやすい本ばかりだと、正統派の名作なんて、まどろっこしくてつまんなくて自分では読まないだろうなー・・・とは思いました。はい。
August 7, 2008
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ムスメのために買ってあった、「読書感想文の書き方」みたいな本の中に、『赤いくつ』のお手本の感想文が書いてあって・・・それを見たムスメがひと言。「『赤いくつ』ってどんなお話?」・・・あー・・・あかいくつ~、は~いてた~、おんなのこ~~~♪っていう歌、知らない?と聞いてみたら、「知らない」え?あかいくつ~、は~いてた・・・ら、こけたってヤツも??などと、全くもって不謹慎な母親だったりするわけですが(汗)。赤いくつを履いていた女の子が、ひいじいさんに連れられていくんだよ、いや、いーじいさんだったか、お母さんが小さい頃は、にんじんさん だと思っていたけど・・・などなどと、そんな余分なサイドストーリーはいくらでも出てくるのだけど、さて、ホントはどんな話だったっけ・・・?と、私自身もうろ覚え、っていうか、本当の物語を読んだことがないことに気づきました。赤いくつを履いた女の子がおどり続けて、足を切られる、という非常におおざっぱなあらすじは知っているのだけど、なぜおどり続けるようなハメになったのかとか、足を切られたあと、どうなったのかとか、全然知らない・・・。そこで、同じ感想文本に出ていた「長靴をはいた猫」とともに、まず、本屋さんで本を探したのですが・・・ない。ちょっと長目の名作とか、最近流行の児童書はとても充実しているのに、赤いくつがない。しかも、アンデルセン童話集とかグリム童話集とかそういう絵本を眺めても、有名どころの話が、無難なストーリーに書き換えられていたりして、肝心の悲しみや残酷さなどがみじんも感じられない物語ばかり。知り合いのママさんにそんな話をしたら、彼女も探したことがあったのだけど、図書館でも見つけられなかったし、本屋さんで見つけた「赤いくつ」のお話は足を切り落とすシーンはカットされてたとか。う~~~~ん・・・(ー"ー)それはカットしていいシーンだったっけ?で、本日、図書館におもむいて探してみたところ、昭和47年発行の世界の名作図書館シリーズ6巻、アンデルセン名作集/グリム名作集に、「赤いくつ」と「長ぐつをはいたねこ」が収録されていました。ようやく発見♪(つづく)
August 7, 2008
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ムスメは、と~~~~っても恐がりです。とにかく恐がりです。つい最近まで、暗くなると一人でトイレに行けなかったし、洗面所に歯ブラシを取りに行くのも、毎晩必ず父親同伴(私は動かないから(爆))。夜中に突然、布団の中でシクシク泣き出すから、何事かと思えば、目が覚めちゃって、押入の方を見たら何かの目が光っていた・・・と。ムスメのはなしを聞いていると、本当にこの家には何かがイルのではないかと疑いたくなるくらい、とにかく恐がりな恐がりなムスメなのですが・・・そんなムスメが怪談にはまりましたコレ↓怪談レストランシリーズなんでも、学校の10分読書の時間にこれを読んでいるお友だちがいて、自分も読んでみたいと思ったそうな。ムスメと私、二人で本屋さんに寄ったときに、このシリーズを発見したムスメ。「ぜったいに よむから、買って!」とせがまれました。見ると、1巻から47巻まである大人気シリーズのようでした。それにしても・・・活字の本を読むのは好ましいことだし、とうとう絵本を卒業してくれたのも喜ばしいのだけれど、怪談なんて読んで、大丈夫?ますますトイレに一人で行けなくなりそうだけど。挿絵がかわいらしいので、恐さが薄れている感じはするものの、内容は、都市伝説風の話から昔の怪談まで、タモリの「世にも不思議な物語」調。つい最近、日本むかしばなしの「おいてけ堀」を見て、恐怖で泣き出したムスメが、本当にこんなもの読むの?っていうか、もうちょっとストーリー性があって品があって、若干、教訓めいた物語の方が親としては好ましいんですけど?怪談って・・・情操教育上どうよ?などと、一瞬にして頭の中に、私らしからぬ「教育ママ」的発想が次々と浮かんできたわけですが。このシリーズの編集責任者を見てびっくり(@@)松谷みよ子さんではありませんか!あの、モモちゃんシリーズの!私の敬愛する松谷みよ子さん!1冊に10話ほど収録されていて、それぞれ作者が違うのですが、作者も皆さんそろって、日本内外の民話や伝承を研究されている方々ばかり。へぇぇぇぇ~~~!どんないきさつで、松谷みよ子さんが指揮をとり、このような方々が集まって怪談集ができたのだろう・・・?本にはもちろん、HPにもこのシリーズの意図するところは書かれていません。でも、何かきっと子供たちに伝えたいことがあって誕生したシリーズなんだわ・・・。私が読書好きになったきっかけが、松谷みよ子さんのモモちゃんシリーズ。初めて読んだのがちょうどムスメの年頃でした。それを思うと、なんだか偶然とも思えず、ムスメにこのシリーズの中の1冊を買ってあげることにしました。その日買ったのは、コレ↓すぐに読み終わって、先週はコレ。それから、学校の図書室でコレを借りて読んだとか。私もちらっと読んでみましたが・・・結構、ゾッ~~~とする話もありますよ~。ムスメ曰く、「お話がよくわからないのもあるんだけど、わからないけどこわいのがいいんよ~」だそうで。わかってないのか?怖そうなタイトルをチョイス。
June 14, 2007
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いつもお世話になっているきママさんがブログで紹介されていた絵本です。つきのわこぐまクマの絵を見て私が一目ぼれ。カワイイだけじゃないクマの表情がいいなぁと。みんなには「とってもステキなところ」があるのに、どうしてボクには一つもないんだろう・・・と悩むクマが、自分のステキなところを発見するというお話です。ありがちなストーリーではあるのですが、クマくんが泣き出す場面が切なくて、ついぽろりともらい泣きしてしまいそうになります。個人的に好きなのは、迫力あるライオンさんの表情ですが(爆)くまコレクションをしているくま好きムスメに、お母さんからのクリスマスプレゼントとして渡しました。最初は、クマの顔がちょっぴり恐かったようで、退き気味だったのですが何回か読んだようで、大切にしてくれています。ホントは、自信喪失気味のムスコに読んでほしいのですが、私が渡すと「イヤミ?」とかいわれそうなので、まだ何も言ってません。自信喪失気味の私も、あらためてはっとさせられるお話でした。
January 11, 2007
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ここのところ、読書がマイブームの娘。そろそろ絵本から「本」にうつってほしいなぁ、と思って誘導してみたら、結構、読むようになりました。読む、といっても、私が音読してあげた方が喜ぶので、まだ大半が音読ですが。でも、息子とちがってほうっておいても自分で読むし、本の趣味も私と似てるし、読みながら私が思ったとおりの反応をしてくれるので、いやもう、私もうれしくて(ToT)そこで、1年生娘の読書日記などをつけてみようと思いたちました。とりあえず、ここのところ読んだ本は、フリーページの方にさるえの本棚としてまとめてます。これからは、読了後、随時、日記に書いていこうと思います。
April 20, 2006
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