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という人は、ぜひゲド戦記の原作にもなったシュナの旅をご覧くださいませ。やっぱり宮崎駿の世界観はすばらしい。ストーリーはシュナという少年が、自分の国を救うために世界を旅するというお話。最終地の神人の土地は、宮崎駿ならでは。これが動くところが見たかったなぁ~!あとがきで、シュナのたびは地味な話なので映画化は難しいとコメントが乗ってましたが、映画でも見たかった気持ちでいっぱいです。駿氏は今は何を製作しているのでしょうか?駿氏で監督したゲド戦記が見たかった・・・。こちらにジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント全文(仮)が乗せてありました。やっぱり、原作読まないとだめだなぁ・・・。
2006.08.28
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先日、岩手方面に旅行に行った際に、宮沢賢治記念館でますむらひろしさんが書いた銀河鉄道の夜とグスコーブドリの伝記を購入しました。ますむらひろしさんは、アタゴオルシリーズのひでよしが有名。ハウスシチューのCMなどにでてますね。ますむらひろしさんの絵が好きで、さらに宮沢賢治。かなりつぼってしまいました。小さいころは、なんとなく暗い感じがして宮沢賢治好きじゃなかったんですが、年をとるとともによさが分かってきて感慨深いものがあります。銀河鉄道の夜もこんな話だったんだと、再読して気づくものがあったりして読み込んでしまいました。まだ夏休みの感想文がかけていなかったら、宮沢賢治なんていかがでしょう?それにしても、ますむらひろしさんが書く猫の絵癒されますね~。宮沢賢治の話とあいまって、じわじわと良さが伝わってきます。
2006.08.23
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現在2幕まで出版されているこのデモナータシリーズ、やっと1幕目を読み終えました。この本の作者は前作ダレン・シャンシリーズ合計420部も売り上げた、人気児童小説作家。前作はダレン・シャンという作者が、自分が体験したお話ですという設定でダレン・シャンを主人公に描いたヴァンパイヤ小説。ただのミステリーやファンタジー小説と違って、子供向けとはいえグロいです。フリークスや珍獣たちが活躍し、第1巻では友人の命と引き換えにダレン・シャンが死んでしまいます。怖いもの見たさで次々とページをめくっていってしまう。ダレン・シャンシリーズはワナーブラザーズが映画の版権を取得したり、週間少年サンデーで漫画化が予定されています。そんな、作家が贈る新しいシリーズ。どんな話だろうかとワクワクしながら一気に読んでしまいました。今回は悪魔たちが主役。主人公グラブスの目の前で惨殺される家族。呪われた血。チュスでの戦い。子供の大人も楽しめる、エンターテイメント小説。夏の夜のお楽しみに読んでみてはいかがでしょうか?早く続きが読みたい!
2006.07.07
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先日、友人から薦められて僕らの事情。を読みました。友人がこの本を知ったきっかけは、NHK週間ブックレビューというBS2の番組にてべた褒めされていたからとのこと。普段児童書を読まない友人が、児童書を読むなんて珍しいなぁと思いつつ読んでみることに。内容は15歳の少年ネイサンが語る、親友サイモンとの日々。筋ジストロフィーで車椅子生活を送るサイモンはクラスの人気者。しかしその病気は死にいたる病。次第に衰えていく親友に、戸惑うネイサン…。ニュージーランド発青春小説。 命と友情がテーマのこの本。文体や内容からみても児童小説というくくりではなく、悩み多き大人や思春期の子供に読んでもらいたいなぁ。死に至る病気ものとして重い話なのかなぁと思いきや、主人公二人の友情物語でした。筋ジストロフィーという病気でも、くじけずに明るく生きるサイモン。サイモンを取り囲む家族、友達、親友のネイサン。この本に出ている全ての人たちが素敵な人たちで輝いています。人との関わりって大切だなぁ、と痛感。でも、もし私がサイモンの立場だったら?ネイサンだったら?死にゆく人とどう接したら?最後には、死との対面し成長するネイサン。この小説には、友情とちょっぴり恋愛と死と成長と生きることすべてが詰まっています。
2006.06.29
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