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2013年10月04日
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カテゴリ: 靖国出版

伊勢の遷宮という国家的なお祭りの日に、大きな動きがありました。
2月の満月の日に思いついたこと。それは拙著『靖国』を安倍首相の手元に送り届けようというものでした。そこで知り合いの産経新聞の記者やら、遊就館(靖国神社の博物館)の顧問やら、首相のシンクタンクと呼ばれる知識人やら、さまざまなチャンネルを使って、その可能性を探りました。ところが首相になる前なら、気軽に連絡を取り合えていた方々も、首相になった途端にそれができなくなったというのです。
そうしたら半年かかって、ついに首相と直接パイプを持つ方と、出会うことができました。以下はそのやりとりの一部です。そして、ついに遷宮の日に拙著は側近の秘書に手渡されたのです。

宮本:「靖国問題はいつか解決しなければならない難題です。そこでそのことに決着をつける唯一の大義名分があると考えております。それは日本国の礎を築かれた聖徳太子の「和の精神」を全面に打ち出して、日本人の精神性と日本の立場を明らかにすることではないかと考えます。つまり、世界が注目する首相の靖国参拝を、日本国が和の精神を旗印とした民族国家となることを宣言する場にしていただきたいのです」


A氏:「了解致しました。聖徳太子の和の精神を靖国で、それは興味深いお考へでもあり、少し私自身の思想的な問題としても 受け止めたいと思ひました。それはともかく、宮本様のご著書とお手紙は首相の手元と側近にお届けします。拙宅に2点お送りくだされば対応します」


A氏:「一昨日、安倍総理秘書に直接手渡しました。私から秘書への伝言は総理に直接上がることになっていますので、御目通しは頂けると存じます」
つまり、遷宮の日です。


宮本:「この度は誠にありがとうございました。 そこでもう一押し、靖国参拝のご決断に以下の言葉を機会がございましたら、安倍総理に是非ともお伝えいただきたいのです。何卒どうぞよろしくお願い致します。聖徳太子が「和を以て貴しとなす」といって、日本の和の精神を打ち立て、「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無き」といって、臆することなく大陸と対等に渡り合ったように、安倍首相には是非とも「平成の聖徳太子」になっていただきたいのです」


A氏:「安倍総理に平成の聖徳太子、これはまことに興味深い御発想です。このところ直接お目にかかる機会はありませんでしたが、多分近く、少しゆっくりお話しする機会があるような予感がしています。その時にお話申し上げます。色々御教示有難うございます。御縁に感謝いたします」
ーーーーーーーーーーーーーーーー


8年前、日本人の魂の蘇生を願って上梓した拙著『この国を愛するために靖国』が、伊勢の遷宮という、正に日本人の魂の蘇りを象徴する日に、日本国総理大臣に届けられるという、こんなに有難く劇的で嬉しいタイミングはありません。






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最終更新日  2013年10月09日 14時52分11秒
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