Hitorigoto

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トイレトレーニング奮闘記

トイレトレーニング奮闘記



2001年8月 (2歳6ヶ月)  1回目の挑戦 そして失敗

2歳の夏が良いと聞いていたので夏休み両親が住むマレーシアペナンでの滞在が約1ヶ月あるのでそのとき挑戦することにする。友達からいきなりパンツにすると良いと言われたので思いきってパンツ一枚にする。おっかな吃驚だったがペナンの家は床がマーブルなので簡単に拭けると言う点がこちらも大変気が楽でよかった(但しじーじ大事の絨毯ははずした)。最初に失敗したときは本人も吃驚。だが、促せば行くようにはなったが自分から「トイレ!」とはなかなか言い出さなかった。しかも家にいる間はパンツのままだがついつい出かけるときは(特にペナンはトイレ事情も悪く)大変なのでおむつにしてしまう。これがやっぱりいけなかったように思う。おむつもトレーニング用のものを使用していたので濡れたらわかるはずなのだが、あんまり気持ちが悪くなかったようだ。(T.T)

そのうち慣れてだいたい行くタイミング(大体2時間おき)がわかってきたので事前に行かせるようにすると失敗は減ってきていたがそれでも自分からはなかなか言い出さなかった。2週間経ってやっとプールの前後自分からトイレに行って出来る様になった。成功したらトーマスのシールを1つ貼るというご褒美が効いたと言うのもあるのかもしれない。

ペナン滞在1ヶ月の間にほぼ取れたような感じではあったが、日本に戻って環境が変わるとお互いトイレのタイミングも難しくまだ完全にパンツにするのはσ(^^)も不安で結局おむつに戻ってしまった。ここまでやっても自分で濡れたときの不快感やトイレが出るというむずむず感がいまいちわかっていないようなのでやっぱり少し早かったのかもしれない。 また中途半端にはじめてもお互い不快なだけなので思い切って3歳を過ぎるまで放っておくことにした。




2002年2月 (3歳1ヶ月)  2回目の挑戦

幼稚園入園までには必ずおむつをはずすようにと園から念押しされているのでプレッシャー。冬ではあるがまたペナンに行くことになり、ペナンなら年中夏なので良いだろうと今回は準備万端。 「一日でおむつがはずれる」 という本を参考にペナンに着いた翌々日から決行することに決める。そのためにはまず本で用意するよう書かれていたおまるを購入。本当は足を広げず座れるタイプが良いそうだが(その方がパンツを脱いだまま座れるため)ないので仕方がないまたぐタイプに決める。

やり方は次の通りだ。
 (1) 5分おきにパンツが濡れていないか聞く。濡れていなかったご褒美にジュースか喉が渇きやすいおやつを与える(よりトイレに行きやすくする為もある)。
 (2) 15分おきにおまるに座ってみる。自分でパンツの脱ぎ着をする。(なるだけ手はださない)
 (3) 出たら自分で中身をトイレに捨てさせる。(なんでも自分で出来るようにするため)
 (4) 上手に出来たら褒めてご褒美を与える。
この繰り返しを続けると言うわけだ。

初日。朝食の後おまるを台所に置き5分おきにパンツが濡れていないか聞く。濡れていないご褒美に大好きなスイカジュースを少しずつ飲ませる。おまるを台所に置くのは簡単に座れるため(しかも失敗しても拭きやすい)。ご褒美のおやつやジュースも与えやすい。5分おきにパンツが濡れていないかの確認・ご褒美は続ける。出なくても15分おきにおまるに座るのはパンツの脱ぎ着の練習にもなるのだ。何度かやっている内に偶発的にでもおまるで出来るようになると言うわけだ。スイカジュースは利尿効果もあるしそれだけ水分を取るのではじめて30分後おまるに座らせたら最初のトイレが成功。自分でおまるの中をトイレに捨てにいって元に戻すと言う動作も結構楽しんでいた。おまるに座るのもいやじゃないみたいだ。当日は専念させるため他に家族がいない方が良いし、TVやおもちゃ遊びもさせないようにしなければならない。そしてやっている内にトイレの出る感覚が養われていくというわけだ。もちろんパンツが濡れないという事が大きな自信にもなる。 その日はウンチをパンツにしてしまった失敗のみで小さい方は失敗が一度もなかった。(本には大きい方と小さい方は一緒に出るから同じようにしていると出来るとあったが、息子の場合大きい方だけ出るためわからなかったようだ) 相当疲れたらしく良く食べ昼寝もした。夜は熟睡していた。

2日目。はじめての失敗。しっかり怒る。そして後始末も自分でやらせる。昨日成功して一杯褒められていたため相当応えたようだ。大きい方は今日も失敗。5分おきの確認を少しずつ間隔をあけていく。夕食は外に出かけたが失敗はなかった。

5日目。小さい方の失敗はほとんどなし。じーじに大きい方が成功したらトーマスのケーキを買ってあげると約束して貰ったのだが、気にしすぎて昨日は出ず終い。朝食後「出る~!」と言って座った途端大きい方も成功!! \(^o^)/ おもわず「じーじケーキお願いね!」ってσ(^^)まで叫んでしまった。小さい方は3日目ぐらいから何も言わなくても自分から座ってするようになった(1度だけパンツをはいたまま座ってしまったが)。

1週間ぐらいから濡れていないかの確認も辞め徐々に普通のトイレでも出来るように促してみた(それでも本人はおまるの方が好きだったようだが)。外ではこちらが時間を見て気をつけて行かせるようにしていたが、何よりも本人がしっかり自覚を持っているのがよくわかったのでもう大丈夫とσ(^^)も不安なし。なぜか夜の方は全く気にすることなく最初から失敗なし。それだけ貯められる機能が備わっていたと言うことなのだろうか。(やっぱり去年の夏は早すぎたと言うことだろう) ただし帰国の前にKLに遊びに行った折りクーラーの寒さで何度か失敗していた。もっと寒い日本に戻ったら、、、とかなり心配して一応慣れたおまるも持ち帰ったのだが、それも数日でちゃんとトイレで出来るようになった。大成功~!\(^o^)/

トイレトレーニングを成功させるのに一番大切なのは時期だと思う。だいたい2歳すぎからと言われているが、トイレはおむつではなくトイレでするものと判断できる能力や身体の機能がそれに対応できているかというのは個人差があるので見極めが大事だと思う。σ(^^)的にはやっぱり短期間に集中してやるというのが成功の元だったと思う。一度失敗してしまったが、それだけに集中させなかったのもいけなかったし何よりも本人の自覚がまだちゃんと備わっていなかったというのもあるのだと思う。本の通りやってほぼ2日で成功したお陰で(大きい方はもう少し日を要したが)親子共々随分ストレスが違ったと思う。何よりもトレーニングを楽しんでやれたことがとっても良かったと思う。
(もちろんあの日以降全く失敗がなかったかと言えば嘘で何度も失敗はあったし、半年以上経った今も時々ズボンを濡らして帰ってくる日があるが。。。)




2002年9月 (3歳7ヶ月)  そして今、、、

全く失敗のなかった夜だったが涼しくなってから時々お漏らしをするようになった。1週間続けておむつをしても失敗ないからとはずすと、、、お漏らし。。。なぜ?(?.?) この冬は危ないだろうと思い切っておむつを買い足していたので夜はおむつをして寝かせている。失敗がなくてもお布団を濡らすことを考えたら、、、まっいっか。

(と言うことで夜のおむつ続行中)




参考文献  : 『この方法なら100%成功する 「一日でおむつがはずせる」』 N アズリン、R フォックス著 篠田顕子訳 主婦の友社

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