Hitorigoto

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幼稚園ご入園騒動

幼稚園ご入園騒動



 習い事と違って幼稚園は3年間お世話になるところ。本人の将来にはかなり影響も与える時期でもあろう。入ったは良いけれどあわなかった。。。という話も聞いていたので近所にある幼稚園は片っ端からみてどこが良いか相当悩んでしまった。家の子はプレ幼稚園の様子を見ていると結構マイペースでばかなり奔放である。厳しい幼稚園では型にはまらず園に行くのがイヤになってしまったり、のびのびさが損なわれるのもイヤだし、かといって自由を大事にする幼稚園ではますます奔放になられても困る。どういうところが本人に一番良いのか難しいところである。

 結果的にσ(^^)たち親も大変満足し子どももとっても楽しく毎日通っている幼稚園に入ることが出来た。でもやっぱりあちらこちら見に行ったから決められたのだと思っている。去年の10月はとにかくどたばたと忙しかった。そんな大騒ぎのご入園騒動記 ご参考になれば、、、と思います。



説明会・園めぐり   2001年10月初旬

 夏はいつものようにペナンに遊びに行っていた。8月末帰ってきてあちらこちらの幼稚園に問い合わせてみるとほとんどの幼稚園が10月初旬に説明会が用意されていた(中には事前に申込みが必要のところもあった)。行かれるところはとりあえず説明会に行ってみた。説明会だけのところもあれば保育の様子を見せていただけるようになっているところもあった。また園によってはそこで運動会やバザーに是非見にいらしてくださいと案内を受けた。説明会だけではわからない園の様子が見られると言うわけだ。他に個々に申し込むと普段の園の様子を見せてくださると言うところもあった。それが一番園の雰囲気・保育の様子がかいま見られたように思う。先生達がどんな風に子ども達と接しているか、園庭でどんな風に遊んでいるか、お弁当はどんな風に食べているか、絵画のクラスはどんな風にやっているのか、、、など結構見られたと思う。

 運動会の様子も面白かった。ちょうど同じ日に2つの幼稚園で運動会があり未就園児の為の競技が用意されていてお土産までいただいてきた。同じようなことをやっているようでもはっきりと園の特徴が出ていていい比較材料になったと思う。(来年はあんな風に親も頑張らないといけないのかと驚かされたが。。。(笑))



願書配布   2001年10月15日

 このあたりでは一斉にこの日願書が配布される。とにかくまだ絞り込めていなかったのでいただけるところは全部いただきに行った。なにせ願書をいただいておかないことにはいざ行かせたくなっても提出出来なくなってしまうからだ。最初の候補から2つぐらいは消去出来ていたが結局全部で6つもいただいてしまった。(すごすぎ?) 自転車で全部廻ってみたが、いやはや疲れました。f(^^;)



候補となる幼稚園の比較事項 そして決め手となったところ

 よく幼稚園の決め手にあげられているのは、
  ・園のお迎えバスがあるか  ・給食はあるか  ・延長保育はあるか  ・制服

 とあげられるが、家から通える範囲の幼稚園8つほとんどが同じ条件だった(延長保育があるのは1つのみ)。園バスはほとんどマンションに来ていたし給食は週2回、お弁当週2回と決まっていた。来年度から土曜保育が一斉になくなるため今まで毎週午前のみだった水曜は各幼稚園によって違っていた。よってほとんどこれでは決められなかった。

 先生の雰囲気も園それぞれだった。若い先生ばかりで子ども達と和気藹々といった雰囲気もあれば(反面多少しまりのない感じも受けた)、男の先生がいらっしゃる園ではやはり女性ばかりの園とは違った感じがした。全園児の名前は担任以外の先生も全員が覚えていますってきっぱりとおっしゃった園もあった。

 学年にかかわらず縦割りで遊ぶ時間が多くもうけられている園も良かった。朝一番毎日園庭を走るという園、専門の絵画の先生がいらしてかなり力を入れている園。それぞれ特徴が見られて悩む種がどんどん増えた。正直園長先生の雰囲気がかなりポイントにもなった。園長先生の雰囲気はそのまま園の雰囲気がやはり反映されている気がした。直感的なものでなんとなくこの方なら任せられそうだと思える方、そうじゃないのでは、、と感じたことがσ(^^)の中ではかなり大きな比較ポイントになった。

 一番悩んだのは同じマンションに同級生が沢山いる方がいいかどうかと言う点だ。よく公園で遊ぶ友達何人かはみんな2年保育で来年は入らないと言う。それに2番目なので兄弟枠で入れるのが決まっていると言うのだ。小学校は一緒になるのだから幼稚園も同じ方が良いだろうと第1、第2候補に上がった。でもどちらも非常に人気があり抽選で決まるという。運を任せるしかないのか。。。しかしこの理由で決めて良いのか。。。

 新しい園舎で園庭も広い幼稚園は園バスがないため、毎日のことを考えるとやはり消去せざるを得なかった。園庭が小さかったり暗いイメージの幼稚園も消去した。やっぱりのびのびと保育して貰える環境がいいだろう。(特に暴れん坊の我が息子のためには) 一緒に園巡りをしていた友人のご主人がバザーをみて「ここなら父兄の年代も同じぐらいだから良いんじゃない? あんまりヤンママばかりいるようなところなら浮くでしょう」って言ったのが印象的だった。(笑) でも確かに父兄の雰囲気も大きなポイントの一つだろう。

 結局同じマンションに住む友人が多く通う幼稚園2つ(両方とも抽選)ともう一つ。園長先生や年輩の男の先生がいらっしゃることで先生方の雰囲気がとっても落ち着いて安心して任せられる幼稚園(ただし園バスは来ているが少し遠い)を候補に残した。



そしていよいよ・・・・・抽選   2001年10月31日

 まず朝10時からの抽選に行ってみる。前日から並んでいる人もいたようだがそれは抽選にはずれても先着順で補欠に入れるという利点があるためだ。σ(^^)達は当然後ろの方。もちろん確率は同じなのだが気分的に他の人との意気込みの差が随分あるのを感じてしまった。f(^^;) そのせいかどうかはわからないが見事落選。午後のこり2つの園が重なっているため子ども達は一時保育に預けお互いのおばあちゃまにも手伝って貰う。2時から抽選がひとつ。その間もう一つの幼稚園では受付が開始されるのだ。抽選の方は、、、こちらも見事落選。しかも一緒に行った友人共々仲良くだ。もうこれはご縁がなかったのだろうと気持ちに踏ん切りがついた。最初から雰囲気もよく気に入っていた幼稚園に導かれたような気さえした。

 この幼稚園は受付に並んだ人は一通り入園が可能という説明を受けた。(人数がオーバーの場合1クラス増やす) それ以上の人数になったときはどうなるのかという不安が残ったが、結果的に(1クラス増えたが)募集人数ちょうど集まっていたので驚いた。手続きや説明があったためおばあちゃま達に子どもを預け園に残ったのだが、一旦家に帰ったりもしたが結局すべて終わったのは夜10時をまわっていた。はぁ~ 長い一日でした。



願書提出・面接試験 そして。。。。入園決定!   2001年11月1日

 面接で落とされることはないと言われていたが、家の子のように早生まれの場合まだ園に通うのは早いと判断されることもあると言われていたので大緊張。待合室(教室)ではおもちゃも用意されていた。緊張してママにしがみついている子もいるというのにマイペースの我が子はここでもいつも通り。面接では2人の先生がいらして1人は子どもの相手、パズルなどをしていたようだ。やはりおむつが取れていないことを言われたが2月までになんとかすると言うことでクリアー 無事入園が決まった! \(^o^)/ 入園許可書と一緒に制服の注文をするのだが、そこでやっと「あぁ~本当にこの幼稚園に入れるんだぁ~」と実感が湧いてきた。ホント大変だったが、無事良い幼稚園に決まって頑張った甲斐があった。

 もし他の幼稚園の抽選が当たっていたらどうしていただろう。。と考えることがある。でもやっぱりこの幼稚園に決めていたと思う。自宅から少し離れているというマイナス面はあったが、他の2園は近所に友人が多いというだけで、園の雰囲気そのものが特別気に入ってと言うのが実のところあまりなかったのだ。やはり大きな決め手は園の雰囲気や先生方の様子 それが気に入るかどうかという事だろうと思う。そう言う意味で結果的に悩むことはなかったが、不安な点が全くなかった園に入れたということは、実際に通わせてみて満足出来ていることにつながっているのだと思う。

*そうそう、面接の時 「出来たら仲良しのお友達と同じクラスにしていただけたら、、」とお願いしてみたのだが、結果同じクラスになれた。家の場合は少し園から離れていて近所にお友達も少ないので考慮していただけたのかもしれない。逆にわざと仲良しのお友達とは違うクラスにする園もあるそうだ(新しいお友達が沢山出来るように、、かな?)。ご参考までに。



入園前に準備すること   2002年3月 

 2月説明会があり生活の面での説明の他に教材を渡されそのほか準備するものの説明を受けた。教材や制服等の名前つけの方法、そして何よりも大変だったのは指定された大きさの袋(お稽古バック、上履き入れ、体操着入れの3点)を用意することだった。ほとんどのお友達がキャラクターの生地だろうからとあえて違うものにしたかったので参考になる本を探し材料を調達して2月ペナンに行った折り母と一緒に作ることに決めた。妙に苦労したのは名札。体操着やスモックの背に大きく名前を付けなければならない。手書きだとどうしても汚く見えるため、パソコンで作りアイロンでつけられる専用用紙に(反転させ)印刷してつけた。苦労した甲斐があってきれいに出来たと思う(遠目で見てもかなり目立つ)。着ていく下着類1つ1つにも名前が必要なので通販で名前アイロンプリントを購入した。かなりの数になったので準備も楽ではなかった。(楽しかったけどね)

 生活面では規則正しい生活をすること。もともとが早寝早起き派なので苦労はなかったが、問題は「自分で靴を履いたり洋服の脱ぎ着が出来るようになりましょう」と言うことだった。でも入園前までにはなかなか出来るようにならず通い出してから徐々に出来るようになったというところだろうか。
kinder01
頑張って作りました!

 3月1日入園があった。実はどうしてもペナン滞在を延ばしたいためにこれは欠席してしまった。そう言う機会が今までになく親離れが出来なかったり、なかなか慣れないタイプの子だったら頑張って出席させたが、家のこの場合はペナンでも現地幼稚園に通わせていて(言葉がろくすっぽ通じないのに)σ(^^)と離れる心配はほとんどなかったし、マイペースでどこへいっても変わらないタイプのためまぁ大丈夫だろうと判断した。(完全なるいいわけだけど。。。(^^ゞ) 

 園に通う道具は揃った。あとは毎日泣かずに楽しく園に通えるかどうかは、、、ふたを開けてみないことにはわからないだろう。


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