家をつくろう!=BLUE ISLAND=

家をつくろう!=BLUE ISLAND=

Vol.80



=えっ!3LDKより1LDK?=

去年後半からマンションの間取りに変化が見られている。
というのは、分譲マンションに1LDKや2LDKの
間取りが増えているからだ。
どれくらい増えているかと言えば、2000年には
マンション全体の2%だったのに対して、去年後半では
4.5%まで変化している。
占有面積は、50m3~90m3まで大きさもまちまちだが、
本来マンション建築は 家族向けに間取りが考えられ、
3DKから4LDKのクラスを多く作り、売れ残りが少なく
なるように建築されてきたが
この考えを変えさせたのが、シングル女性達で
マンション業界では大切なお客様である。
1年ほど前から金融機関もシングル女性に対して借り易い
住宅ローンをつくり始めたのがきっかけで、
その女性達が必要な部屋数が1LDKであったわけです。
さらに熟年夫婦の第二の暮らしがマンションに変わってきた
のも建築戸数を増やす要因になったのでしょう。

ただし、今までの1LDKと違う点があります。
広さです。
LDKの広さはは20畳~25畳、主寝室も10畳以上
さらに収納はウォークインクローゼットが4.5畳から5.5畳と
いったもの。
今までの1LDKの広さの倍以上あるものが多い。
というのは、階上の部屋割りは主として売れる3LDKや4DKの部屋があるので 
マンションの空間としての占有面積は
階上、階下の部屋とさほどかわらない。ただし、マンションは
日照権の都合で上に行くほど狭く作らなきゃいけない場所もある。
2LDKをそこに作れば建築主にも好都合。
占有面積も少なくなるし、安くできる。
さらに、内装建築が少なくてすむのでその分価格は安くなる。
3000万台の3LDKにするか2500万台の2LDKにするか
それは、住む人のライフプランによって変わってくる。




© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: