Ｖｏｌ．87
＝家を建てる前に設備を考えよう（２）＝
●住宅配線設備
今までの住宅情報配線はテレビ・通信は全く別のものと
されており関連付けて配線されることは少なかったと
思います。
しかし近年は情報化が進み、テレビではU/VHFのみ
受信するという形ではなく
CS・BSやCATV等選択肢も多種多様となりつつあります。
又、通信設備もインターネットの発展により、
ただ電話を使えるだけという設備では物足りなくなっている
のが実情です。
アナログ回線からISDNへ、そしてこれからはASDLへ
どんどんと通信手段も選択肢が増えていく中、
選択の時に対応できる配線設備を準備しておく必要があります。
インターネットの分野では、
アナログやISDNなどの電話回線を利用する方法や
CATVがサービス供給している常時接続サービスも
次々と選択肢が増えてきています。
又、パソコンを各個人が所有するような
一世帯・PC複数所有な時代に変化しつつありますので、
今までは会社設備であったLAN配線も家庭内に敷設することも
将来的にはどんどんと増加する傾向にあります。
ワイヤレス時代はいつくるんだろう？
住宅を建築される場合には、
このような住宅インフラの計画も
大変重要な設計科目となってきます。
これから長く住みつづける我が家のインフラ整備も
設計のポイントにしてくださいね。
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