Windows Sonic for Headphonesでのオブジェクトの数は、Xbox Oneでは16と少ないのに対して、Windowsの場合には112と、非常に多くなっている点が興味深いです。
出典:「Spatial Sound」(https://docs.microsoft.com/en-us/windows/win32/coreaudio/spatial-sound)
実は、Dolby Atmos for HeadphonesやWindows Sonic for Headphonesをオフにした状態でも、ある程度臨場感が感じられるのですが、オンにすると、なんとなくではありますが音響空間が広がる気がします。
雷鳴の重低音や土砂降りの雨の音などは違いがはっきりしているように思います。
Dolby Atmos for HeadphonesやWindows Sonic for Headphonesの「オン」と「オフ」の差よりも、ヘッドホンの品質の差から得られる違いの方が大きいのかもしれませんが、「オン」と「オフ」の差は確かにあります。
なお、Dolby Atmosはチャンネルベースの音声にオブジェクトベースの音声が付け加えられているものなので、NetflixなどのストリーミングのDolby Atmosの音声では、Dolby Atmos for HeadphonesやWindows Sonic for Headphonesは、5.1chのチャンネルベースの音声にオブジェクトベースの音声の効果が加わった音声を処理して、ヘッドホンに向けて再生していることになります。
Atmosの立体音響体験用トレーラーのMP4ファイルをPowerDVDで再生して、ファイルの情報を見ると、フォーマットはDolby Digital Plus 5.1chで、ビットレートは384Kbpsとなっています。
少なくとも、5.1chの再生ができるアプリとDolby Atmos for HeadphonesかWindows Sonic for Headphonesの組み合わせで再生してみると、Dolby Atmos for HeadphonesやWindows Sonic for Headphonesのサラウンドサウンドの処理能力について知ることができると思います。