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2020.05.11
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カテゴリ: データ分析
「陽性率が7%未満」が大阪府の出口戦略の基準になったようですが、この説の基になっている​ 千葉大の論文 ​の趣旨は、 「陽性率が低く、検査数が十分に足りている状態→感染者を早期に確認できている→早期に医療ケア開始ができている→死亡者を減らすことができている」 ということだと思います。

「陽性率が7%以下あるいは未満」だと陽性者が少ないので安心できる、という話ではありません。そもそも、「7%の陽性者数」というのは検査数の分母次第で変わります。絶対数が多い状況の場合には、出口の基準になりにくく、KPIとしてはわかりにくい指標かもしれません。あと、ベッドの空き率とかいう大阪府の基準ですが、分母のベッド数を増やしていく必要があるのではないかと思います。

実は、


「7%」という値は、例えば解析に利用したデータの期間などによっても上下に振れるはずで、厳密な意味があるわけではないと思います。

検査体制が崩壊していないかどうか、検査数が十分足りているかどうかの大まかな目安として考えるべきものです。

千葉大の論文では、感染確認者数のデータと死亡者数のデータのタイムラグについて言及しています。

個人的には、「7%」の話よりも、感染確認と死亡の「タイムラグ」の話の方が本筋なのではないかと思ったりします。でも、「タイムラグ」よりも「7%」の方が「キャッチー」なので、「7%」を前面に出したのではないかと思います。

千葉大の論文 ​に対しては、辛辣なコメントが投稿されています。英語の論文は、やっぱり読みにくいので、できれば日本語版を出してほしいと思います。

↓ECDCのデータを利用して、感染確認者数の時系列推移と死亡者数の時系列推移の相互相関から「タイムラグ」を推定し、死亡率との関係を見ました。感染確認のタイミングが早い方が、ケアを早期に始められるので、死亡率低下につながる、ということなのではないかと思います。横軸が「タイムラグ」、縦軸が死亡率です。左の方にある国は、感染確認と死亡までの時間が長いと思われます。


↓5月10日に計算した、日本の感染確認者数の時系列と死亡者の時系列の相互相関。横軸が日数の差です。棒は相関係数の大きさを示しています。この場合、 感染確認の時系列推移と死亡の時系列推移の間のタイムラグは 11日だと推定されます。最近は「タイムラグ」が長期化していて、医療ケアに時間をかけられるようになっているのではないかと思います。



↓4月17日に計算した、日本の感染確認者数の時系列と死亡者の時系列の相互相関。感染確認の時系列推移と死亡の時系列推移の間のタイムラグは4日と推定され、タイムラグの日数が短かったと推定されます。 4月の上旬ごろまでは、検査数が不十分で、感染確認のタイミングが遅かったのではないかと思います。








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↓実効再生産数を計算できる Webアプリがあります。


​↓倍加時間についてです。

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​【ダッシュボード 「COVID-19 Transition Graphs」 を試作】​​
中国本土以外の地域への感染が拡大しているため、国別、地域別の感染者数の推移を簡単に確認できるダッシュボードを試作しています。​

随時、ページを追加しています。グラフのデータは、右上部分の操作でダウンロードすることができます。

アメリカの「地域別の変数」を前処理して、「州別」での推移をグラフ化できるようにしました。

また、州コードのフィールドを作成してコロプレス地図も作成しています。

楽天ブログでは「iframe」タグが使えないので、Bloggerのページから利用できるようにしています。

無料で利用できる、グーグルの「データポータル」のダッシュボードです。データさえあれば、簡単に作成できます。「国」別、「地域」別に日ごとの感染者数の推移を見ることができます。

↓ダッシュボードの試作です。下記リンクのページから利用できます。
​​

ジョンズ・ホプキンス大学の 「JHU CSSE」の「Covid19 Daily Reports」のデータを利用しています。

直近のアメリカのデータは地域分類が細かくなっていて、1日当たり2千行くらいになっています。
EdgeブラウザやIEブラウザなど、Chromeブラウザ以外での利用の場合はうまく表示されないことがあるようです。

上記のダッシュボードのデータの出所のサイトです。マップがメインのダッシュボードです





↓WHOのサイトでも、感染者数、地域などの「Situation Report」が日々更新されています。関心がある場合は、一日に一度見るといいのではないかと思います。







↓日本のインフルエンザの「定点当たり報告数」をグラフ化できるダッシュボードを試作。都道府県別にグラフ化可能です。



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 新型コロナウイルス(2019-novel coronavirus)対策もインフルエンザ対策と同じで、手洗い、うがい、マスク着用(咳エチケット)、免疫力アップなどが対策になるようです。​



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Last updated  2020.07.27 04:32:10
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