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露地のネジバナがやっと咲きました。昨年と比べて2週間の遅れです。原因は画像右の様に、ツボミが激しい日焼けを起こして、開花できない状態に陥ったためではないかと考えています。こうした日焼けが全花軸の8割に及んでおり、今年の作況は「大凶作」で締めくくることにことになりそうです。画像左の様に、何とか開花できるのは、両手で指折りしつつ数えれば、お釣りが出そうです。は~ぁ(溜息)
2024年06月30日
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この春発芽した品種不詳の雪割草です。総数20点ほどが本葉1枚を携えています。本葉の大きさは単4電池の断面ほど。成熟株でも夏以降本葉が新たに芽吹くことはないので、当年苗の場合も年後半にこれ以上本葉が増えることはなかろうと思います。繰り返しになりますが、この品がどんな品種なのかは全く分かっていません。初花を咲かせるまでは、何者かは推測も困難です。 栽培指南サイトの情報では、発芽2年目で花を付けた例もある様ですが、育成ノウハウが貧弱な当家の栽培品では1年か2年は多めの時間が必要かもしれません。その間に枯れたりしない様、励みなさいよ。
2024年06月29日
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アポイギキョウの1番花が開花して1週間、早くも変り咲き3態が出現しました。1番花は約束(?)通り白花でした。続いて一昨日紫花が、そして昨日は白地に紫絞り(上画像)が開花し、僅か1週間で3態が揃ったことになります。1週間経った1番花もまだ健在で、各々別の花茎ではありますが、3者揃い踏み状態が続いています。 この先の期待としては、1本の花茎に2者、更に欲を言えば3者が揃い踏みして貰うことです。中でも3社揃い踏みはこの10年近く実現しておらず、最後に実現した時の画像もHDDクラッシュで消滅してしまい、「証拠写真なし」の状態が続いています。老人の自慢話に証拠が添えられることを切実に願っている昨今です。
2024年06月28日
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これまで繰り返し紹介して来たのは、全て陸上に生息する草や樹木でした。凡そ20年の園芸生活は、陸上系一色だったと言って間違いはありません。今回、少し目先を変えて、水中に注目し睡蓮に食指を伸ばすことにしました。で、最初の標的として選んだのが、ヒツジグサです。この新種に出会ったのは、尾瀬の湿原で1回こっきりです。配色などが特段美しい・・・ということはなく、純白の清楚な印象に引っ掛かったのかもしれません。 画像がそのヒツジグサですが、通販での入手だったことによる長旅に加えて、宅配ボックスで1日過ごさせた・・・などが重なって、今は少々お疲れモードに立ち至っています。栽培指南サイト情報によると、日差しが大好物らしいのですが、夏場に日向に水を満たした水槽を置こうものなら、半日で”おひたし”になりかねません。過酷な環境に招き入れたことになりますが、何とか”おひたし”だけは願い下げが通る様、手立てを講じてみます。
2024年06月27日
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先月行ったシュンラン再生のための植え替えで、切れ端として残った個体で、あわ良くば復活を・・・と期待して植えていた危篤状態の「天紅香」です。健康体なら10~15cmはある筈の根が、僅かに3~4cmを残して、先端は根腐れを起こしていました。 このポットに植えて1ヶ月ほどが経過しました。枯死の断崖への歩みは取り敢えず止まっている様ですが、実態はどうかな・・・ということで株元の用土を少し掘り返してみました。すると、予想に反して株元には新子が、しかもダブルで芽吹いているではありませんか(円内)。予想外の復活ぶりです。問題は寸足らずの根に、新芽2つ分の養分を供給する能力があるかどうかです。ハードルは高そうですが、何とかこの2芽が自立できる様、固形肥料、液肥など使えるだけの策を動員してサポートしてみます。
2024年06月25日
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一昨日、この場でウチョウランの開花に関連付けて、品種管理上の不手際を紹介しました。その際、次の花期を待って品種の仕分けを・・・などと書き込んでしまいましたが、その様な暢気な段取りでは高々数点の草花の仕分けに2年越えの時間を費やすことになります。 で、これではいかん!! ということで、今分かっている範囲で仕分けを済まそう・・・ということにして、2点だけですが、植え替えた上で、仮名称の品種ラベルを立てることにしました。こちらが、昨日時点で明確なものを別のポットに植え替えた様子です。飛び飛びの番号になっていますが、今後はこの2点とそれ以外の混栽ポットとして扱うことにします。
2024年06月24日
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リコリスは全品種が完全に休眠に入り、作付エリアは更地状態になってしまいました。概ね9月まで続く、この休眠期間が植替えの絶好機です。画像の木組みの範囲には黄花の「山の根ゴールド」と白花の「アルビ・フローラ」を植えています。最後の植え替えから4年ほど経ってしまい、冬の間の葉の密度から推測して、甚だしく過密化している様子が窺えました。今回(6/21です)はこの内の左半分、「山の根ゴールド」のエリア(▼~▼)を植え替えることにしました。 早速、球根の掘り上げに取り掛かります。すると・・・・出るわ、出るわ。こちらが掘り上げた球根の全貌ですが、大はゴルフボールサイズから小はラッキョウサイズまで、総数120個を超える球根が出て来ました。この内、今年の花付きが間違いなさそうな20点を元の30cm×45cmの範囲に植え戻しました。球根を仮配置した様子と、最終的に覆土した様子がこちら(切替表示)です。これでこの秋の花の時期は問題なく乗り切れます。残る問題は、植え残した100個を超える球根の身の振り方です。余りの数の大きさに途方に暮れている・・・といった有様です。
2024年06月23日
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半月前に咲き始めたウチョウランでしたが、顔立ちが大きく異なるものも咲き始めたので、この場でも取り上げることにしました。それが上の画像です。これに対して、半月前に紹介したのはこちらでした。両者は別品種と断じてもいいぐらい、顔立ちは異なります。 そもそも、これらを入手した時の状況は、2号ほどの流通用の塩ビポットに顔立ちの異なる数種類が、「纏めてなんぼ」式に植え付けられたのを購入したものです。花が咲いている内に、顔立ちごとに番号でも付ければ良かったのでしょうが、つい面倒くさがりの発作が出て、そのままにしたのが現在の混乱の発端になっています。今年は全点が花を咲かせることは期待できないので、次の花期には、しっかり仕分けを行うことにします。
2024年06月22日
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アポイギキョウが開花しました。昨年と比べて6日遅れの開花です。この程度なら準・誤差の範囲・・・ということにしておきます。花の図体は、例年の1番花と比べて、一回り大きい様な気がするのですが、これは贔屓の引き倒しかもしれません。 この花を付けた個体の周辺には、同齢の株3点を植えています。発芽3年目に当る昨年、変り咲き(白花、紫花、白地に紫の絞り咲き)の内、2点の同時咲きまでは見られましたが、3点同時咲きは現れませんでした。4年目の今年は更に株の地力も向上しただろうし、あわ良くば3点同時咲きが・・・などと、期待を膨らませています。
2024年06月21日
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歌手・島津亜矢さんの持ち歌に「何で実が生る 花より先に・・・」というフレーズがあった様に記憶しています。このフレーズを横取りする様な生き方を体現している草花があります。それが園芸種と思しきスミレ・「彩雲」です。 この品は春の一時期は手順に則って、ツボミ ➝ 花 → 結実のプロセスを踏みますが、寒冷期や初夏から夏には「花」の段階をすっ飛ばして種子を収めたサヤに飛び付いてしまいなす。画像でAが発生後間もないツボミの段階ですが、開花に向かうことはなく、いきなりサヤに変化してしまいます(B)。そして短期間に種子を成熟させ、Cの様に鞘を弾けさせ種子を飛散させます。という風に、我が家の家訓(?)である「花を楽しむ」に反する行為が目立ち、種々見当の結果「破門、追放」という結論に達しました。と言っても、いきなり燃えるゴミ・・・という訳には行かず、近くの公園にそっと放し飼いとすることにします。運次第ではありますが、一定の勢力圏を築けるかもしれません。
2024年06月20日
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ハクサンシャジンも着々と開店準備を進めています。昨年は6月最終日に開花したのですが、今年も大きく外すことはなさそうです。月山や鳥海山ではお盆の頃、満開の場面に遭遇したことがありますが、関西の平地では雪解けを待つ必要がない分、早く咲くものと思われます。この先自然界で咲く場面を見る機会は殆どなかろうと思います。そんな訳で往時を懐かしみながら、開花の時を待つことになります。
2024年06月19日
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ヤクシマショウマが開花しました。昨年と比べて4日早い開花ですが、ま、この程度は誤差の範囲・・・としておきます。24インチ前後のディスプレイでご覧になっていれば、花の大きさは3cmほどに写っているかと思いますが、実際の大きさは1cmあるかないか、という小ささです。老眼が進行しつつある身では、花弁やシベの識別も容易ならざる相手ですが、比較的乾燥にも強いという特性が幸いして、15年を超えて生き延びている貴重な存在です。
2024年06月18日
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黒軸イワチドリが開花しました。今年の開花は異常事態を経ての開花なので、前年比較は止めておきます。その影響で草丈は4cmほどしか伸びておらず、昨年と比べて半分程度しかありません。 異常事態というのは、冷蔵保存していた容器が行方不明となり、ようやく発見して植え付けを済ましたのは例年より2ヶ月ほど遅れてしまいました。行方不明の真相は、保存場所を失念してしまった・・・という、何ともお恥ずかしい話でした。幸いなことに、バルブは健康を害するまでには至っておらず、9割方は無事に芽出ししてくれました。ただ、芽出しの時期的な遅れの痛手は少なくはなく、今年はこれ以上の伸びは期待できそうにありません。余談ですが、冒頭で「黒軸」を付したのは、一般的には花茎は緑色であるのに対して、本品は黒色であることを表しています。
2024年06月17日
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もう1つのネリネ・「Rosea」も植替えが必要です。上画像が対象となるプランタ3個で、昨シーズンの花期のさ中にも球根の分裂の気配を見せていました。それから半年ほどが過ぎた訳ですが、分球は更に進行している恐れがあります。一気に3鉢・・・という訳には行かないので、今回は後列左のプランタを処理することにします。 こちらが全ての球根を掘り上げた様子です。後ろの2列が親玉で、大きさはゴルフボールサイズです。前2列のラッキョウほどの小玉がこの1年半ほどで分球して増えたものです。この小玉は今回の植替え対象からは除外し、新たな落ち着き先を探すことにします。で、大玉は元のプランタに植え戻します。こちらがプランタ内に球根を仮配置した様子と、最終的に覆土した様子を切り替えて表示しています。残る2鉢は「危険な暑さ」を避けつつ、休眠が開ける前、つまり9月になる前に処理することにします。
2024年06月16日
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先月下旬頃から葉を枯らせ始めた八重咲スイセンでしたが、今は完全に葉を枯らして休眠に入ってしまいました。花を咲かせていた頃の様子を見ていて、何点かが球根の分球が起きている様でした。で、休眠入りを機に、増えてしまった小玉を取り除くと共に、球根の再配置を主眼とする植え替えを行うことにしました。 こちらが掘り上げた球根の全貌です。前列の小玉3個が分裂した新顔です。この小玉は改めて落ち着き先を探すことにします。残る7球を元の10号プランタに仮配置した様子がこちらです。これに用土を被せ、植え付けを済ませた様子を切り替え表示させています。ヒガンバナの花が終る頃まで、この状態が続き、厳寒期の1月下旬から2月の上旬に花の時期を迎えます。
2024年06月15日
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ホタルブクロの1番花開花から3日、早くも見頃を迎えました。昨日の午後時点で25輪ほどが開花していました。この程度の開花が高原状に半月ほど続いた後、ゆっくりと幕引きに向かうことになります。咲き始めを紹介した時点では、花茎の半分は完全に横たわっていましたが、余りに見苦しいので添え木(と言ってもアルミ線ですが・・・)を当てて全員を直立させました。台風並みの強風がなければ、今シーズンはこの状態が維持できる筈です。
2024年06月14日
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この半年、精彩を欠く日本シュンラン・「天紅香」です。一度全身を掘り上げて健康状態を確認することにしました。すると・・・・健康体なら軽く15cmはある筈の根が、僅か4-5cmしかありませんでした。そこから先は腐敗・消滅した痕跡が認められます。原因は植え付けた先の地中の水分が過剰で、根腐れを起こした様です。このままここに放置しては枯死・消滅は避けられない状態です。 ということで、一旦はポットから露地に植え替えたこの品を、元のポットに植え戻すことにしました。新居は4号深鉢で、植え付けを済ませた様子がこちらです。もはや手遅れかもしれませんが、何とか昔の健康体を回復すべく、手厚くサポートしてみます。取り敢えず、危険な暑さは回避しなくてはいけません。ということでこの夏は原則屋内に退避させることにします。時には午前中のさ程きつくない日差しに当てながら、光合成のテクを忘れない程度には外に出すことにします。
2024年06月13日
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半月ほど前に花芽が動き始めたのを紹介した際には、葉陰に隠れる様な存在だったヤクシマショウマでしたが、この半月で様子は様変わりしました。花軸は大きく伸び上がり、遥か下の葉っぱの塊を見下ろす形です。ツボミも成長して、直径2mmほどの球体になり、出番を待っている様に見えます。開花まであと1週間ほどかね~~。・・・とすれば梅雨入り早々の雨のさ中だわな~。
2024年06月12日
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ホタルブクロが咲き始めました。昨年実績と比べて、1日遅れ・・・ということは、事実上誤差なしと見做せる範囲です。準備中のツボミを見る限りでは、大豊作だった昨年と同水準の作柄が期待できそうです。 こうしたメデタイ出来事の裏で、寂しい話もあります。もう1つのホタルブクロ、青花ホタルブクロのうち昨年まで大盛況に湧いた(?)露地植えの一群が完全にい姿を消してしまいました。土中の過大な水分量で根腐れを起こしたものと思われます。対応策として、僅かに生き残ったポット植えの個体を元手に増殖を計っていますが、昨年の大豊作のレベルに戻すには数年がかりになるかもしれません。
2024年06月11日
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プランタに寄生したネジバナから遅れること半月、露地のネジバナがやっと動きを見せました。この一群は芝生の中央部に根を下ろしたものでしたが、そのままにすると住人が歩く度に踏み付けてしまい、花を咲かせることも難しい状態だったものを、壁際に植え替えたものです。5~6年が経過したと思いますが、この2-3年は株別れのピッチが上がり、こんな群落になってしまいました。この群落で7芽の花芽が確認できますが、こんな群落が20ほど存在するので、都合100から150芽ほどの花が実現できそうです。開花は早ければ10日後、遅くとも2週間後・・・と言った頃合いかと見ています。
2024年06月10日
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リコリスが深い(?)眠りに入りました。先頭切ってに眠りに入った「真夏のクリスマス」や「山の根ゴールド」は、もはや緑の痕跡も残っていません。ザックリ言って10月に入るまでは、花芽と雑草を除けばこのエリアに緑が差すことはありません。 休眠期間は植え替えの絶好機でもあります。昨年は「真夏のクリスマス」と「山の根ゴールド」を全点掘り上げて再配置し、密度の適正化を行いました。今年のシーズンはこの効果が持続する筈です。ということでこの夏の間に、ピンク花の「さつま美人」と白花の「アルビ・フローラ」に同様の措置を行うつもりですが、半端ではないと噂される暑さが障害になりそうです。
2024年06月09日
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雪割草の花が終って3ヶ月余り経ちました。画像は「無銘③」の仮名称を付したものですが、昨年芽吹いた葉っぱが枯れ、今年芽吹いた葉に完全に置き換わりました。このまま放置しても、枯れた葉は秋までに落葉・腐敗して自然に消滅しますが、それまでは甚だ美しくない景観を晒します。ということで、今回はこの品の枯れた葉や花殻を刈り取り、そこそこ綺麗な景観を実現させることにしました。 刈り取りは狭く込み入った株元に、ピンセットで枯れた葉を摘まみ、園芸バサミで切り取る、という作業を繰り返します。10分ほどかかって枯葉を全て刈り払った様子がこちらです。枯葉と新葉で押し競饅頭状態だった株元が、かなりスッキリしました。と同時に、これまで葉陰に隠れていた表土が見通せる様になった結果、これまで気付かなかった雪割草の発芽株を発見しました(7時の方向)。この品は二段咲品なので自身で花粉を生成することはありません。開花していた頃、近傍に配置していた標準花から花粉を貰ったか、或いはその標準花が結実した種子が飛散してこのポットに寄生発芽したのか、いずれとも判定はできませんが、新顔が芽吹いたことは確かです。何とか開花できる様、サポートし続けることにします。
2024年06月08日
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ウチョウラン(羽蝶蘭)が開花しました。昨年と比べて5日遅れでした。遅れの原因は、冷蔵保存していたバルブを取り出すのが遅れてしまい、芽出しが遅れたことが尾を引いたものと考えています。この遅れとの関連は不明ですが、保存していたバルブのうち、微小なものは芽出しもせずに消滅したものもありました。また芽出し後の早い段階で賊による食害に遭って、葉が甚だしく損耗してしまいました。葉のあっちこっちで茶色く変色した部位が認められますが、全て食害の痕跡です。尚、犯人の目星は付いていますが、今回は確たる証拠は残されておらず、名指しは控えておきます。
2024年06月07日
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ネジバナが開花しました。奇しくも(?)昨年と全く同じ日の開花です。半月ほど前、この個体が花芽を始動させた時点で取り上げた際、この花芽には白花が咲く・・・と予言してしまいましたが、結果はご覧の通り、白とは断じ難い微妙な色合いの花が咲いてしまいました。本来の赤花というのはこんなもので、今回の開花品はどっち付かずの実に中途半端なものでした。ただ、純白ではないので、赤を含む一般的なネジバナとして扱います。 さて、我が家に繁茂するネジバナは、傾向として発芽後2年目ぐらいには白花を咲かせますが、3年、4年と古参の地位に手が届く様になると赤花に変わるという特徴を持っています。今回開花した個体は、昨年ネリネのプランタに寄生発芽したもので、今年初めての開花です。そんな訳で「白花が咲く」などと大見えを切ってしまいましたが、外れとも当りともとれる微妙色で応えてくれました。これに懲りて、今後はお気楽な予言は控えることにします。
2024年06月06日
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暖かくなって急速に枝ぶりの伸びを加速した日傘代わりの文旦の木です。樹形、樹高が傍迷惑の領域に入ったのは明らかで、この辺で大規模な枝打ちを実施することにしました。「剪定」という上品な用語も存在する様ですが、実施する内容がそれほど上品なものでもなく、理論的な裏付けがある訳でもないので、そちらの使用は遠慮ることにします。 さて実施する内容は、①大きく抜き出て伸び上がった枝、②横に伸びて日傘の差し渡しが広がり過ぎた小枝、③内に籠って木漏れ日のひと差しもできなくなった小枝、等々を切り払い、日影と適度な木漏れ日を目指しました。一通り作業を済ませた様子がこちらです。切り取った枝葉は20cmほどに裁断して、燃えるゴミとして出せる状態に処理しましたが、After画像の下部のごみ袋がそれです。
2024年06月05日
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昨年5月にタネを撒き、この春発芽した白花コマクサです。一時は7~8芽を数えましたが、温かくなるに連れ1芽、また1芽と姿を消し、とうとうこの1芽だけになってしまいました。この先の更なる気温上昇を考えると、このままだと程なくこの個体も姿を消すのは疑いのないところです。 然らば今の内に標高2000~2500mの最高気温に近い屋内に収容してしまおう・・・というのが単純な反応です。しかし今の種蒔きポットでは高さ方向が極めて窮屈で、もう少し低背のポットに移す必要があります。ということで選んだのが3号陶鉢です。そそくさと植替えを済ませた様子がこちらです。発芽から1ヶ月ほど経過した訳ですが、根は3cmほどに伸びていました。地上部の丈の凡そ2倍です。速攻で洗面所の照明直下に移動しました。無事に秋を迎えることができれば、もう一段深いポットが必要になるかと思いますが、それより先ずはこの新居に馴染んで貰うのが最初の関門です。
2024年06月04日
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昨日は記事落ちになってしまいなした。理由は所用で島根県まで出かけていて、帰宅が夜10時近くになったため、この場で紹介できるようなネタがなかったためです。 で、復帰の第一報は原種ネリネ・ピンク花の植替えです。この品は30cmプランタ2つに30株ほどを植え付けているのですが、昨シーズンの作況は期待値を大きく下回る「不作」でした。原因は球根の分裂が進行し、花も付けられない未熟株が増えたことか・・・と見ているのですが、当否は定かではありません。取り敢えずこうして増えてしまった個体数を適正な密度に戻すことと、肥料を梳き込むことにあります。 先ずは球根を掘り上げます。その上で、元のプランタに植え戻すものと、他に移植するものに振り分けました。植え戻すグループをプランタ内に仮配置した様子がこちらです。このポットからは2個が移転対象になりました。植え戻したのは12個ですが、内3個はサイズも小さく、この年末の花期に花を付けるのは無理かもしれません。この仮植え状態の球根に、緩効、即効の肥料を幾分多めに配合した用土で覆土した様子がこちらです。もう1つのプランタにも同じ処置を行い、計24個を植え戻し、6個を移植候補として除外しました。植え戻した24球の内、18個が花を付ければ「上出来」なのですが、さてどうなることか ...
2024年06月03日
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1ヶ月ほど前に満開状態のシャクナゲをリクルートした件をこの場で取り上げました。上画像で”丸に花”マークを添えた枝が、当時満開の花を支えていた枝3本です。購入の際、店員さんに尋ねると、その時点で手ぶらだった2本(白丸に来)を指して、「来年はコレとコレに花が付く」旨を解説してくれたものでした。 花のさ中に花枝の最上部の葉の付け根に、小さなコブの様な新芽が付いているのが確認できました。こちらの画像の中心部、赤丸で囲んだものとほぼ同じものでした。それから1ヶ月近くが経過した訳ですが、当時の小さなコブが右下円内の様に立派な枝に化けました。もしかすると赤丸内の新芽候補も同じ様に成長してくれれば、花付き枝の候補が爆増することになるのですが、期待通りコトが進むかどうかは、全く見通しはありません。ま、初めて育てる新品種というのは大抵はこんなもので、期待を裏切ったり、添ったりする相手の振舞いを見ながら、知見を増やして行くのが仕事・・・なのかもしれません。
2024年06月01日
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