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6/20に咲き始めたアポイギキョウが、遂に最後の1輪となりました。茎を隅々まで探しても、後に続くツボミを見付けることはできず、この1輪が今年の咲き納めになることが確定です。ポットに植えたものも存在しますが、そちらは一足早く幕引きを済ませてしまいました。ということで、変り咲きなどで楽しませて貰いましたが、今年はこれが見納めということになります。来年は変り咲きのバリエーションが一段と広がることを期待しつつ見送ることにします。
2024年07月31日
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一昨年種蒔きした雪割草ですが、発芽率は中々の成績で、ご覧の通りポットは賑わっています。今回はこの中から1株だけを選抜し、比較的涼しい屋内で、目一杯エコ贔屓して育ててみることにしました。一人暮らしと集団生活で違いが出るかどうかを見るのが目的です。 で、1株だけ抜き上げる際、隣り合う別の個体に影響が出ない様、少し離れた個体を選んで、根を傷めない様慎重に掘り出しました。新居として選んだのは、屋内に取り込んで邪魔にならないサイズの3号陶鉢です。植え付けを済ませた様子がこちらです。極小ながら、越冬芽も準備している様子が窺えます。暫くは給水だけで様子を見て、その後は施肥も手厚くして、促成を狙うつもりです。
2024年07月30日
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10日ほど前に枯れた葉っぱを刈払ったコマクサですが、この短期間に「ほ、本当かよ」と言いたくなるほど、大量の葉っぱを送り出して来ました。草丈は最大7cmほどで、極めて真っ当な容姿です。足元にはこれから丈を伸ばす筈の新芽が5~6芽確認でき、株の賑わいは益々向上しそうな感触があります。 現在は最高でも27~8℃の室内に避難しており、午後2時頃には1時間ほどの日差しも浴びられます。プレミアム席を割り当てて株の地力を回復させる・・・という目標が、今のところ目論見通り推移している訳ですが、外は相変わらず危険な暑さが続いており、この先も2ヶ月はこんな天候が続くと覚悟しなくていけません。長期間の旅行も自粛せざるを得ず、一昨日の様な日帰り弾丸ツアーがプランの上限です。
2024年07月29日
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梅雨の間は手を付けられずに放置したままだった芝が、伸びに伸びて最深部(上画像)では15cmに迫る勢いを見せています。この辺で一旦刈り払わないと、芝に隠れて花を咲かせている他の雑草が種子をバラ撒くことになってしまいます。今なら芝に寄り添わせて植えているネジバナが休眠中であり、特別な気遣いもなく刈払いできます。 刈り払う範囲は4坪ほど。予めAmazomでポチっておいた電動バリカンの替刃が届いたのを機に、一気に刈り払うことにしました。太陽が西に傾いて気温が落ち着く4時頃から作業に取り掛かりました。ザっと1時間ほどで予定の範囲を刈り終えました。最も伸びていた上画像の範囲もこの通りサッパリさせることができました。この状態は1ヶ月も持ちそうにありません。芝の伸びが止まる11月までに2回か3回、今回と同じ作業が必要になります。
2024年07月28日
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最近何かとお騒がせしている当県(兵庫県)ですが、そうしたキナ臭い話からは離れて、県北部海岸でイカ漁の漁火が見頃らしい・・・という話を聞いて行ってみました。数年前、同じイカ漁の漁火と棚田の取り合わせが絶景らしい、ということで、遠路島根県まで遠征したことがありましたが、その時はイカ漁が甚だしい不漁ということで、漁火は皆無という悲惨なツアーに終わったことがありました。幸いにも今回は予想以上の出船数に恵まれました。歓喜に浮かれながら夢中で撮影はしたのですが、悲しいかな、素材の調理方法に経験不足がモロに出てしまい、作品というのもおこがましい結果に終わってしまいました。漁期はもう少し続くそうなので、再トライして少しでもマシなものに近付けたいと思っています。
2024年07月27日
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ほんの1週間前にはムサシアブミの大面積の葉っぱが重なって、地面は見通せなかったのが、僅かの期間にスカスカになって地面が透けて見える様になってしまった我が家のプチ花壇です。直感的に賊の仕業と理解しましたが、一体何者かと葉を裏返して探してみると・・・いました。胴体の太さは鉛筆を幾らか上回る大きさで、スズメガの仲間に似ていることは分かりましたが、配色は初めての遭遇で名前は分かりませんでした(こちら)。画像の個体で体長は5cmほどですが、最大のものは7cmに届くものもいました。見逃せば被害は更に拡大するので、その場でキ●チョールを一吹きして眠らせました。被害がここまで広がるまで気付かなかったのは痛恨のエラーですが、8月に入れば暑さに負けて葉を失う宿命のムサシアブミにしてみれば、結果は大差ないのかもしれません。その後、部屋に戻っていつもお世話になっている毛虫・芋虫図鑑サイトを捲ってみると、ビロードスズメであることが判明しました。
2024年07月26日
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レンゲショウマが開花しました。昨年と比べて4日早い開花です。この程度なら少し緩めに判定して、誤差の範囲ということにしておきます。作柄は「平年以上」は間違いなさそうで、お盆の休みぐらいまでは花が見られるのでは?などとお気楽に見込んでいるのですが、信頼度はさ程高くはありません。悪しからず・・・ 夏の花は手持ちも少なく、この品で打ち止めになります。後は秋口のリコリスまで音沙汰なし、という状態が続きます。
2024年07月25日
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太陽が高い間は命が惜しいので外には出たくはありません。という風な管理人の怠け心を見透かす様に花鉢には雑草が蔓延ってしまいます。特に夏に休眠する品種の鉢はこの傾向が顕著で、雑草どものしたい放題となります。こうした雑草の中で際立って疎ましいのがカタバミです。上画像の中央付近に根付いた、ハート形の葉を付けたのがそのカタバミです。次いで疎ましいのがコケ類です。今回は花鉢で蔓延ったカタバミを中心とした雑草刈りを行うことにします。 カタバミは根を地中深くまで張り巡らせているため、根回りを竹串などで7~8cmまで解してからでないと完全な駆除はできません。かといって地中には主たる住人の塊根や芽が埋まっており、無造作に串を差し込むことはできません。ということで、指先の神経を総動員する様に手探りで雑草どもの根を突き崩した上で抜き上げて行きます。これ以外の雑草は根も浅いので比較的簡単に抜き上げることができます。コケ類は抜く・・・というより、仮根で固まった表土を2cmほど剥ぎ取ることになります。 という風な作業を、昨日は午後4時から5時までで10鉢ほど片付けました。上画像のポットの処理を終えた様子がこちらです。10鉢ほどで抜き上げたカタバミの総量がこちらで、こんな作業があと4~5日は続きそうです。
2024年07月24日
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この品もこの春作落ちしたものの一つ、白花大輪トキソウです。作落ちが尾を引く様に、春以降も生育がパッとしません。そろそろ炎暑が襲い掛かり、間違いなく地上部は姿を消す様になります。で、暑さが幾分緩くなる屋内に退避させ、秋までは光合成に勤しんで貰うべく、その準備として分植することにしました。 上画像が現時点で生存する全個体です。中でも頼りなさげなのが画像右の個体で、生き延びることが殆どない、バルブの天頂部に芽を出したものです。ここまでは奇跡的に生き延びて来ましたが、更なる延命には気温の上がらない場所が必須です。ということで特別扱いし易い様に、右の個体を別居させることにしました。こちらが引越しを済ませた後の様子ですが、右側の小鉢は秋まで外気温次第で屋内と屋外を往来しながら延命を目指すことになります。
2024年07月23日
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絶滅の瀬戸際に追い込まれた、日本シュンランの「天紅香」再生が微速ながら進行中です。この個体は新子が地表に出る前に取り上げたことがありましたが、その頃には新子は真っ白なコブほどの存在でした。この半月で急速に丈を伸ばし、現在は1cmを少し超えるほどに成長しました。この丈が4~5cmまで伸び、先が割れる様になれば、後は大丈夫・・・と言えるのですが、その時期は9月ぐらいになりそうです。
2024年07月22日
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この春は作落ちしたユキモチソウでしたが、ここに来て芋(里芋の仲間なので・・・)が表土から露出してしまい、今から始まる高温、乾燥の環境下では ”干芋” になりかねません。で、そうなる前に手を打つべし・・・ということで、半ば露出した芋を掘り上げてみました。因みにユキモチソウというのはこんな姿で、仏炎苞の開口部から覗く白い構造物を ”餅” に見立てて命名されたものだそうです。 掘り上げた ”芋” はこんな姿になっていました(植え戻し後の様子と切替表示)。元々は大判焼1個半ほどあった親芋が、小芋を2個生成した後、枯死してしまった様です。親芋は半ば腐敗しており、小芋は梅の実ほどに成長しています。通常なら小芋は親芋の下部に生成されるのが、この事例では芋の肩付近に発生したため、成長に伴い地上にはみ出してしまった様です。ならば・・・ということで、小芋を切り離し、改めて地中に隠れる様に埋め直しました。仏炎苞を生成できる様になるまで2年程度はかかるかもしれませんが、枯死・絶滅などということにならない様、面倒を見て行くことにします。
2024年07月21日
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原種ネリネの「Rosea」が休眠を終え、新葉を出し始めました。2ヶ月を少し割るほどの短い眠りで、十分な休養になったかどうかは微妙ですが、ま、晩秋の開花に向けて本格的な準備に取り掛かるのは間違いありません。今回は眠っている間に密度の適正化を目的とする植え替えがあって、いざ目を覚ましてみると身の回りがスカスカになっていることに気付いた筈です(ウソ!! )。中にはすぐに子造り(球根分裂)に取り掛かる強者もいるかもしれません。そうした強者かどうかに関わりなく、1年で最も生産的な期間が始まると共に、我が家の園芸周期の締めくくりを担うという重責(?)を果たして貰うことになります。
2024年07月20日
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何てこった!! 。またまたやってくれおった・・・。間もなく梅雨も明け、夏の盛りを迎えるというこの時期に、何とダイモンジソウの「瀬戸翠」がツボミを膨らませたではありませんか。画像中央部の黄緑の物体がそのツボミです。早いものは塊が解れるのを待ちきれず、花弁を広げようとしています。 そもそもこの個体、冬のさ中2月の初めにも花を咲かせて見せた・・・という悪しき前例の持ち主です。今回のツボミが無事に開花すれば、1年に2回花を咲かせるという芸当を披歴することになります。もしかすると、本来の花期である10~11月にも・・・とまで考えるのは止めておきます。何はともあれこの個体、完全に季節感を失っています。何とか正気に還してやりたいものですが、何をどうすればいいものやら・・・・
2024年07月19日
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6月の中旬を過ぎた頃から急速に精彩を欠く様になり、月末には黄葉か?、と見紛う程に変わり果てていたコマクサです。多分高温に音を上げたのだろうということで、慌てて屋内に避難させていましたが、半月が過ぎて、黄葉した葉は完全に昇天し枯葉になってしまいました。 最近になって、林立する枯葉の足下に新しい葉が芽吹いているのが確認できる様になりました。完全に枯葉に変わる前に、最高でも26~27℃の屋内で過ごさせたことで、三途の川の手前で思い留まったのかもしれません。こうなると枯れてしまった葉は、殆ど役にはたたないので刈り払うことにしました。こちらが散髪を済ませた様子です。このまま順調に新葉が成長すれば、来春の花も夢ではなさそうで、引き続き屋内で過ごさせ、時々日光浴をさせて健康維持を図ることにします。
2024年07月18日
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日曜日にリクルートして来た花苗2点の内、残る1点、斑紋花ウチョウランも植替えました。当該個体は春先からずっと日差しのない店舗内で生活した様で、やたらと丈が伸びていて、通常の2倍を超えそうな勢いです。 早速株の掘り上げにかかります。上画像では前後に重なっていて確認できませんが、実際に掘り上げてみると2芽に分化していて、しかも各々が分球し始めており、上手く育てば来年は4株に増えるかもしれません。・・・と言った美味しい話は、何かと落ちが付くのでこれ以上の深入りは止めておきます。これを3.5号の陶鉢に植え替えることにしました(因みに旧鉢は2号でした)。培地は細断したミズゴケと微粒赤玉土・鹿沼土を半々に混ぜたものです。植え付けを済ませた様子がこちら。伸び過ぎた草丈が災いして自立も困難なため添え木を当てていますが、花が終れば上部1/3は切り払うので、今月末には添え木は取れるかと思います。梅雨明け後の熱死、乾燥死を避けるために、当面は屋内に収容することにします。
2024年07月17日
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前日姫路市の山野草店でリクルートして来た花苗の内、ルイコフイチゲを早速定植しました。雨が降ったり止んだりのはっきりしない天候でしたが、何とかずぶ濡れという悲惨な事態は免れ、目的の苗は植え替えを完了しました。 上画像が元の植付けの様子ですが、先ずは株元に残った枯葉を綺麗に刈り払いました。続いて株の掘り上げです。塩ビポットを軽く揉み解すと、あっけなく抜き上げられました。若干根が回っていましたが、状態は軽症で、むしろ根の周りの用土が崩れるのを防いでくれました。新居は5号陶鉢で、植え付けを済ませた様子がこちらです。当面は屋内に退避させ、高温や乾燥といった刺激を避け、新居に馴染むのを待つことにします。
2024年07月16日
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梅雨の出口も視界に入って来ました。だから・・・という訳ではあありませんが、いつもお世話になっている姫路市の山野草店に新顔リクルートに行って来ました。今回調達したのは2点、ルイコフイチゲとウチョウランです。帰宅が日没を過ぎていたので、この日の定植はできませんでしたが、雨の止み間を捉えて速やかにに実行したいと思っています。
2024年07月15日
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原種ネリネの植え替えも、あとプランタ1個・・・というところで梅雨入りしてしまい、ズルズルと先延ばしして来ました。1ヶ月半前に休眠入り早々に植替えを済ませたピンク花品は既に休眠明けを迎えて新たな葉を茂らせ始めています。うかうかしてはいられないゾ、ということで雨の切れ目(?)を利用して作業に取り掛かりました。 早速球根の掘り上げにかかります。30cm(10号)プランタから大玉14個と分球したラッキョウサイズ5個(こちら)が出てきました。続いて植付けに取り掛かります。元のプランタに植え戻すのは12個で、残りは新しい落ち着き先を探すことになります。こちらが球根を仮配置した様子と、最終的に覆土した様子(切り替え表示)です。これで全プランタの処理を終えたことになり、後は12月の花期を待つばかりです。
2024年07月14日
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昨年まで大量の花を咲かせた青花ホタルブクロの古参株が、冬季の休眠期間に枯死してしまい、残った若齢株には開花する地力が備わっていなかったのか、この春は作落ちしてしまいました。画像はそうした若齢株が複数株存在するポットです。これらの若齢株を逐次個別ポットに植替えて、生育を加速させようという狙いで、植え替えを実施することにしました。今回の植え替えのターゲットはピンクの矢印を付した個体です。 新居として用意したのは4号深型プラ鉢です。ターゲットの根を傷めない様、慎重に掘り上げ、新居に植え替えた様子がこちらです。半月ほどは強い刺激を避けるため屋内で過ごさせながら定着を促進させた後、日差しがある環境に戻すことにします。
2024年07月13日
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我が家の山野草は空白域に入りつつあります。リコリスの早咲き品が花期を迎える9月までに咲きそうな品種は1点か2点しかなく、この場で紹介する案件にも窮する日々が続きます。特にこの夏は、開花品より高温・乾燥に負けて姿を消すものが上回りはしないかを案じる日々が続きそうです。 といった環境の中で、今はハクサンシャジンとアポイギキョウが最盛期に入りました。前者は上画像の通り、淡い青花が可憐に咲き揃い、高原状の盛期を迎えました。また後者は変り咲きが出るか出ないか、いささかギャンブルめいてはいますが、それはそれで一味違った楽しみ方として堪能しています。
2024年07月12日
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ムサシアブミの種子が降雹の痛手を乗り越え、順調に種子を膨らませています。5月末だったか、6月初めだったか、播磨灘に面した一帯に雹が降ったことがありました。大きなものは5cmもあったやに伝わっています。我が家付近ではそれほど大きなものはなかった様ですが、このムサシアブミは葉っぱは穴だらけ、仏炎苞は引き裂かれた様にボロボロになっていました。被災直後はそのボロ布を被っていましたが、次第にボロ布は千切れて実がむき出しになってしまいました。 さて、この実のこの先辿る道を軽く見通してみましょう。秋、日差しや風に涼しさを感じる頃になると、実は成熟して赤く色付きます。これが小鳥たちにはご馳走になり、胃の中に納まります。体内に入った実は、果肉は消化されますが、種子は未消化のまま排出されます。こうして小鳥たちに遠くに運んで貰い生息域を広げる、という方法で一族の繁栄を目指す、中々の戦略家でもあります。
2024年07月11日
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我が家の小庭にとって心強い(?)援軍がやって来ました。歓迎の意味を込めて撮影に取り掛かりましたが、何と、小さな体でカメラに向かってファイティング・ポーズをとって見せました。いや~、実に頼もしい。こんなのが10匹もいれば、昼型の賊の徘徊はかなり減る筈です。例年4~5匹は現認しているのですが、今年は何匹が居付いてくれることか・・・ 現在の体長は2cmほど・・・といったところです。現状では敵に向かっても、簡単に返り討ちに遭いそうですが、そこは上手くしたもので、敵も小さな存在なので、一方的に弱者になることはなさそうです。本格的な戦力になるのは8月後半ぐらいで、その頃には体長は12~13cmになり、逞しさは激増します。
2024年07月10日
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炎暑のとばっちりが疑われる草花の消滅が雪割草でも発生してしまいました。濃赤花白シベのお気に入りだったのですが6月の半ば頃に地上部が姿を消してしまいました。この子も生存か枯死かを明らかにして、それなりの処遇に切り替えなくてはいけません。8月に入れば生体なら冬芽が生成されてそれと分かるのですが、まだその気配すら見せていない現段階では、地中の様子を覗き見する他には確認手段がありません。 ということで、枯れ野と化したポットの株元を少し掘り返してみました。1cmほど掘り進んだところで根が露出しました。その根は光沢のある褐色で、生きていることに疑義を差し挟む余地はありません。こちらがその様子です(覆土後との切替表示あり)。これ以上の症状の進行がなければ、暑さの盛りが過ぎる頃には冬芽が姿を見せると思います。そうなることを祈る気持ちで、最大限のサポートを続けてみます。
2024年07月09日
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梅雨のさ中とは言いながら、日差しがあれば盛夏と変わらない炎暑となる昨今です。この暑さに負けて姿を消す草花が出始めました。今回取り上げるハクサンチドリもその1つです。先月半ば頃までは元気そうな姿が見られましたが、一昨日、久し振りに覗いてみるとその姿が消えていました。通常なら秋まで葉を茂らす部類の品種なのですが、梅雨のさ中・・・というのは早過ぎる展開です。これが休眠入りが早まっただけなのか、それとも臨終を迎えたのか把握して、それなりに処遇しなくてはいけません。 ということで、表土を少しだけ掘り返して地中の様子を確かめることにしました。1.5cmほど掘り下げたところでバルブの先端が顔を出しました。個体としては生存が確認できました。元通り覆土して作業を終え、建屋北面の比較的涼しい場所に移動しました。問題は早寝したことで、光合成や地中からの養分吸収が中途半端で終わってしまったことです。バルブの養分蓄積が不足していれば、来春の花付きにも影響が出るかもしれません。
2024年07月08日
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発芽から2年目を迎えたオキナグサです。種蒔きしたのは2021年、というメモが付随していますが、同年やその翌年に何かの動きがあったという記録も記憶も残っていません。経験上3年目には花が咲く様になるのですが、この通りなら来年がその年になる筈です。過去のこうした事例では、3年目を迎える前に高温と乾燥で挫折するケースが多発しています。その原因の1つが種蒔きポットの用土量の少なさで、1日1回の自動潅水では持たない、というのが実情かもしれません。 今回はこうした枯死を避けるために、一回り大きなポットに植替えて、生き延びる可能性を広げようとするものです。用意した新居は3.5号深型のプラ鉢です。新しい用土に少しだけ多めに肥料を梳き込み、植え付けた様子がこちらです。作業は丁寧に進めましたが、それでも少なからぬストレスがあったものと思います。ということで半月ほどは比較的涼しい屋内に置いて、用土に馴染むのを待つことにします。
2024年07月07日
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日本シュンランの「天紅香①」です。再興を期して植え替えてから1ヶ月半が経過しました。この期間を過ごして、外見上にネガティブな変化が見られない・・・ということは、無事に定着したと考えて良さそうです。ならば、+αで、この時期こその手土産はないの?ということで、健康診断をしてみました。 すると、・・・ありました。上画像左の個体群で2芽、右の個体群で1芽の新子が確認できました。こちらがその様子です。植替えのストレスの克服ばかりか、新子の生成という手土産付きとは、嬉しい限りです。これらの新子が地上に顔を出すのは半月から1ヶ月後になろうかと思われますが、まずはジリ貧シュンランの立て直しは順調な滑り出しを果たしつつある模様です。
2024年07月06日
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白花ネジバナがやっと開花しました。今年、露地のネジバナは紅白を問わず高温障害と思しき障害で、ほぼ全数の花芽でツボミが黄変してしまい、開花まで漕ぎ着けることなく立ち枯れてしまいました。上画像はそうした障害が軽かったものの1つです。それでも用意したツボミの1/3ほどは赤くも白くもなれず、ミイラ化しています。この10数年、こんな悲惨な症状を呈したことは一度もありませんでした。ことほど左様に、今年の気象は異常だった・・・と考えて間違いはなさそうです。然らば、その高温を避ける名案は?、というと俄かには浮かびません。建屋の北面に置けば、直射光による気温の上昇は避けられるとしても、お日様が大好物であるこの品種は、日影生活では別の障害が起きそうで、対策には苦慮しています。
2024年07月05日
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オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)が開花しました。昨年と比べて2日遅れですが、この程度は慣例に倣って誤差の範囲としておきます。初日に3輪が開花しましたが、例年と比べてダッシュ感があります。用意したツボミも多めで、豊作が見えて来ました。 この品種の困りごとは、葉っぱの付け根に付く”むかご”です。これが地面に落果すれば、ほぼ確実に発根・発芽し、1株に化けます。今年も”むかご”第1波が大量に発生し、「そろそろ駆除しなくては・・・」と思っていたところで、先般の前線通過の際、9割以上が落果、飛散してしまいました。放置すると、ほぼ確実に我が家はジャングル化するので、甚だ非効率ですが、地面に落ちた”むかご”を拾い集めて処分しなくてはいけません。ヤレヤレ ....
2024年07月04日
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半月ほど前に、露地から撤収してポットに植え戻した、日本シュンランの「天紅香」ですが、狭い洗面所の照明下に置くために浅い陶鉢に植えていました。この処置が裏目に出た様で、この期間に株が次第に浮き上る様になり、現状は1.5cmほど浮上ってしまいました。地中で何やら好ましからざる事態が起きている様で、現状の植付けを見直すことにしました。 こちらが株を掘り上げた様子ですが(再植付け後と切り替え表示)、僅か半月の間に根は長いもので2倍(5cm)に伸びていました。併せて新子2芽も写っていますが、大きい方で1.5cmほどです。浅いポットだったため、伸びた根が早々に鉢底に当り、更に伸びた分は株全体が持ち上がっていた様です。速攻で深さ2倍ほどのポットに植え替えてしまいました。短期間で2回の引越しは、この個体にとっては少なからぬストレスになったとは思いますが、この先は成長する上での障害はなくなる訳で、新子と根の充実に邁進して貰いたいものです。
2024年07月03日
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ハクサンシャジンが開花しました。昨年と比べると1日遅れの開花・・・ということは、事実上誤差なしと言い切れる範囲です。前日ぼ夕方、開花が近そうな雰囲気だったので、雨中のドタバタを避けるために軒下に移動させていました。これがファインプレー(自分で言うんか?)になった様で、画像には写っていませんが結構な雨を背景にしての撮影でした。何はともあれ2週間ほどは咲き続ける筈で、満開模様は光あふれる屋外で・・・と思っています。
2024年07月02日
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アポイギキョウの変り咲きの第1幕が開演です。1本の花茎に白花と白地に紫絞りの2態が並んで開花しました。終日どんよりと雨雲が垂れ込め、時折小雨がパラつく天気模様だったので、外に出る気が起き、運よく発見しました。終日雨だったら気付かなかったかもしれません。 このタイプの2態揃い踏みは年間数回は発生します。画像の左後方では白花と紫花の揃い踏みが準備中で、近い内に実現しそうです。週半ば頃になろうかと思いますが、天気の方がね~~。昔、野口五郎岳界隈を徘徊した際に大雨に遭遇し、バッグに入れていたカメラを溺死させた経歴を持つ身としては、雨中の撮影には尻込みしてしまいます。
2024年07月01日
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