「からだと心の栄養学(アンソニー・サティラロ著、上野圭一訳)」 より編集。著者は米国生まれの医師で病院長。
今日のテーマ 「 ビタミンC 」
別名アスコルビン酸
効能など )
多く含まれる食物 )
・体の結合組織の繊維材であるコラーゲンの生成に不可欠
・免疫機能を高める
・がん予防にも大きな働きがあることが分かってきた
全国学術評議会の発表 )
1.一般的にみて、データの示すところでは、
がん、特に食道がんと胃がんにかかりにくくする働きを
していることが分かってきた。
2.アメリカ国民がビタミンCを含む野菜や果物を
もっと食べるように勧告している。
多く含まれる食物 )
・もやし
・サワークラウト
・キャベツ
・イチゴなど酸味のある果物
・緑色野菜やかんきつ類には大概含まれている
・唐辛子にも多い
感想 )
もやしは豆の芽から出てきたばかりの生命力が漲っている食物だし、
きゃべつは、ご存知のとおり胃に良い野菜として有名。日本の製薬メーカのキャベジン○○○は、
テレビのCMですっかり刷り込まれている人も多いでしょうね。
ちなみに、私は子供頃からきゃべつが大好きで、
船乗りの頃は、野菜不足もあって、マヨネーズをかけて
むしゃむしゃばりばり食べていました。
その頃は、若くて活動的だったこともあり、
とてもスリムで、血色もよく肌が(女性のように)きれいだと
言われていました。
それは当たり前だと、思っていたほどでした。
ビタミンCはすっぱい果物に多いとのことですが、
北大の一年生の頃は、
剣道部の稽古の後に、同期の部員と
レモンがいいぞというわけで、
生協で買ってはかじっていたこともありました。
彼は今では、剣道8段で知る人ぞ知る師範だということです。
唐辛子にも多いというのに納得です。
中国人や韓国人のバイタリテイは
案外、この唐辛子にあるように想います。
アメリカ人に負けず、
日本人も、大いに野菜サラダを大盛り食べて
ビタミンCを補給してほしいものですね。
食の細い若者には何だか頼りなくて、
大きな仕事は任せられませんから。