風に恋して ~自由人への応援歌~

風に恋して ~自由人への応援歌~

みらくる・れぽーと 11号



こころ・あい・からだ~みらくる・れぽーと 11号
宇宙・自然はミラクル~人間は自然~人間はミラクル

  「受け入れることで知恵が深まる」           2005/07/01記

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毎回、「みらくる・れぽーと」を継続して読んでくださり、本当に
ありがとうございます。
今回、届いたEMIさんからのレポートを読んで、嬉し涙がでてしまいました。
EMIさんとはセルフ・ヒーリングマシーンが取り持ったご縁でした。
確か3月だったと思いますが、初対面の時、元気の良い知的な女性だなと
思うと同時に、固定意識の強さも言葉の端々から伝わってくる人でした。

そんなEMIさんが日を追うごとに心を開き、心と身体の濃密な関連性を観察し、
身体に現れる不快な症状を、意識や生活への警告(真我からの気づいてください
と言うメッセージ)として素直に受け入れてくださるようになり、
会うたびに変化していかれました。

素晴しいことです。
たった3ヶ月余りで、現象の奥にある実相を見始めることが出来るように
なって来られましたし、執着心から起きるストレスを手放すことが出来る
ようになり、いわゆる中道を歩かれるようになってきました。

最初の頃は、毎日のようにメールで日々の体調や心の動揺などについて
報告をくださいましたし、1週間に1回は「てんみくろん」を訪ねて
くださっていました。
メールで話し合い、会って話し合うという流れが2ヶ月くらい続いた
でしょうか?

その後、ぷっつりメールの数も減りましたし、高尾まで来られることも
少なくなり、私がふと淋しさを感じることもあったのです。
その間に、EMIさんにとって大変意味のある体験が続いたようです。
最近の彼女は、玉ねぎの薄皮を外側から一枚ずつはがしていくように
順調に硬かった外皮が取り去られ、本来のEMIさんが顔を出された
ようです。
在るがままの自分を受け入れ、信頼して生き始められたEMIさんの顔は
幸せ色に染まっています。
悩みや苦しみ、悲しみ、怒りなどネガティブ意識の本質的な原因を
見定めることができるようになられ、「私は私」という本当のご自分と
向き合ってくださっています。

EMIさん、ありがとう。
あなたに会えたことに感謝します。
地に足をつけて天と繋がること(正にそれこそが「天地人」である人間の
役割ですよね)を良しとする私の感性は、諸手を上げてあなたの「脱皮」
を祝福します。
ありがとう!
あなたの「脱皮」のプロセスを一緒に体験させてもらえて、私は幸せ者です。

EMIさん、あなたが書かれているように日常にこそ、本質的な学びが
綺羅星のごとく静かに存在しています。
日常性の中にある本質的な出来事をないがしろにしていては、自分の中の
陰陽融合、ひいては世界の融合はあり得ないと思っています。
これからも地に足をシッカリとつけ、自己の中心に入っていきましょうね。
ウエンディもきっと今日のEMIさんを見て、悦んでいることでしょう。

それではEMIさんから届いたレポートをご紹介いたします。


『皆様、こんにちは。毎度の登場、EMIです。
エッセスリムとパトラ化粧品を使いつづけてから毎月のように体験レポートを
お届けしてきました。既に使用してから5ヶ月目に突入しております。
今までなら、1ヶ月経過ごとに欠かさずレポートを提出していたのですが、
今回は何故かそれほど「お知らせしなければ」という気持ちに
なりませんでした。

4ヶ月目に起きた出来事は、それら一つ一つを細かく分析すれば、
かなり意味のあることであり、「奇跡だ」とも言えるかもしれません。
けれども、私は既にそれらの日常に対して過剰な反応を起こさなくなって
いました。
ただ、毎日を穏やかに、感謝の気持ちで心地よく過ごしていく。
それだけで充分に幸せなのだと実感しています。

はっと気が付いた時、私のアトピーは全快していました。
はっと気が付いた時、私の体重はかなり減少していました。
はっと気が付いた時、私は自分の周囲に対して無意味な恐怖心を抱かなくなって
いました。
はっと気が付いた時、私はただただ自分を受け入れ、幸せを実感していました。

気が付いた時には、私の夢や望みは全て私の手の中に存在していたのです。

この、無条件なる安心感と安らぎを得る前に、ある出来事がありました。
通常に考えたら、とても悲しくて仕方の無い出来事なのかもしれません。
でも、今の私はそのことを静かに受け入れ、感謝と愛を感じているのです。
その出来事について今回はお話したいと思います。

我が家には、犬が居ました。名前はウェンディです。
この子が我が家に来たのは、私がまだ小学生の頃。私の五月の誕生日プレゼント
として両親が私と妹にプレゼントしてくれたのでした。
とても頭が良くて、食いしん坊で、お転婆で。
そして何よりもそのフワフワの毛並みと、円らで綺麗なアーモンド型の瞳が
最高に愛らしい犬でした。
どんな時でも、ウェンディは私たちと一緒でした。
特に、私の母はこのウェンディをとても可愛がっていました。

そんなウェンディに体調の変化が訪れたのは去年の11月頃。
いつもどおりにお散歩をした後、突然前脚を痙攣させながらギャンギャン
鳴きだしたのです。
家族は驚いて獣医さんに連れて行ったのですが、原因不明。
痛み止めを打っても効きません。獣医さんも、どうしたらよいのか分からない
らしく、その日はその状態のまま家に帰らされました。
翌日、今度はその痙攣していた前脚がおかしいのです。
痛みは引いたようですが、その脚でちゃんと歩くことができません。
プラリと前脚を垂らして、しかもその脚の皮膚がめくれ、筋組織らしきものが
見えています。
驚いて獣医さんに連れて行くと、なんと壊疽を起こしていました。
「恐らく、何処かにぶつけて血管に傷がついたんじゃないですか」
獣医さんにそう診断され、ウェンディはそのまま前脚の切断手術を受けました。
「ウェンディ、頑張ってね!長生きしてね!」家族は皆ウェンディに声を
掛けて手術に送り出しました。

当時、ウェンディは14歳。人間で言えば90歳近くのお婆さんです。
かなり大掛かりな手術に耐えることが出来るか心配しましたが、ウェンディは
頑張り乗り越えることが出来ました。
三本脚で歩くウェンディは、それ以来もとても元気で相変わらず
食いしん坊でした。
犬によっては、脚を無くしたショックで動けなくなり寝たきりになる子も
居るようですがウェンディは違いました。
自分で勝手にリハビリをして、誇らしげに家族の前で歩き回る
頼もしい犬でした。

その間、私にはエッセスリムとの出会いがあり、パトラとの出会いがあり、
様々な出来事がありました。
そして、エッセスリムを使用して3ヶ月目が過ぎた頃、事件は起きました。

狂犬病の予防接種を受けた際、獣医さんがウェンディのお腹に小さなしこりを
見つけたのです。獣医さんは、当然のように手術を勧めました。
良性か悪性かは、お腹を開かないと分からないと言われたのです。
「少しでも長生きしてほしい・・・」
その願いから我が家はしこりの摘出手術を御願いしました。
手術は成功し、ウェンディはまた元気に我が家に戻ってきました。
腫瘍の良性・悪性は獣医さんが一切言及しなかったので我が家は
勝手に良性だと信じ込んでいました。

それから半月。
ウェンディが餌を食べないのです。あんなに食いしん坊だったのに。
ドックフードに牛乳をかけたり、温めて柔らかくしても半分以上残して
しまいます。
そして、嘔吐してしまうのです。お腹も下し、水しか飲みません。
この事態に驚き、また獣医さんに連絡をとりました。
そこで私たちは、実はウェンディは癌であることを知らされたのです。
延命処置をするために連れてきてくださいと言われました。
ステロイド剤を注射すれば、元気になるから、と。

けれども、私たちはもうウェンディを獣医さんに連れて行くことは
しませんでした。
何より、ウェンディが嫌がるのです。
病院に連れて行こうとすると、食べないでフラフラの状態なのに、
三本脚でピョンピョン跳ねて逃げていくのです。
一緒に過ごせる時間はもう少ないのだと私たちは実感しました。
母は、かなり迷っているようでした。
毎日、私に病院に連れて行くべきかどうかを相談してきました。
私は、もうその必要はないと思っていました。父も同じ考えでした。

やがて、私はウェンディに迫る死の足音を思わぬことで知りました。
何処からか無数の金蝿がやってきてウェンディのお尻に集るのです。
私は必死で金蝿を払い、ウェンディに涙ながらに話し掛けました。
「ウェンディ、大好きよ。御願いだから死なないで」
もうこの頃は水しか受け付けなくなっていました。
毎日、私はウェンディが生きているか心配で、会社が終わると欠かさず
家に電話をかけていました。

その日は金曜日。とても気持ちの良い天気でした。
相変わらずウェンディは食事をとらず、お尻に一杯金蝿を従えています。
会社に行く前、頭を撫でて出かけました。
その日は一日中落ち着かず、会社も定時で帰りました。そして、怖くて家に
電話もかけられません。もしものことがあったらどうしよう。
そんなことばかり考えます。
最寄駅で家に電話をかけると、母がウェンディの様子がおかしい、と教えて
くれました。自分が掘った穴から出ないと言うのです。
そしてかすれた声で延々鳴き続けていると。
私は全力疾走で家に帰りました。
遠くからでも、ウェンディのかすれた鳴き声が聞こえてきます。
家に着いたとき、ウェンディはヤツデの木の下、自分で掘った穴の中に
居ました。母はウェンディの隣で見守っています。
私はお湯のような大粒の涙を流し、ウェンディの頭を撫でました。
撫でると鳴き止み、激しく呼吸をして一瞬気を失います。
名前を呼ぶとまた目を覚まし鳴き続けることの繰り返し。
私は涙でグチャグチャになりながらウェンディに話し掛けました。
「ウェンディ、ありがとう。大好きよ。ありがとう。もう、無理しなくて
いいよ」
そのまま一時間一緒にいて、ウェンディに話し掛けつづけました。

翌早朝。ウェンディはそのまま、ヤツデの下で冷たくなっていました。
きっと、私が会社から戻ってくるのを待っていてくれたのでしょう。
早朝の時点で身体は死後硬直が進んでいました。
そして、既に大量の金蝿が群がり、粘膜には蛆が湧いていました。
私はその様子を見て、この宇宙の全ては完全なのだと改めて実感しました。
まだ死ぬ様子も見えない時から金蝿は既にウェンディの死を察知し、
粘膜部に卵を産みつけに来ていたのです。

家族はウェンディの遺体を綺麗にして囲み、嘆き悲しみました。
ご近所の人たちも皆、ウェンディの死を悼み、お別れに来てくれました。
その日の夜、私の夢にウェンディが現れました。
我が家の二階、かつて子供部屋だった場所から私は庭を見下ろしています。
その庭には何故か澄んだ池が3つあり、その中でウェンディが一番元気だった
頃の姿で泳ぎはしゃいでいるのです。
私はその様子をとても愛しく見つめ、そして寂しい気持ちも味わいながら
ひたすら涙を流していました。
目を覚ましたときは、涙で顔がバリバリでした。

ウェンディが天国に行ったのが土曜の早朝、若しくは金曜の夜中。
その土日は私も少々塞ぎこみ気味でした。しかも、家のそこかしこに
ウェンディの気配を感じるのです。鳴き声も聞こえました。
裏の砂利を踏む音も。
私の感情の動揺をあらわして、アトピーもまた顔を出し始めました。

月曜日、私はTA-KOさんにメールで一部始終を報告しました。
ウェンディが天国ヘ行ったこと、そしてアトピーがまた現れたこと。
そこでTA-KOさんはこんなお返事を下さいました。

「またひとつ本当の知恵を学べてよかったですね。悲しみより、
愛犬の悦びを受け取ってあげればそのアトピーは治癒していくかも」

愛犬の悦び。ウェンディの悦び。
私のなかにあった何らかの違和感がパチリと正しく嵌った気がしました。
私はウェンディの死を悲しんでいますが、その感情の中身が
「ウェンディと会えないことがイヤだ」という私のエゴであったことに
気がついたのです。
そしてその「エゴ」の部分に、真我が警告を発してアトピーが再発した
ことにも。

食事を受け付けなくなった時点で、もうウェンディは次のステップ=死に
向かって動き出していたのでしょう。
食べることは、命そのもの。命を頂き自分を生かす。
そう考えると、ウェンディに集り、卵を産みつけたあの金蝿とその蛆も
生きるために「食べること」を選んでいたのでしょう。
そうやって限りなく続く生の連鎖に改めて私は驚きました。

食いしん坊で、お転婆で、動き回るのが大好きだったウェンディ。
肉体を離れた今は、夢で見たように自由に動き回り、好きなだけ好きなもの
を食べているかもしれません。

私は、その瞬間、「嬉しい」と確かに思いました。
これでよかったのだ。お疲れ様、の気持ちで一杯でした。

それから、不思議と我が家からウェンディの気配が消えました。
そして私のアトピーもまた綺麗に引っ込みました。
何も変わらない日常が続いていきます。
けれども確実に何かが違います。

エッセスリムのイヤホンがまた壊れました。
面白いのですが、何らかの課題を終えるとその度にイヤホンが壊れるようです。
丁度機会を同じくして、TA-KOさんより、「umo」という水晶を
リキッドにしたエッセンスを紹介されました。
ここからまた新しいステップに進むのだなと直感し、それ以来約2週間飲み
つづけています。
もの凄い量の汗と尿と、浮腫みがちだった私の身体が全く浮腫まなくなった
ことに驚いています。
これはあくまで私の実感ですが、エッセスリムは私の内側、精神から
働きかけてくれるのに対し、この「umo」は外見、肉体から働きかけて
くれるようです。
私自身、この「umo」を飲み始めて更に体重の減少が顕著になりました。

今の私には、エッセスリムと、「umo」が協力な助っ人です。
パトラ化粧品は、今は殆ど少量しか使っていません。
石鹸洗顔後に、薄く伸ばすだけでお肌のお手入れは完了です。
ラクに楽しく幸せに。これを地で行く私は幸せだとしみじみ思います。

こうして文章に纏める過程で、実に沢山のドラマがあったのだと驚きました。
いちいちおおげさに受け止めない自分に驚きますが、これらの事実を、
TA-KOさんを通して皆さんにお伝えするのも大事かな、と思います。
今後も、ただの日常、されどすごく意味のある日常についてのレポートを
提出していけたら、と思っています。 』



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