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口腔ケア

ケアは表面的な口腔ケアでは駄目、心を込めて行うこと。

口腔ケアの効果は
（１）誤嚥性肺炎（不顕微性肺炎）の予防効果。
　　　特に大脳基底核の脳梗塞の場合、咳反射、誤嚥性肺炎を起こしやすい。
（２）在院日数の短縮。
　　　ある外科でOPE前後、徹底的に口腔ケアに取り組み、OPE後の発熱が減少し、OPE後の食事開始が早くなった,などの、効果が認めらいる。

胃ろうを造設している患者様・・・乾燥し、痰が付着していることが多い。
しかし、、食べることができる口腔にしておく必要がある。

｢口腔乾燥（ドライマウス）とは｣

口腔乾燥症ともいわれ口の中や喉の渇きを主訴とする症状が現れます。
主な原因としては、神経質になっている時や疲れ・ストレスがある時、また不規則な食生活などが挙げられます。

軽度では主に口の中のネバネバ感、虫歯、歯垢や舌帯の増加、それに伴った口臭も現れます。重度になり唾液分泌量が低下し口腔内の乾きが進行すると、強い口臭、舌表面がひび割れ、割れた舌の痛みいわゆる「舌痛症」で食事がとれない摂食障害、会話時にしゃべりづらいなどの発音障害も現れます。場合によっては不眠をおこすことにもなります。

症状
１）乾燥するとしゃべりにくく（発語）、嚥下しにくい。
　　　唾液が潤滑油の役目をしている。
２）味覚異常
　　　口の中が焼け付く感じ。べたべたする。
　　　入れ歯も入れておくことができなくなる。
３）唾液減少により、抗菌物質などの防御機能が落ちる。

ドライマウスの原因
１）薬の副作用→抗うつ、パーキンソン薬、抗コリン剤、
　　　　　　　　抗ヒスタミン、抗精神薬、利尿剤など・・・。
２）開口状態の持続・・・口呼吸・・・耳鼻科疾患
３）脱水
４）骨髄移植
５）DM,シェーグレン症候群

ドライマウスの治療
１）口腔内の乾燥度をチェックする・・・口腔水分計
　　　↓
　　（舌体部、頬部）
口腔内を清潔にし、保湿が重要。

オーラルバランス・・・ヒアルロン酸配合の口腔専用のジェルで、８時間保湿効果、抗菌　　　　　　　　　　　作用がある。

２）オーラルウェットで口腔内を軽くスプレーし、痰などの塊をやわらかくする。
３）スポンジブラシを使用し、塊をとる。
４）舌ブラシで舌苔を取る。
５）歯を磨く。
５）全体がきれいになったら、保湿剤を塗布する。

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