花と緑と…それから時々トラ

花と緑と…それから時々トラ

2011.10.14
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カテゴリ: たぬきの日常
ガーデニングワールドカップ2011
たぬきは ここが好き♪/その2

会場の一番外れに、静けさをたたえた竹林がありました…

マレーシア出身の リム・イン・チョング氏 の作品




竹林を通り過ぎると、美しいけれど何か不安をかき立てる
どこか荒々しい光景が広がっています



そこを抜けると、グラス類とガーデンシクラメンや
チョコレートコスモスという
ちょっと珍しい組み合わせがメドーガーデンっぽく広がります






↓パンフレットからの抜粋と、ガイドのお姉さんの
 説明を合わせるとこうなります

●竹林は「和の庭」…伝統、秩序、調和、一体感
 →過去の日本
●暗い水をたたえた庭は「信の庭」…災害や惨禍、鬱々とした状況を
 乗り越えるための信念を表現
 →今の日本
●イネ科の植物の茂る「希望の庭」…再生の象徴のイネ科で未来を表現
 →未来の日本
  そういえばイネ科の雑草(笑)って、九州でも空き地に真っ先に生えます(^^)

いうまでもなく、このたびの大震災を体験された皆様への
作者からのメッセージです

過去から未来へ…「和信望」3つの庭は、工事現場の足場のような
少し無粋な印象を受ける橋で繋がっています
これにもまた意味が有りそうですが、それはさておき




こ~んなふうに見えちゃったりするワケです
このシクラメンの使い方の豪勢さ!




このカラーの色も暗示的ですてきです


グラス類はもっとふんだんに使いたかったそうですが
日本では「雑草あつかい」なのであまり量が手に入らなかったとか

う~ん、そういえば英国では大人気のグラス類も
元祖・日本では庭に積極的に使われ始めて
まだまだ日が浅いかもしれません

…原産地だけに、うっかり植えるとやたら増えるからなあ(苦笑)

《趣味の園芸》で根を抑制して使う方法が紹介されてましたが
広さに余裕の無い場所では
ダイレクト植えは避けた方が賢いかもしれませんね

おっと話しがそれた(^^;)

会場の一番はずれで、一見不利な立地にも見えるのですが
暗い池には、元々この場所に生えている楓の紅葉が写り込んでいて
むしろとても美しい眺めになっていました
会場内ではコーラスや音楽会などが有って
私には音がうるさく感じたのですが
ここにはそういった音に邪魔されず
静かで落ち着く場所でした

リム・イン・チョング氏は御自分の作品に 「和信望庵」 と名付けたそうです

ストレートで力強いアフリカの作品も大好きだし
繊細で暗示的なアジアの作品もすてき
…どっちも、いつまでも眺めていたいお庭でした♪








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最終更新日  2011.10.14 15:12:18
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