人気整体師の患者へのデイリーコラムを公開

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◆病名を背負い込んでレッテルを貼る


      ―――【第33回≪TFHと痛みの解放≫】―――

  西洋文化では、人体を明確に置き換え可能な部位に分けて考えがちです。
  こうした視点には、長所があるし延命には役立つかもしれませんが、痛み
  と苦しみへの対応には限界があります。病気を対外からやってきた強敵で
  殺されなければならないものとして、医学用語を使って描写しがちです。
  病気を殺すことも治すことも出来ない場合は、その病名を背負い込んでし
  まうことがよくあります。「糖尿病」「薬物中毒者」「低血糖症」などの
  レッテルを貼るのです。『自分は病気だから、定められた食事制限を守っ
  て日々生活しなくてはならない』と思いながら暮らすのです。

   (『タッチforヘルス健康法』P133からの抜粋
    「痛みと苦しみを理解して、手なずけるもう一つのモデル」)
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 病名を背負い込んでレッテルを貼るのとは逆で、
 「どこの病院に行っても病名が付かない、
  でも身体がすごく辛いのです」
 と言われる方のエネルギー調整を行ったことを思い出しました。

 その方は、病気になるまではとても活発で
 お孫さんがいらっしゃるお年にもかかわらず
 デザインのお仕事もされていて、その傍らに、
 ジムで体もゃんと鍛えている、そんな生き生きとした方でした。

 しかし、体調が悪化して、寝たり起きたりになりました。
 病院に行っても体調が良くなることが無い様子でした。
 「病名もはっきりわからないのよ。加齢だからだって言われたわ・・・」
 そして、確かな病名を求め、次から次へと
 医療機関を回っていらっしゃる様子でした。

 お話をお聞きした結果、発病のきっかけとなったストレスは、
 地域のボランティア活動でのストレスと
 ご主人の事故にまつわるストレスとが重なったこと。
 そこから始まっているとわかりました。

 そのときのストレスを減らすお手伝いをした結果、
 2時間後には痛みやだるさに改善が、そしてメンタル的な部分にも
 かなりの改善がありました。

 しかし、とても気になっている
 「病名が付いていないこと」のストレスについては
 時間切れとなり、取り扱うことはありませんでした。

 その方は、ご自分の病気が治る為には
 「きちっとした病名がついて適切な薬が必要」
 という思いがとても強かったご様子でした。

 そして、ある医療機関で適切な病名を付けてもらうことが出来て、
 とても満足されたそうです。

 その方を紹介してきた人に
 「それで、彼女は元気になったの?」と聞いてみると

 「ん・・・・ ご主人に手を引いてもらって病院通いをしていて
  寝たり起きたりで、以前のようには、何の活動されていない様子ね」

 ああ・・・・・そうなんだ
 執念が実って病名が付いても、病気が治るわけではないんだなあ・・・

 ひょっとしたら、彼女はご主人の世話をする人生から
 ご主人に手を引いてもらう残りの人生を選んだのかもしれない。
 そう感じたのでした。




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