９．いい状態を思い出す
（３）＜オススメ書籍『タッチforヘルス健康法』の歩き方＞
―――【第４４回≪ＴＦＨと痛みの解放：痛みを扱う時のポイント≫】―――
９．いい状態を思い出す
（『タッチforヘルス健康法』P137から一部抜粋
「痛みを扱う時に考えておくポイント９．」）
今が余りに辛いときに、少し過去を振り返ってみる事が役に立つこと
があります。少し過去を振り返ってみて、自分が楽で生き生きとして
いた時「いい状態」でいた時のことを思い出してみましょう。
たとえば、高校時代生き生きしていたなあと思い出したとしましょう。
自分としては高校時代がすべて輝いていたように思うかも知れません。
でもよくよく振り返ってみると、特にクラブをしていた時に充実感が
あったと思い出しました。クラブは運動部で副キャプテンをしていま
した。
次に、今の自分に当てはめて考えてみると、運動をしていないなあ～
と気づくかもしれません。今の仕事はトップで走っているが本当は副
キャプテン補佐業務の方が向いていたかもと気づくかもしれません。
今現在と「いい状態」でいた過去の時では、環境も生きてきた経験も
異なるかもしれませんが、生き生きとしていたキーワードみたいな物
が発見できる可能性があるのです。「ああ～あの時はよかったなあ！」
と過去の思い出に浸るのではなく今を生きるヒントを見つけてみては
いかがでしょうか？
ヒントを見つけるために本からの質問の抜粋に答えてみてくださいね。
・本当に自分が充分に元気で、ひとつだと感じて、自分の周りとも
調和していたと感じたのは、いつが最後ですか？
・そういった気分をこれまでに経験したことがありますか？
・どんな感じでいたいですか？
・そういった感じになれたら、あなたの人生はどう変わりますか？
・人生が変わったら、どんな気分になれるでしょう？
・そうやって試してみて、今日いい感じになれるとしたら、
どうでしょうか？
・もしなれなかったとしたら、どうしてなれないのでしょうか？
・痛みがもうなくなってしまったら、あなたは何をしようと
思いますか？
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