人気整体師の患者へのデイリーコラムを公開

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◆姿勢のバランスを取るとは?



(3)<オススメ書籍『タッチforヘルス健康法』の歩き方> 

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   ―――【第45回≪筋肉のバランス調整≫】―――

 「タッチフォーヘルス」では、筋肉テストを使って身体の中に
 流れているエネルギーの状態を調べます。筋肉のテストをして
 弱かったということは、エネルギーの流れが何らかの形で妨害
 されていたり滞っていることを示しています。妨害されている
 エネルギーの流れを元に戻してシステムのバランスを回復させ
 るために使うプロセスは、バランス調整と呼ばれています。
 私たちが行うことは、エネルギーの流れや姿勢のバランス調整
 をはかり、身体自身が自らを癒すことができるようにベストを
 尽くすことなのです。経絡は14あります。一番簡単なバラン
 す調整法は、14の経絡の関連筋肉を一つテストしていくこと
 なのです。

  (『タッチforヘルス健康法』P18から一部抜粋)
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 いよいよ、タッチフォーヘルスの醍醐味である、筋肉テストを
 使ってバランス調整を行っていく過程に入ることになります。

 タッチフォーヘルスの主になっている「姿勢のバランスを取る」
 という、ただこれだけの事が、多大に人間の持つ自然治癒力を
 活性化する事に私は当初気づいていませんでした。

 よくよく考えてみれば、筋肉って伸びたり縮んだりして
 骨をサポートしています。背骨だけでは人間は立っている
 事なんてできませんよね。その筋肉が硬~くなったり
 伸びきったりしていれば、姿勢は崩れていきます。

 たとえば悲しいとき、人はうつむき加減になります。
 すると首がうなだれて胸が圧迫される姿勢になります。
 この姿勢を長く続けていれば、おのずと首の後ろ側から背中は
 いつも伸びている筋肉で、胸の前側はいつも縮んでいる筋肉と
 いうことになります。

 それだけでなく、もっと胸の内側にある肺や心臓も押されて
 位置が変わりますし、もう少し下にある様々な臓器にも影響が
 及ぶでしょう。もちろん身体の中を流れる血管やリンパなども
 流れが強くなる場所や弱くなる場所が出てくるかもしれません

 このような、一場面を切り取って見ても身体は姿勢によって
 様々な様相を呈しています。どのような変化にも対応する身体の
 構造は人工物では作ることのできないすばらしいものだと思って
 つくづくと関心してしまいます。生き物が死んでも同じものを
 作ることは二度とできません。

 タッチフォーヘルスを学んで生き物は生きているからこそ、
 その身体の中に流れを持っているのだとわかりました、それは
 目に見えているものだけではなく、生体エネルギーの流れを
 持っているのだと実感する事ができました。

 経絡を走行でなぞるだけでさっきまで弱かった筋肉がしっかり
 するという経験は驚愕という表現では余りあるものでした。

 経絡と筋肉の関係に着目してキネシオロジーを発展させた先人達
 に敬意を表したいものです。



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