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2012.09.28
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カテゴリ: 政治・社会

研修二日目・最終日

 今日のテーマは、東日本大震災における被災者生活再建支援の実態と課題。東京都の産業労働局として仙台市震災復興本部へ派遣されていたという鳥井静夫氏が講義をしてくれます。

001.JPG

 なかなか復興が進まないということは広く知られているところですが、その原因の一つに「みなし仮設」問題があるということでした。

みなし仮設住宅(民間賃貸住宅借り上げ応急仮設住宅)とは

  • 被害救助法により被災者に提供される「仮設住宅」であり、法的位置づけはプレハブ住宅と全く同じだが、
  • 都道府県が貸主から物件を借り上げて被災者が入居するという「三者契約」により提供される。ので、
  • 建設コストがなく、迅速に住居が提供できて、さらに被災者生活再建のニーズの反映が可能となり易い。
  • 膨大な被災者数、原発事故への対応の必要性から被災地だけでなく、全国各地で提供されたけれど…。

 被災者の現状把握がきわめて困難になり、行政からは被災者が見えなくなる問題が出ている。さらに、被災者からしても必要な情報や物資が届かないなど仮設住宅との間で「支援格差」が生まれ、大きくなってきている。
 たとえばJAが提供したお米が届かないとか、アイドルたちが被災地に出向いて励ましのライブをしても、そのものが知らされなかったり、被災地から遠くの都道府県にいる場合にはライブ会場まで出かけることができないなど。

 プレハブ住宅の建築費は200万円とか言われているが、実際にはその2倍から3倍の600万円とも。月々の家賃が5~6万円の民間住宅の10年分にも相当するというお話も印象的だったが、被災地に残り、原発関係の仕事をするお父さん。しかしこどもたちには危険な環境だからと、家族は仙台市の民間アパート(みなし仮設)へ。 地域のコミュニティーだけでなく家族さえ分断されて1年半。しかも、今後の見通しも持てないでいる。

 国の復興政策が遅い! 遅すぎ!!!!!

 自分たちで街の復興をすることは禁止され、東電には手を差し伸べるけれど、国民はほったらかし!と、参加した各市の議員たちも怒っていたけれど、救助から復旧、復興へ。そして、計画策定・事業実施…どの段階でも安心感がなかったことが、こういった意見に繋がっている。

 最後に「がんばれ!」はとてもきつい言葉として受け止められているので、「ともに前へ」という言葉を使っているという講師の話が印象的でした。

010.JPG
 JR唐崎のホームからJIAM(ジャイアム)の施設を望みました。左に向きを変えると

007.JPG
 琵琶湖の対岸に風力発電が見えました。

 ホームのアナウンスで電車が通過しますと言うので、見てみると

012.JPG
 新快速の通過でした。この駅には停まりません。
 まっ、ゆっくりがいいんですけどね。






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最終更新日  2012.10.04 22:42:26
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