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♪きゃさりん♪
仕事の事・日常の事色々と書き散らかしてます。
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Oct 13, 2014
テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548104)
カテゴリ： 日常
いや～私のせいなんだけどね(・。・;
あの狭い町でよくあちこち転々と引っ越しできたもんだ
私の記憶にある家は二つ
走って１０秒で海のおんぼろ平屋借家と今の実家
父との記憶はおんぼろ借家の時だけ
二間で小さな台所があって家の前にどぶみたいなのがあって
それと玄関の戸の間に板を渡してあった
そこの家は白黒テレビで脱水機が手回しの二層式
ストーブは煙突に湯沸しがついている石炭ストーブ
ストーブ前におんぼろソファーがあって
家事用に湯沸しからブリキのバケツに熱湯を汲んで
「絶対に触ったり足かけたりしたらダメだからね」 に逆らい
足をかけてくるぶしの内側をやけどしたのは今でも言われる
病院には行かずに冬なのに流水でがんがん冷やされて
キップパイロールか何かの黄色っぽい薬をつけて
４～５センチの水ぶくれを洋裁用の裁ちばさみで穴開けて
その時ものすご～く怖がったのをまだ覚えてる
時期を考えるとその時私は３歳８～１０か月くらい
父は炊きたての熱いご飯が食べられない人で雪に丼を埋める係は私
多分何回かブログに書いた事があったと思う
でもここからは初めてかも知れない
っつ～か私もつい２日前に記憶を正しく修正した所
私が４才７か月の時に父が仕事中に事故死した
１１月２日の事
今の実家の建て前の日当日だとばかり思って来た
が、実家を取り壊す事になって母が今引っ越し準備してて
一昨日別件で電話をした時にその話になって
「いや、建て前は１０月３０日。仕事忙しくて帰って来なかったんだよ。」
建て前の真っ最中に誰か会社の人が知らせに来て母と弟が
苫小牧に駆け付けたんだとばかり思い込んでた４５年もの間
そのくせ発砲スチロールの皿に父方大叔母が大量に作ったイカ刺しを
マグロの赤身と一緒に盛り付けてツマやパセリを飾るのを
手伝った
葬式の時に私と弟が来ていたウールの首がチカチカする着物の柄も
母が 「ちゃんと覚えておくんだよ」 と言いながら
棺の中の父の手を私に一生懸命握らせていたのは覚えている
その時の冷たい柔らかい感触と一緒に
「早くしないば雪降るんだけど１１月２日までは壊されないしょ」
父が一歩も足を踏み入れる事も建て前にすらも来る事もできなかったけど
あの家は確かに父の家だった
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