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2018.10.31
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『辞書の神様』
内容
辞書“千言万辞”の編集者・中西茂(天野浩成)の刺殺体が発見された。
めった刺しの状態。その様子を見て右京(水谷豊)は興味を覚え、
亘(反町隆史)とともに、編集部へと向かう。
編集長・和田利広(酒向芳)によると、“千言万辞”をひとりで書いている
元大学教授・大鷹公介(森本レオ)に会うと言っていたという。
作業の遅れもあって、主幹の大鷹の交代を編集長に訴えていたということ

言葉集めに没頭する大鷹の姿を確認後、
右京と亘は、大鷹が編集を行っている自宅へと向かう。
そこにはサポートする宮内友里子、国島弘明(森田順平)がいた。
佐知江というお手伝いもいるよう。

その後、編集長の話で、
元大学教授・大鷹と大学教授・国島には確執があったようだという。
中西が国島に主幹の依頼を考えていていたと。

偏屈な大鷹から話を聞くことが出来ない状態が続く右京と亘。
佐知江の話では、最近、よく癇癪を起こすようになったと。
そんななか国島が逮捕され、任意で聴取を受けることになるが、
国島が何かを隠していると感じた右京と亘は。。。。。。。

敬称略



脚本は、神森万里江さん

監督は、権野元さん



一応、捻りはあるが。

まあ。。。病気というネタを持ち込めば。。。という展開で。

捻りと言うほどでは無い。ベタな展開だと言って良いだろう。



むしろ、目新しさがなく、

引っ張りすぎる展開と演出もあって、全体的にグダグダだ。


ちなみに、そんなことよりも、気になったのは。

右京と亘の役割分担が出来ていないことだ。

一見、分担しているように見えるが。

残念ながら、わざわざ分けているだけ。


結果的に、“右京の事件簿”の延長線上に近い印象になっている。

それぞれの特徴を利用せず、

本当の意味で役割分担していないから、こんな事になるのである。


いっそのこと。今回のネタ。

“先生”が、真犯人で、誘導されたってコトにしてしまえばよかったのに。

そう。病気を利用して。。。。ってことだ。

昔の“相棒”なら、そういう展開だったよね?

今回のような展開じゃ無く。

そこにある、不快感。。。そして、虚しさこそが、面白味だったはず。

たしかに、“今”は、何かと言われる時代になってしまったため、

そういうのが、敬遠されるのも分かりますが。

でもね。。。。逆に、そういうコトにして、結末をシッカリ描けば。

社会派ドラマになったと思いますよ。

そういう挑戦をしないなら、今回のようなネタを持ち込むべきじゃ無いと思います。


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Last updated  2018.10.31 21:58:56


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