江戸東京ぶらり旅

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東京大仏<板橋>


 ずばり 乗蓮寺 というお寺にある「 東京大仏 」です。東武東上線の下赤塚駅より徒歩で行きました。駅から20分程度,北へ向かって住宅地をゆっくり歩くとたどりつきます。三田線の西高島平駅からでもいいですよ。こちらは逆に南へ向かって歩きます。ちょうど中間地点ですから,どちらから歩いてもたいした差はないでしょう。

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 お寺の境内,階段を上って右側にど~んと鎮座しています。このお寺,昭和の時代まで板橋の仲宿にありました。東京大仏は,東京大空襲や関東大震災などの悲惨な戦災・震災が起きないように願いを込めて,昭和52年に建立された,高さ8.2mの青銅製,重さが32tの大仏。ですから「奈良東大寺の大仏」,「鎌倉高徳院の大仏」の次に大きな大仏と言えます。ナンバー3,ちなみに奈良の大仏は高さ15m,鎌倉の大仏は11.4mです。作られてからまだ時を経ていないので,黒光りしていますが,百年,二百年と経過すると,訪れる人も多くなるかもしれませんね。人間は古いものほど有り難がる傾向がありますから。近くには「大仏そば」という蕎麦屋さんがありますし,「大仏通り」もありますよ。それに高島平駅の名前の由来になった,高島秋帆(しゅうはん)のゆかりのお寺や,彼が大砲の訓練をしたお寺が近くにありますから,是非立ち寄ってみるといいでしょう。板橋区立郷土資料館も勉強になりますよ。

乗蓮寺東京大仏.JPG




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