タイムカプセル ~みんなと共に~

放射線治療


担当医は放射線科のDr.KKでした。

乳がんと放射線治療

乳房温存治療は、乳房部分切除手術に外部照射をあわせて行うのが一般的です。
5~6週の外部照射での放射線治療を行います。
乳房部分切除のみの場合の乳房内再発20~40%を5~10%まで低下させることができます。
進行した乳がんでは乳房切除術後、放射線を切除した胸壁や頸部に照射することがあります。
国立がんセンターHP より抜粋



簡単に経過をまとめます。

放射線科初受診 2004/08/10
 外科のDr.Kに紹介されて放射線科のDr.KKを受診する。
 私の病理結果から、50Gの照射を勧められる。
 私は広い範囲の照射(鎖骨下リンパなどを含む照射)を希望するが、病理結果でリンパ転移が無しな事と、
 やはりリンパ浮腫の副作用を考えると50G照射を勧めると再度言われる。
  *臨床試験では、リンパ転移が4つ以上の患者には広い範囲の照射(鎖骨下リンパなどを含む照射)の方が
   予後が良いという結果が出ているらしい。
       ↓

位置決め 2004/08/25
 Dr.KKと放射線技師の立会いの元にマ-キングが行われました。
 機械室とを行ったりきたりしながら慎重にマ-キングをが行われました。2時間くらいかかりました。
 *マ-キングによって照射位置が確定されるのですが、マ-キング後しばらくはお風呂でマ-キングが
  消えないように注意しなければなりません。
  マ-キングは消えそうになってきたら書き足してもらえます。
       ↓

放射線の照射 2004/08/26~2004/10/06
 毎日の治療は、体表面に描かれたマ-キングをもとに放射線治療技師により行われます。
 治療に用する時間は、治療室に入ってから出てくるまで10~20分程度で、実際に放射線が照射されている
 時間は数分です。


放射線による副作用について

放射線の副作用としてよく上げられるものに下記のNo.1~No.4があります。
  No.1 疲れやすい
  No.2 食欲がなくなる
  No.3 貧血、白血球減少、血小板減少
  No.4 皮膚の変化
    *詳しくは、 国立がんセンターのHP を参照のこと

  私の場合は、No.1とNo.4がありました。
  放射線治療中はやたらと疲れやすかったです。
  皮膚の方は、放射線の回数を重ねる毎に皮膚の色が変わってきました。やけどみたいな感じです。
  痒みはでませんでしたが、皮膚がとても固くなりました。
  皮膚の状態は、Dr.KKの話しでは徐々に元に戻るとの説明でした。



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