タイムカプセル ~みんなと共に~

出会い うずさん

うずさんとの出会い



若年性乳がんの患者でうずさんを知らない方はいないだろう。
「うずの乳がんなんてやっつけろ!!」 (乳がんRing登録)の管理人さんであり、「乳がんなんてやっつけろ!!」の作者の三好 綾さんである。

2003年11月27日に告知を受けた私は、どうしていいのか解らなかった。
仕事をバリバリやって、そのうちには結婚して、ママになって...というレールが引かれていると確信した人生を歩いていた。
告知を受けて治療が必要であると判った時、今までの人生設計が音を立てて崩れていった。
最近、うずさんのサイトに来てる常連の方のレスに「生きていく中には、人生が180℃変わる出来事なんて当たり前のように起きる。」って書いていた方がいらしたけど、あの時の私はまさにその通りだった。

乳がんの本を何冊が購入して読んだらさらに不安が募るばかりだった。
毎日泣いていた。涙が枯れたら不眠症になった。
そんな時、ネットで若い乳がん患者さんはいないかと思いgoogleで検索してみた。
その検索で、1番最初にヒットしたのがうずさんだった。

早速うずさんのHPにリンクしてみると、明るい感じのHPが飛び込んできた。
HPを見ていくと、自毛デビューしたばかりのうずさんの写真もあった。笑っていて明るい印象の方だと思った。
私は、告知されたばかりの事と今は未婚であるけど将来子供が欲しい事など、たくさん不安な気持ちを書いたメールを送った。
次の日にうずさんから返信があった。
優しい内容のメールだった。そして、あきらめてはいけない事を教えてくれた。
私は何度もそのメールを読み返して、何度も泣いた。
私は1度も会った事もない私にどうしてうずさんはあんなに優しく出来るのだろうって思った。
私は、今までの人生を振り返って人に優しくした事ってどれくらいあったのだろうって考えていた。

その後、うずさんのサイトではかなりお世話になった。
うずさんの本が出版された時は自宅まで本を送って頂いて本当に助かりました。
うずさんの本を読むことで勇気がもらえたし、治療経過が書かれていた事もあり、私も頑張ろう!って思えた。

もうじき(2005年3月)、うずさんは術後3年を迎えられる。
いろいろ心配もなさっているようだけど、きっと彼女なら大丈夫だと私は思う。
それは彼女が多くの人に乳がんになってもあきらめてはいけない事を気付かせてくれた人だからだ。
ずっと、うずさんには私達の 希望の星 であり続けて欲しいと思う!!


うずちゃん



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