タイムカプセル ~みんなと共に~

奇跡の人々

~ 奇跡の人々 ~



インターネットやTV、もしくは乳がん体験記を読むと情報収集しなければよかったと思うことがある。
情報収集すればするほど、乳がんという病気が解れば解るほど、恐ろしい病気だということがわかるからだ。
『再発=死』というイメージが定着しているように感じる。
人の死は神様しかわからないし、乳がん以外で死に至る場合もあるだろう。
私は、治療中に乳がんという病気を厳しい状態から克服した方々に多く出会うことができた。私が、病院の患者会の方々と交流する機会があったからかもしれないが...。
私は、その様な方々を 奇跡の人 と呼びたいと思う。
ここでは、そんな奇跡の人を紹介したい。

I崎さん
トマトと同病院同病の患者さん。
20数年前、3人目のお子さん出産直後に乳がんの告知を受ける。
その後経口抗がん剤で2年経過するが、肝臓に乳がんが転移し余命半年と言われる。
トマトと同病院に移転し、抗がん剤&手術をうける。
それからまた2年あまり経過し、骨転移をするが放射線治療をうけ15年以上無治療となる。
3番目のお子さんも大学を卒業され、病院の患者会の仕事や主婦をして元気で明るく過ごされている。

N尾さん
トマトと同病院同病の患者さん。
術後9年目にして再発をするが、ホルモン療法のみで癌を抑え今年で20年目を迎える。
根○さん曰く、昔はホルモン療法の点滴や薬が今とは全く違い男性ホルモンを注射していた方もいるという。
医学の進歩に感謝感謝である。

野Zさん
トマトと同病院同病の患者さん。
20代後半で乳がんになり、その後残念なことに5年後骨転移されたが化学療法後20年以上無治療。
今も、自宅で塾を開いている。
とても綺麗で素敵な女性です。

トマトと待合室で同席されたOさん
11年前に早期乳がんでトマトと同じ病院で手術をうける。
その後無治療でいたが1年後の検査で肺転移がみつかる。
半年間のAC療法により肺転移消滅。
その後10年無再発で元気に生活されている。

チャイさんのお子さんの担任の先生
24歳で子宮がんが見つかり、その時に肺転移もみつかる。
放射線科で有名な東京のK病院に3ヶ月入院、化学療法をうける。
その後、2児の母となり、今も現役の先生をしている。


『奇跡の人』に共通した事がある。
それは、あきらめない事、プラス思考、良く笑う、病気も寄り付かないくらい元気でいる....病気持ちでない人より元気なことだ。
奇跡とは神様が与えるものでなく、自分で掴むものかも知れない。
「病気」という字は、「気持ちが病む」と書く。
人間気持ちは大切だ。
辛い時は、「私は大丈夫」と3回言いたい。そして、涙が止まらない時は鏡の前で無理にでも笑いたい。









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