(1) 鏡の前に手をおろして立ち、左右の乳房の大きさは対称か、ひきつれやくぼみ、乳頭部のただれ、皮膚の赤みなどはないかを調べます。 |
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(2) 両手を上げ、1と同様の方法で調べます。 |
(3) 仰向けに寝て、乳房の中心から周辺へ、指で軽く圧迫しながらしこりがないか調べます。 |
(4) 手を上げて、3と同様に調べます。 |
超音波検査 | 乳腺の超音波検査は体表より超音波を送り体内の組織からの反射波(エコー)を画像としています。 乳腺(表在)専用の装置を使用することにより高解像度の画像がえられ、手に触れない数mmの腫瘤の検出が可能です。 |
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MRI検査 | MRI装置とMRI用造影剤を用い、乳腺疾患に対し、より精密な画像診断を行なえます。 乳房検査においてマンモグラフィ、超音波検査(エコー)が主体となっていますが、それらの検査で良悪性の判断がつきにくい症例や、乳がんの浸潤範囲を把握したり、乳房内に癌が多発してないかを調べる目的で乳房MRI検査が行われます。 |
CT検査 | 身体を輪切りにするようにX線写真撮影をし、コンピュータで処理をして画像に写す検査です。乳房内での病変の拡がり方や他の部位に遠隔転移の有無がないかどうかを調べるために行われます。 |