偏見




私が、草津で療養していた時の事です。その頃、私は、キリスト教に入っていました。毎週日曜礼拝に出ていのですが、草津に着てからと言う、3ヶ月間礼拝に出た事がありませんでした。でも、草津にも教会があるはずだと旅館の人に聞き、連れて行かれた処は、なんと、ライ病患者の人達が集落している所でした。



ライ病とは、15・6世紀に欧米で流行った傷口から菌が入ると言う、感染病で目や口や身体が、崩れていくと言う病気で、当時、人間扱いをされず、感染すると言われ、犬猿され、欧米では、洞窟に捨てられると言う、人達が居ました。そんなライ病が、日本でも流行った事があります。



今は、医学が発達し、感染する事など無くなりましたが、昭和の初期には、まだ、感染を止める医学はありませんでした。

その為、草津の温泉が良いと言われ、草津にも多くのライ病患者の方が集められた、一つの村がありました。そこには、教会があったので、そこに連れて行かれたのです。



私は、その時、すごいショックを受けました。

教会で、私は、自分事(病気の話)をしたなら、「あなたは、いいまだ先(未来)がある。でも、私たちは、死を待つだけ・・」と、話され、私は、涙が止まらなくなってしまいました。励ましに行ったつもりが、反対に励まされ帰って来ました。その時、命の尊さをかみ締めさせられました。



偏見とは、本当に悲しい事だととても思いました。私を励ましてくれ、昔、ライ病と言う恐ろしい病気があった事をそのライ病患者村に行き始めて知ったと、ともにもう、このような、悲しい人生を送ってほしくないそんな人生を送る人など出さないそんな世の中に成って欲しいそう思いました・・・



その頃わたしは、自分が病気を持っている為みんなに自分が偏見の目で見られてる・・・そう思った時期でもありました。

きっと教えてくれたのでしょう偏見の目で人を見てはいけないんだとすごい勉強をさせられたような気がしました・・・


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