☆トップオブザワールド☆

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☆実習前半☆


 約束の時間は、二時半・・・
 遅れてはしゃれにならないと、何時間も前から準備をしたので、塾の前に、一時半ごろ着いちゃって・・。うぅ。一時間前は、気合はいりすぎだろうぅ。ってなわけで、近くの公園で炎天下、三十分待ってみた。
 で、二時。

 「こんにちわ、実習でお世話になります、○○です」

緊張で声が裏返っちゃうよぉぉ。

 でも、受付のおばちゃんはとても親切だった。

 「はい、じゃあ、こちらでおまちください!」

と、いうことで、塾長さんに再び会い、「頑張ってくださいネ!」
と軽く激励された後、「じゃあ、担当の先生を紹介しますから、この先生について、頑張ってくださいね!」と言われ、紹介されたのが、

 担当の盛岡先生(仮名)。

若い女の先生だった。担当教科は、国語と英語。
出来る女!ってかんじの人だったけど、話してみると意外とやさしい方だった。

いい先生じゃん!って思ったことと、女の先生だったことで、私のやる気は最高潮だった。

その日は、先生に付いて、授業見学&掃除。
授業見学は、かなり、「すごい!」って思った。
なんだか、これぞ、プロ!ってかんじで、感動した。
やっぱり、なにより、「リズム」が違う!
たらたら大切なことを言うんではなくて、分かりやすく、スパッと!というかんじだった。

ところで、この実習には、数学の実習に来ていた、友達がいた。
私は、彼女をこの実習ではじめてしったんだけど、かなりいい子だったので、この実習の苦労も少しは軽減されたって感じだった。
でも、この実習初日、その子と話せたのは、最後の掃除の時間だけだった。
「よろしくねぇ~!」
なんていいながら、
いつも最寄り駅まで一緒に帰りました~!

さて、掃除!
掃除の仕方!っていうのがあって驚いた!!!
なんでだぁぁ!そうなのかぁ!ってな感じで、頑張って掃除した。
と、いうか、この頃、私たち実習生の居場所は掃除時間だった・・。
だって、他には何一つ貢献できなかったから・・。

実習は、授業見学と、掃除で一週間終わった感じ。

でも、私の担当の先生はホントはちょっと厳しい人だったことを発見!
自分で学びにきてるんだから、自分からなんでもしなきゃって言われた。
そうして、いろいろと注意された。
怖いっていうか、そこまで言うなよ!って思うことも正直あったけど、
社会って、こんなもんだと思った。

その日の帰りは友達とめっちゃめちゃいいながら帰った。
なんだよぉなんだよぉ。
って。
でも、感謝はしてた。
だって、すごく忙しい中、スケジュールまで作ってくれて、良く考えてくれてました!!

さて、実習後期は。。。
いよいよ、授業実習です。
さぁて、ココからが修羅場!
がんばれ!わたし!!




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