日日是口実

日日是口実

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

suudarabushi

suudarabushi

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ミリオン@ Re:「娯楽」映画を復活させよ!(03/03) おはようございます。 映画は面白いですね…
ミリオン@ Re:どうすんだよ!おい!(03/02) おはようございます。 テレビドラマは面白…
ミリオン@ Re:もう3月だよ!(03/01) おはようございます。 病院は大変ですね。…
ミリオン@ Re:戒厳令から70年目(02/26) おはようございます。 オリンピックがあり…
ミリオン@ Re:一発逆転!金メダル(02/24) おはようございます。 オリンピックがあり…
2024年01月09日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
まさか…この方の追悼文を、これほど早く書くことになるとは
思わなかった。ホントに今年の1月はロクな報がない。

今日の 18 30 分前、携帯に入ってきたニュース速報を見て、
思わず「ええっ⁉」と大声を出してしまった。
…と同時に、昨年8月だったか膠原病に罹患したニュースを
聞いて以降、何の続報もなかったので「体調悪いのかな?」と
気になっていたところはあったから、訃報を聞いて少しだけ
「やっぱりね」という感情も湧いてきた。

独特のハスキーボイス。数多のヒット曲を持つ演歌の
女王で、様々な
バラエティー番組などでも活躍をされていた
八代亜紀さんが、
昨年 12 30 日に急逝していたことが分かった。
享年 73

訃報によると、膠原病の一種で指定難病でもある「抗MDA5
抗体陽性皮膚筋炎」と「急速進行性間質性肺炎」で8月から
闘病されていたそうだが、年末に体調が悪化したらしい。

勝手な想像で書くことをお許しいただきたいが、おそらく
八代さんの命を奪ったのは「間質性肺炎」のほうだろう…
と思う。ステロイド剤も大量に服用していただろうから、
抵抗力も弱まって、いろいろ全身が弱ってしまったのかも
しれない。




熊本県出身で昭和46年歌手デビュー。昭和48年「なみだ恋」が
大ヒットして「第24回紅白」に初出場。
その後も「愛の終着駅」「もう一度逢いたい」「おんな港町」
「舟唄」と数々の大ヒット曲を飛ばした。
昭和55年の「雨の慕情」で見事「日本レコード大賞」を受賞。
他にも「愛ひとすじ」だとか「花(ブーケ)束」などの佳曲に
恵まれた方だった。




私が八代亜紀という人に最初に受けた印象だが、いわゆる
「デコトラの運ちゃん」に絶大な支持があった人…という
感じだった。
よく「八代観音」という文句と共に、デコトラの荷台の
後ろに、あの美貌が描いてあった記憶がある。

まあ正直に言えば、東海林・藤山を筆頭とする戦前~戦中の
歌手を愛する身からすれば「上品な歌手」と言えない感じが
かなりあった。中学~高校ぐらいまではね。

その考えが大きく変わったのは、やはり大人になってから。
食べ物の好みと同様、歳を経ると歌の好みも少しずつ変わり、
単に見た目のみで受けていた印象の奥の、本質的な歌の巧さや
質が解るようになって、八代さんの凄さが分かってきた。

今から20年ぐらい前まで、12月26日~28日辺りに、NHKの
BS2で、13時ぐらいから往年の紅白をノーカットで放送する
「思い出の紅白歌合戦」をやっていた。

私も録れる回は必ず録っていたが、今でも素晴らしい歌唱だと
思っているひとつが、第28回(昭和52年)大トリの八代さん
「おんな港町」。
舞台奥から登場した際、嫉妬した誰かにマイクコードを激しく
踏まれるというハプニングはあったものの、当時の紅組司会の
佐良直美の抜群の紹介で、初の紅組大トリを華やかに飾った
テークを見て「八代亜紀ぁ凄ぇ!」となったのを覚えている。

あと今から12~13年前ぐらいだったと思うが、日本テレビで
土曜の夜に極楽とんぼの加藤が司会をしていたトーク番組に、
山内惠介と共に出演したとき 「歌手は余計な感情を込めずに
歌えばいいんです」「作詞家の先生が書いた詞を、作曲家の
先生がつけてくださったメロディーの通りに歌えば、十分に
感情は入っているんで」 と言っていたのが忘れられない。
「あっ!藤山先生と同じようなこと言ってる!」と非常に
ビックリしたのだ。感情過多に歌う人だと思っていたので。

生の舞台は…昨日のメイコさんの追悼文でも書いたが、近年の
「日本歌手協会・歌謡祭」では常連で、毎年「舟唄」は勿論、
「なみだ恋」とか「もう一度逢いたい」を目の前で何度となく
聴くことができた。
理事長と一緒に司会も何度かされていて…上手いとは言えない
司会ではあったが(両方ともね)、愛嬌と温かさのある司会を
されていたっけ。熊本地震のチャリティーのときだったはずだ。




また歌謡番組が寂しくなった。それこそ、戦前~戦中~戦後の
お歴々を見送るたび「もっと歌っていただきたかった」という
コメントを言っていた八代さんが、こんなにも早く”言われる
ほう”に回ってしまうとは…。

中村メイコさんもそうだが、どうしても亡くなったという意識が
湧いてこない。「歌番組にいるのが当たり前」の方だったので。

いくら難病とはいえ、ちょっとだけ休んで、今年の「歌謡祭」で
盛大に復活…みたいな絵図面を当たり前のように考えていたので
(歌手協会の理事長だって同じように考えていただろう)、もう
今年からいない…ということが全く考えられない。

八代亜紀さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年01月10日 21時29分50秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: