がんばれ、がんばれ、とつやまとつお

がんばれ、がんばれ、とつやまとつお

日経新春杯+四位騎手


G2でも今の時期はハンデ戦という扱いですが京都2400Mという舞台はやはりハンデ戦といえ面白いレースだと思います。
このレースは比較的相性の良いレースみたいで、06年はハズレましたが5着から1・2・3着になっているし、03年は馬連1点だったし、04年も的中していたと思います。


さて木曜日なので出走予定馬が確定して、出頭数が12頭と登録していた馬が回避した為に12頭とまあまあな頭数でしょうね。
例年ですと4歳馬の出走が多くて古馬との関係を考慮するのがある意味大変というかそれが大事な要素でもありますが今年は☆ダークメッセージ1頭だけと少し寂しいですね。
その☆ダークメッセージも前走が500万下のダート戦を1着後の参戦なのは流石に苦しいと思いますし、前走が鮫島騎手で1着になっていますが今回も鞍上が同じというのも佐々木厩舎の主戦騎手である佐藤哲騎手でないのも強調するには乏しいですね。


過去10年(97年~06年)を見るとこのレースを1着になった馬って結構知っている馬が多いです。
06年 アドマイヤフジ
05年 サクラセンチュリー
04年 シルクフェイマス
03年 バンブーユベントス
02年 トップコマンダー
01年 ステイゴールド
00年 マーベラスタイマー
99年 メジロブライト
98年 エリモダンディー
97年 メジロランバダ

と、1着馬は重賞を1着になった経験を持つ馬が5頭、連対経験が2頭、OP勝ちのある馬が1頭、連勝中の馬が2頭と好走経験のある馬と勢いのある馬が1着になっています。
とするならば、今回出走する12頭を分類すると以外に見えてくるかも?

※重賞1着経験のある馬
☆アドマイヤフジ  日経新春杯
☆オースミグラスワン  新潟大賞典
☆サイレントディール  きさらぎ賞
☆ダンツジャッジ   AJC杯

の4頭です。

※重賞1着は無いが連対又はOP1着になった馬
該当馬なし

※先の2つには該当しないが連勝中の馬
☆トウカイエリート  連勝中ではないが、1着⇒2着⇒1着と補欠で

と連勝中の馬は今回出走なし

という形で分類出来ました。
連勝中の馬では☆トウカイエリートが条件には似ていますが本当の連勝中という条件には合っていません。
するとこの結果からだと最初の『重賞1着経験のある馬』が日経新春杯の好走馬が出ると言う事になりますね。


次に過去10年(97年~06年)の日経新春杯連対馬(1・2着馬)の前走の着順をまとめてみますが今回は1着馬の前走着順と2着馬の前走着順別に見ていきましょう。(左から1・2・3・4着以下)、

※1着馬  【5・3・0・2】
※2着馬  【0・0・2・8】
※3着馬補足【3・6・0・1】
と、単に連対馬を前走着順別に分類すると【5・3・2・10】となり50%の割合で3着以内と4着以下になって分からなくなりますが明らかに傾向がハッキリします。
1着馬は前走連対馬が8頭いますので前走連対馬と言っても良いのですが、前走4着以下に負けていた馬のレースを見ると、有馬記念とステイヤーズSで負けた馬でした。
共に重賞からの巻き返しもありますが有馬記念から巻き返した馬は2着馬も3頭いますので有馬記念から出走する馬は、G1の激しいレースを経験した事で今回有利になるのかもしれませんね。
2着馬から巻き返した馬の重賞連対・OP1着馬の経験を調べると、1年以内に限定して好走していました。
好走馬は10頭中8頭が該当していて、残り2頭は重賞連対経験がありませんでした。
しかし、この2頭はあの連続好走した☆メイショウドトウと☆スウィフトカレントですが後のG1好走馬というのが興味深いですが、この2頭の前走は4着以下にはなっていますが2・3走前は共好走していて、☆メイショウドトウは2~4走前まで連続連対ですし、☆スウィフトカレントは2~5走前まで連続連対していましたので前走を負けた事で人気も落ちて良かったという要因もありますね。



それと気がついたとは思いますが日経新春杯で3着馬の前走が90%前走連対しています!
1頭が4着以下になっていますが、この馬は前走有馬記念で6着だった☆ダービーレグノだったのでココでも前走有馬記念を使って巻き返した馬がいました。
この3着馬の関係はとても興味深く、言い換えれば前走連対馬の中から◎評価馬にすれば良のではと思いました。
そこで前走連対している今回出走する馬をピックアップすると、

☆ダークメッセージ
☆トウカイエリート
☆トウカイワイルド
の3頭しかいません。
この3頭は重賞連対経験がありませんので連続好走しているかがポイントになりますが☆トウカイエリートは連続1着ではありませんが残りの2頭は2・3走前は凡走しているので前走を好走しているからといって過大評価するのは良くないと思います。

他には前走有馬記念を使った馬は☆アドマイヤフジの1頭で、この馬は1年以内で重賞連対経験が昨年の同レースなので微妙なんですが該当すると思います。
それに重賞1着経験の馬を見ると4頭でしたが過去1年以内に重賞を1着になっている条件に当てはまっているのは、☆アドマイヤフジと☆オースミグラスワンの2頭しかいません。
つまり☆トウカイエリート・☆アドマイヤフジ・☆オースミグラスワンの3頭で決まるのかも??
まぁ、結論は週末で良いですが、もしかすると?って思っています(笑)


☆トウカイエリート
この馬は絶対に買い目に入れます!
サブタイトルの遅れて来たエリートというのはこの馬で今回のレースが『重賞初挑戦』になります。
この配合からするととても期待されていたとは思いますが中々成績をあげる事が出来なかったので歯がゆいとは思いますが7歳にして初重賞というのは時間がかかりすぎたでしょうね。
しかし中々勝ちきれなかった馬が近走で連続で好走しているのを見ると遂にと思ってしまいますし、最初で最後のチャンスなのかもしれません。
京都コースは(1・4・3・4)と良いとはいえませんが、75%が3着以内で好走していますね。
4着以下では降着もありますし、渋化馬場での惨敗もありますが、出来れば良馬場が良いですね


さてローテーション的な見解は前回の日記で書きましたので、今回はもう1つの事を書きたいと思います。
それはガーネットSの時にも書きましたが、レースでの相性の良い騎手についてです。
ガーネットSでは田中勝騎手の事を書きましたがその時は買わなかったのですが結局は1着になってしまったのですが、今回の日経新春杯でも注目すべき騎手がいます。

それは四位騎手です。そう、今回出走する☆オースミグラスワンに騎乗する四位騎手です。

まずは過去10年(97年~06年)の四位騎手騎乗の馬の成績を見てみましょう。
97年※ ワイルドブラスター  10着
98年  出走なし
99年※ エモシオン      2着
00年  ニシノダイオー    9着
01年  シルヴァコクピット 11着
02年  トップコマンダー   1着
03年※ バンブーユベントス  1着
04年  シルクフェイマス   1着
05年  出走なし
06年  出走なし

と、過去10年の出走時の成績をまとめると、左から1・2・3・4着以下で表します。

【3・1・0・3】

と、複勝率は57%と半分くらいと特に良かった数字では無いかもしれませんが、3勝している事は評価して良いと思います。
そういえば、以前福永騎手がTV出演していた時に、
『寒い時期に強い騎手がいるの?』って聞かれた時に、
『寒さに強い騎手っていますよ』
という受け答えを見た記憶がありました。
具体的に誰とは言ってはいませんが、四位騎手って今の時期って結構活躍している印象があります。
※マークなんですが日経新春杯で騎乗した馬が乗り変わりだった事を表していますが97年の☆ワイルドブラスターはダート馬なので苦しいですが、残りの2度の騎乗機会では2連対しているのに好走しているのは凄いと思います。
今年の出走馬である☆オースミグラスワンは残念ながら乗り変りではありませんんが乗り変わりでも好走していると言いたかったのであえて書きました。
それに近年の2年は四位騎手が出ていませんが一応3年連続で1着になっています。
人気の方も☆シルクフェイマスは1番人気でしたが☆バンブーユベントスと☆トップコマンダーは共に4番人気と人気馬だけに騎乗しているからとは言い難いです。


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: