がんばれ、がんばれ、とつやまとつお

がんばれ、がんばれ、とつやまとつお

『とつお的』ローテーション編


そこで桜花賞を獲る為に『とつお的』に分析したいと思います。
ただし、あくまでも『とつお的』なので批判もあるかと思いますがご了承ください。

今年の桜花賞は過去のレースと違っている点があります。
それはやはり今年から阪神1600Mの外回りで開催される事でしょう。
単に桜花賞だけが変更になったと言ってしまえばそうかもしれませんが、桜花賞の後にあるオークスや秋華賞更にエリザベス女王杯まで範囲が広がっている点を忘れない方が良いと思います。
今はまだ時期早々ですが06年の様にオークスと秋華賞を連続で1着になっている馬は実際にはいますがあまりいないと言うのが本音でしょう。
なので外回り最初の桜花賞なので今までとは違ったレース質になる可能性がありますのでこのレースで終らせない様に覚えておきたいですね。



さて今回もいつもの様に過去のレースを見ますが、年度の右から1・2着馬の前走と着順です。
今回は96年~05年までの過去10年を見ていきます。


97年 4歳牝馬特別   1   チューリップ賞   3
98年 チューリップ賞   4   4歳牝馬特別    4
99年 チューリップ賞   4   4歳牝馬特別    1
00年 チューリップ賞   10  阪神3歳牝馬    3
01年 チューリップ賞   1   500万下     1
02年 アネモネS     8   フィリーズレビュー 4
03年 チューリップ賞   2   チューリップ賞   4
04年 フラワーC      1   チューリップ賞    2
05年 フィリーズレビュー 1  フラワーC      1
06年 フラワーC      1  チューリップ賞    1

と、いう感じになっています。が、以前のレース名や開催場所が変更になったのもありあます。
※阪神3歳牝馬は現在の阪神JF
※4歳牝馬特別は現在のフィリーズレビュー
※アネモネSは00年から中山開催に変更になっています

連対馬20頭を各ローテーション別に分類すると以下の様になります。
☆チューリップ賞       9頭
☆フィリーズレビュー     5頭
☆フラワーC          3頭
☆アネモネS          1頭
☆阪神JF            1頭
☆500万下           1頭

過去10年なのですが、今年から過去10年になると3歳戦の重賞であるクイーンCから出走した馬が1頭もいなくなりました…
毎年の様に重賞なのでソコソコ人気になりますが実際には好走例も少ないです。
そして03年までは1頭も好走例が無かったフラワーCは04年~06年には3年連続で好走馬を出しています。
過去というのは今までの傾向にすぎないので今年は当てはまらないかもしれません。
文章力が下手すぎるので上手く表現出来ないのですが、フラワーCからの出走馬の条件的な変化があったのかもしれませんね。分かりませんが(汗)

やはりチューリップ賞からの連対馬が1番多い9頭となっています。
それと過去10年の連対馬を見ると20頭中18頭が前走5着以内、かつ、正確に言うと前走4着以内に人気を裏切っていた馬もいますがとりあえずは結果を出していました。
この20頭中18頭という結果はやはり尊重しなければいけないと思います。
実際に今年はこの事が覆るかもしれませんが(とつおが書くと覆るんだよな…)、
連対馬2頭が共に前走6着以下の組合せが存在しないので荒れる桜花賞と言っていますが、前走掲示板に入っている馬を◎評価馬にするのが基本的でしょうね。
なので前走掲示板に載っていた馬が桜花賞では人気を落とす傾向にもあるとも言い換えられます。

では2頭の前走6着以下に惨敗して巻き返した馬を見てみましょう!


☆00年 チアズグレイス   チューリップ賞10着⇒1着に巻き返し
この馬の巻き返しは今から思えば評価しなかったのは勿体無かったです…
前走のチューリップ賞では1番人気10着と人気を裏切ったのですが、馬場状態が不良馬場だったので馬が嫌気が出たというか渋化馬場の適性は無かった敗戦だったので評価しなくてはいけなかった。
阪神JFに出走した時は3ヶ月間隔を開けて出走して4着と好走したのを考慮すると、桜花賞までは買い続けた方が良かった馬でしたね。
OP2戦を2着2回と好走してG1を4着と実績がありながらチューリップ賞惨敗を鵜呑みにした結果です。
良馬場でアクシデントも無い状態での惨敗なら分かりますが渋化馬場だった事を考慮でした。
なのでオークスでは負け分を取り返してもらった記憶があるのですが…


☆02年 アローキャリー   アネモネS8着⇒桜花賞1着に巻き返し
この馬は阪神JFでは2着になって馬券をやられ、桜花賞では買い目に入れていましたが、流しに馬券にした為にタテ目を喰らって万馬券を取り損ねて撃沈した苦い思い出しかありません…
そんな事はどーでも良いのですが、この馬は何故評価したのか?忘れました(笑)
まず思ったのが、阪神JF2着という事で阪神コースの適性はあると思いました。
阪神JF2着の時は2ヶ月くらい間隔が開いていて、しかも距離も1200M⇒1600Mで好走した点。
この事から思ったのが上手く言えませんが巻き返し能力があるということです。
アネモネSでは1番人気と期待されて惨敗したので人気を落とした原因でしょう。
その1番人気になった馬が桜花賞では13番人気まで落ち込むのは不思議な現象ではないでしょうか?
しかもこの馬は逃げ馬なので好走するか惨敗するかハッキリしているので、アネモネS8着は着順にこだわる必要はないと思ったはずです。
それにアネモネSの前半3Fは33.6秒とかなりHペースだったので相当激しいレースだったと思います。
逃げ馬なので当然Hペースで押し切っていたとするなら桜花賞は『疲れ』が残って惨敗するだろうし、そうならば買い目には入れていなかったでしょう。
しかしこの馬は8着と惨敗した為に人気を落としていましたがG1で2着の実績があり、
阪神JFと同距離&コースなので相手にしたという考えで良いと思いました。
あ、そうそうこの馬の父ラストタイクーンは阪神コースに相性が良かったのもあったと思います。


※前走6着以下の巻き返した馬の場合
この2頭は共に前走のレースでは1番人気だったのも偶然なのか?
人気を裏切っているという事は惨敗したので『疲れ』が残ってはいないと考えられます。
ただ『疲れ』は無いかもしれませんがリズムを崩すという不安点も出てきます。
それに『巻き返し能力』の適性があるのかも重要になってくると思います。
2頭は阪神JF『休養明け』で出走しましたが☆チアズグレイスは4着で、☆アローキャリーは2着と間隔を開けても好走している事から互いに『巻き返し能力』はあると推測出来ますね。


しかし掲示板内の馬は実際に前走掲示板以内の馬というのも問題点はあります。
例えばの話ですが、桜花賞の各トライアルレースの上位馬が出走した場合はどーなるのでしょう?
チューリップ賞・フィリーズレビュー・アネモネS・フラワーCの馬がいた場合ですが、桜花賞出走権利は3+3+2の8頭、それにフラワーCの連対馬が2頭いたとします。
するとすでに10頭になり、本賞金がある馬が別路線から出走するなどがいた場合は、
もしかすると出走馬18頭中18頭全てが前走掲示板からの出走というのもありえる話です…
そうするといくら条件に当てはまったとしても流石に多過ぎてしまいます。
なのでクラシックはあくまでも1つの判断材料になるという点が基本路線になります。


07年の出走予定馬の20番目の順位までの馬で前走掲示板に入っていた馬を見ると、(☆ルミナスハーバーは回避予定なので21頭まで)18頭になってほとんどの馬が該当していまいます…
多すぎるので前走4着以内にしてみると、それでも2頭しか消えず計16頭になりますね。その16頭が基本ベースになりそこから洗い出して頭数を減らしていきたいと思いますので該当馬は以下の馬になります。

☆アストンマーチャン
☆アマノチェリーラン
☆イクスキューズ
☆ウオッカ
☆エミーズスマイル
☆カタマチボタン
☆カヤノザクラ
☆ショウナンタレント
☆ダイワスカーレット
☆ニシノチャーミー
☆ハギノルチェーレ
☆ハロースピード
☆ピンクカメオ
☆フローラルカーヴ
☆ホクレレ
☆レインダンス


ではこれから前走出走別に各レース毎に見ていきましょう。
ちなみに過去では500万下と阪神JFからの連対馬がいましたが今年は出走馬が回避しないと出走出来ないので省きますので以下のレースになります。
・チューリップ賞    4頭が出走予定
・フィリーズレビュー  4頭が出走予定
・フラワーC      2頭が出走予定
・アネモネS      3頭が出走予定
・クイーンC      4頭が出走予定
・その他       4頭が出走予定(菜の花賞・ファルコンS・函館2歳S)


■チューリップ賞  9頭
桜花賞のトライアルレースの代表的なレースという存在ですが以前も書いたとは思いますが、チューリップ賞=桜花賞という構造では基本的にはそうなっていないと思います。
最初に書きましたが昨年までの阪神1600Mのレース質も違いますので今年の結果は来年以降の為にも気になりますね。
実際には☆01年テイエムオーシャンがチューリップ賞と桜花賞を共に1着になっていますが、その他の馬は1着も1頭もいなく近い馬としてはチューリップ賞2着&桜花賞1着の☆スティルインラブ、チューリップ賞&桜花賞共に2着だった☆アズマサンダースの2頭だけというのは、同じ阪神1600Mなのにも関わらず好走例が少ないのは不思議です。
では実際に先程挙げた桜花賞連対馬の内訳をチューリップ賞を着順別に分類して見ますと、(2・2・1・4)(左から1・2・3・4着以下)とこの結果から9頭中4頭が前走のチューリップ賞を連対した数字を、多いと見るか少なく見るかは個人の判断にはなりますが、『とつお的』には少ないと思います。
仮に多いとすればもっと数字があっても良いし、1着に近いほど成績が良いはずですしね。
連対馬の中ではチューリップ賞1着だった☆テイエムオーシャンはこのレースを0.7秒差をつけて圧勝していました。
つまりこのレースを僅差で1着になっても良いのではなく、圧勝くらい抜けた力が無いといけない。
残りの連対馬3頭がチューリップ賞を連対し、1頭が3着から桜花賞で好走した関連性は何だろう?
≪チューリップ賞連対馬の傾向≫
最初にこのレースの3着以内の傾向を見ていきましょう。3着以内5頭の馬は、
☆97年 メジロドーベル  3着 
☆01年 テイエムオーシャン  1着 
☆03年 スティルインラブ  2着
☆04年 アズマサンダース  2着
☆06年 アドマイヤキッス   2着
と、この5頭になります。

1.人気
まずは一概には言えないのですが5頭はチューリップ賞では3番人気以内に支持されていた。
チューリップ賞=桜花賞ではないと書きましたが、言葉を変えて例えてみると、チューリップ賞は桜花賞好走に合っていない条件で好走したという事は、それだけ能力がある、又は充実期、又は苦手な条件をある程度好走出来たとも言えると思います。
つまり好走した馬(人気に応えられた馬)は桜花賞でも好走する可能性を秘めていると思いました。

2.位置取り
この4頭はチューリップ賞での位置取りに関係があるかもしれないので注目してみると、5頭共に4角での位置取りが共通している事が分かりました。
☆スティルインラブは6番手の位置取りでしたが基本的には5番手以内でレースをした馬が良い。
反対に追い込んだ馬は好走していても桜花賞では反動が出るのか好走出来ないですね。
ただ、☆スティルインラブと☆アドマイヤキッスは最終コーナーが位置取りが6番手でしたが5番手と同じ位でしたし、☆スティルインラブ直線でも包まれていましたが、位置取り的には先行していましたので考慮したいです。
しかし☆アドマイヤキッスは位置取り的には6番手と良いのですが大外を周った事で桜花賞でも同じレースだった為に差されてしまったと思います。
本来ならば、☆スイープトウショウと同じ様な感じですが、馬体重減が前者はチューリップ賞だったが後者は桜花賞で大幅馬体重減だったので『疲れ』の影響でしょう。

問題はこのチューリップ賞3番人気以内で3着以内になった馬がこの4頭しかいないのか?
他には先行した馬で好走した馬がいないのか?っていう問題点が出てきます。
実際にはこの条件に合っていて桜花賞で好走出来なかった馬は沢山います(笑)
☆96年 ビワハイジ       1番人気2着   過去11年目ですが参考に。
☆97年 オレンジピール    2番人気1着
☆98年 ダンツシリウス    2番人気1着  ※4角は6番手
☆98年 アインブライド     3番人気3着
☆99年 エイシンルーデンス 2番人気1着
☆99年 ゴットインチーフ    1番人気2着
☆01年 ポイントフラッグ    3番人気2着
☆02年 オースミコスモ     1番人気2着
☆02年 チャペルコンサート  3番人気3着
☆03年 チアズメッセージ    2番人気3着
☆05年 エイシンテンダー    3番人気1着
☆06年  該当馬は無し

☆07年 ウォッカ          1番人気1着
☆07年 ダイワスカーレット   2番人気2着

と、過去10年で条件1と2に該当する馬だけでも9頭と補欠1頭いますね。
☆98年ダンツシリウスのチューリップ賞の映像を確認出来ませんが6番手だったので割引とします。
他には3番人気3着以内の馬は他にもいましたが4角6番手以降で好走した馬は、
☆スティルインラブ以外はいなかったので差し・追い込みで好走した馬には良くないでしょうね。
先程も書きましたがチューリップ賞1着馬がある程度の人気でも好走出来ないので、1着馬は割引なのですし、桜花賞は開幕週に近くはないのもあるのかもしれませんね。
条件に合った馬でも結果が出せなかった馬の方が多いので参考にはならないかもしれませんが、この条件に合った10頭はチューリップ賞では4角5番手を書きましたよね?
チューリップ賞で先行していたのに桜花賞で先行出来なかった馬はこの中に多くいます。
☆96年 ビワハイジ・☆99年 エイシンルーデンス・☆02年 オースミコスモ・☆02年 チャペルコンサートと、4頭しか先行出来ず残りの馬は出遅れなどがあり流れに乗れなかった。
位置取りも12番手以降だったのでレースするまでは分かりませんが走れる状態ではないのかも。
つまり、好走した為に『疲れ』が出て出遅れるのかもしれませんね。
他には逃げた☆99年エイシンルーデンスはやはり逃げた馬なので前哨戦では、疲れ』が多く残る傾向にあるので逃げた馬は圧勝しない限り割引でしょうね。
残りの3頭は『とつお的』には敗戦は何故なのか分かりませんが、負けたという事は理由はシッカリしているでしょうね…
この3頭は年末の阪神JFに出走して好走しています。
なので阪神1600Mに適性が無いという訳でもありません。
曖昧な言い方になりますが3頭を買い目に入れる事は悪くないと思います。
が、馬を1頭づつ見て考えをまとめる事が必要だと思います。
☆96年 ビワハイジは阪神JFとチューリップ賞のレース質を考えると、共に落ち着いた展開で先行して押し切っていましたので桜花賞でのレースに合わない馬でした。
☆02年 オースミコスモとチャペルコンサートの場合は意外とショックでした(泣)
☆チャペルコンサートは後の成績でも傾向がありましたが外枠でも落ち着いた展開になった時に、反対に内に行けなかった時は好走しない場合が多かった馬で、桜花賞は終始外を周されていました。
☆オースミコスモの場合は◎評価馬で軸馬にしてタテ目を喰らう始末になって痛い思いをしました…
1番人気2着と『疲れ』は残すような敗戦でも無かったですし、阪神コースも(0・1・1・0)と優秀な方。
それなのに桜花賞では11着と惨敗しました。しかも桜花賞までは(2・1・1・0)だったんですよぉ~
ただフジキセキ産句は『疲れ』が残りやすいと思うので、チューリップ賞では上がり3F36.1だったので、時計的にも速くないが上がりがかかっているので激しいレースだったのかもしれませんね。
絶対とは言えませんが、『休養明け』で馬体重が減っていたのもあるかと思います。
その為に余力が無い状態と言えるかもしれませんね。


ところで今度はこの条件以外のチューリップ賞から連対しなかった馬の巻き返しを見てみましょう!
桜花賞連対したチューリップ賞からの馬は4頭いましたよね?
4頭中3頭はチューリップ賞は1番人気で3・4着に負けていてリズムを崩さなかった。
残りの1頭は最初に書いた☆チアズグレイスなのでココでは省略します。
☆ファレノプシス・☆プリモディーネ・☆チアズグレイスは後方から届かなかった馬でした。
先程書いた事を思い出してください。
≪3番人気以内で4角5番手以内≫の馬が好走していましたって書きましたよね?
ならば、【3番人気以内で6番手以降で3着以下に借敗した馬】というのはどーでしょう。
この3頭で☆チアズグレイスは渋化馬場だったので人気にはならなかったのですが、良馬場なら実績もあるので人気にはなっていると思います。
残りの2頭は共に1番人気で差して届かず借敗した馬なのです!
では残りの☆シーイズトウショウの場合はどーなんでしょう?
この馬は阪神JFでも4着になっていてチューリップ賞でも4着だったのに、
桜花賞では13番人気と☆アローキャリーとよく似た扱いになっていたと思いませんか?
実際にこの年度は☆アドマイヤグルーヴが出遅れたのもあり最後は届かなかったので、
展開の利という部分もありますが3着になっていたとも考えられます。
それにこの馬は桜花賞まで5着以下になった事が無かったのに、その馬が13番人気になったのは勿体無い話で、この年度は最後の最後で消してしまった…


≪まとめ≫
1.チューリップ賞で基本的に3番人気以内で4角で5番手以内で3着以内になった馬
2.4角6番手以降の馬では人気になって最後は届かず5着以内に入った馬
3.阪神JFで好走経験&好走予感のある馬

この3点を基本的に考慮していきたいと思います。


■フィリーズレビュー  5頭
昨年までとは内回りになっていますが基本的にはチューリップ賞とは異なりレース自体は同じと考えています。
しかし、桜花賞は今までとは違ってコースが変わりましたのでレースを振り返るのは同じでも桜花賞となると今年の結果が出ないと分からないのが本音でしょう。
ただ傾向としては似ている点もあるので昨年の内容を振り返ってみる事にします。


このレースからは5頭の連対馬を出していますが(3・0・0・2)と極端な状態になっています。
しかも1着が3頭、4着が2頭と着順が固まっているのも特徴ですがその事は微妙でしょう。
チューリップ賞の様に毎年連対馬を出している訳ではありませんがポツポツと出していますね。
基本的に1400M⇒1600Mと距離が200M延長するのであまり良いローテーションとは言えず、ココから出走するなら差して届かずや圧勝している方が良いと思います。
☆97年キョウエイマーチや☆99年フアイチエアデールが該当しています。
その為に☆05年ラインクラフトの差し切り勝ちの好走から、『買いたいけど、疲れがあるのか判断が微妙』という感じに思いました。
なので阪神1400Mと阪神1600Mとのレース関係は良いとはいえないと思います。
ただココ数年は今までの4歳牝馬特別やフィリーズレビューとレース質的な変化が出ていると思います。
この事は『とつお的』仮説なのですが、近年のレースの全体的な上がりタイムを見て下さい。
例を挙げると、昨年の1着馬ラインクラフトですが、発表では前半3Fは34.4秒なのでHペースだと思いがちですが競馬新聞ではMペースとなっています。
とつおは大まかな競馬新聞は取って置いていますので少しは見れるのですが、このレースでは☆ラインクラフトの上がり3Fは34.3秒となっていました。
という事は道中ではある程度ペースが落ちてきたのかもしれないという事にもなります。
なので1着馬は34.3秒でしたし、2着馬の☆デアリングハートも34.9秒とHペースという訳でもないです。
反対に、その他の年代では上がりがとてもかかっていてタフな馬場状態と推測出来ますので、『疲れ』が残ってしまい、桜花賞でも取りきれないのかもしれません。
しかし☆04年ム-ヴオブサンデーなんですが上がり3Fも35秒と悪くは無かったので買いましたが、1200Mしか経験が無かったのもありスタミナの面で劣っていたのかもしれませんね。
先程書いたフィリーズレビューで1着になった馬の『疲れ』の件ですが、☆00年サイコーキララは1着で0.3秒と圧勝とまではいかなかったのかもしれませんし、桜花賞では『外枠』だったので先行策に乗れなかった事があったと思いますが、『とつお的』にはそれが1着になった影響なのではないでしょうか?
ですが桜花賞では4着と馬券対象にはなりませんでしたが惜しかったと思いました。
これだけ極端な成績が桜花賞につながるのですから1着=桜花賞好走とは思わない方が良いでしょう。


≪まとめ≫
1.基本的に前走掲示板以内の馬。
2.1400Mなので『距離延長』になってしまうので1着馬でも勝ち方が重要。
 1着馬は0.4秒以上差をつけている方が『疲れ』が残らないと思う。
3.掲示板以内の馬ではレース展開が重要になり、前残りなら差して届かなかった馬が恐い。
4.先行馬では☆98年ロンドンブリッジですが人気を裏切っていた馬が良いが、重複しますが惨敗はリズムが悪くなるので5着以内が良いが裏づけは後程。


■フラワーC  3頭
03年以前はこのレースからの好走馬はいなかったのですが近年で3頭も出ていますね。
桜花賞までのレース間隔の狭さもあって好走馬の出走は他のトライアルレースよりも少ないです。
ただ後のオークス好走馬も多く出ているのも特徴ですが、良いローテーションとは言えないと思います。
フラワーCは以前までの傾向としては桜花賞に出走出来ない外国馬の出走馬が多かったので桜花賞を目指す馬は嫌っている印象がありました。
その後、03年くらいからはフラワーCで1着馬の出走が増えてきました。
フラワーCから好走している好走馬3頭は共にフラワーCで1着になった馬でした。
1着になった馬が桜花賞で今までは好走出来なかったのですが、レース内容に注目すると、差して好走やマクリで好走した馬が多くて、只でさえ間隔が狭いので『疲れ』が取り切れなかった…
すると1着になった☆ダンスインザムードと☆シーザリオは先行して『疲れ』が残らない勝ち方だと。
つまり中山1800Mなので先行して好走した馬が良いという事になると思います。
その中で06年の1着馬だった☆キストゥヘヴンは先行策ではなくて4角での位置取りは7番手とそれまでの好走した☆ダンスインザムードと☆シーザリオとは位置取りが異なっています。
位置取りを見ると、☆キストゥヘヴンは1コーナーでは5番手と先行していました。
その後、外からの馬が上がったりしていましたがレースでは2頭が物凄いペースで引っ張っていましたので、この馬的には先行策というレースとしても良かったと思います。
最終コーナーでもこの馬は内から直線と進めていました。
このレースで1着になって桜花賞で惨敗した馬はマクリや大外一気と派手な勝ち方でしたが、桜花賞で好走した3頭は内から抜け出したレースをしていました。
とつおも今まではフラワーCの好走馬は買わなかったのですが、その点に注目して☆ダンスインザムードと☆シーザリオを買いましたが、☆キストゥヘヴンはもっと考えて買っても良かったと思います。
Hペースで追い込んだと勝手に解釈してしまった…
桜花賞で外から追い込めたのは『疲れ』が残っていなかったのもあったので桜花賞でも馬体重増減なしと調整も上手くいきましたしね。
ただ問題なのは、2着以降の先行馬をどう判断するのか?がポイントになるかと思います。
『とつお的』には先行しても2着以下になった馬というのは良いとは思えないです…
それは先行して激しいレースになり負け方が疲れる負け方だと思うので、レース後は『疲れ』が相当残ると思うからです!
実際に先行した馬が桜花賞に出走した馬は何頭かはいますが好走出来なかったです。
桜花賞との展開の違いもありますが、やはり1着馬が良いでしょうね。
補足ですがこのレースを使って3着以下になった馬の出走は少ない傾向があります。
負けているので『疲れ』はないので有利になっても良いのですが、
3着以下に負けた馬は本賞金が無い場合が多いので桜花賞に出走出来ない傾向になります。
もしかすると本賞金がある馬で5着くらいに負けた馬が好走する場合もあるかもしれませんね。


≪まとめ≫
1.フラワーCは桜花賞までの間隔が狭いのでレース内容が狭いので『疲れ』が残りやすい。
2.好走馬2頭は共に1着馬でしたが先行して1着と勝ち方が派手ではなかった。
3.派手とは追い込み一気やマクリで差し切った馬が『疲れ』が残ると思います。



■アネモネS  1頭
このレースは元々阪神でOPレースとして開催していました。
が、中山開催でのトライアルレースに変更になりましたので昔とはかなり内容が変わってきました。
このレースからは2頭が連対していますが、☆96年ファイトガリバーは阪神開催時でしたので、実質上は☆02年アローキャリーただ1頭だけが桜花賞で連対しています。
なので基本的に中山・阪神コースは似ている印象もありますがOPと激しいレース質でもないのに、好走馬がいないというのはやはり良いレースとは言えないでしょうね。
この中で好走したと言えるのは先程の☆02年アローキャリー桜花賞1着と、☆01年ダイワルージュ桜花賞3着馬だけだと思います。
この2頭に共通する事と言えば、阪神JFで共に2着になった実績を持っている事でしょう!
このレースに限ってではありませんが、やはり桜花賞と同コースである阪神JFというのは、関係がないと言えばウソになりますね。
つまりこのレースは桜花賞と関連が無いという事は阪神JFで好走している馬なら狙えるとも言えます。
しかもアネモネSからの出走は人気にはならないので隠し馬?的な存在にするなら、阪神JFで好走経験のある馬は人気にも高くないので面白い存在になると思います。


≪まとめ≫
1.アネモネSは桜花賞とはあまり良いローテーションとは言えない。
2.ただし、阪神JFで好走経験のある馬が面白い。


■クイーンC  0頭  等々、過去10年で連対馬がいなくなった。
このローテーションからは1頭の連対馬を出していますが間隔があいてしまうので良くないでしょうね。
結局は1着馬はいないので◎評価馬には適していないと思うからです。
クイーンC=桜花賞とは思えず、間隔も開いてしまうので間隔を開けて好走出来る血統が面白い。
2・3着馬は数頭いますが、父か母父にノーザンテーストやカーリアンの様な馬が良いのもその為です。
このレースを好走した後にもう1戦使って桜花賞に出走している馬もいましたが結果が出せなかった。
なのでもう1戦使うという事は『疲れ』の面でも良くない場合なのでしょうね。
連対馬はいませんが、過去10年で3着馬は3頭います。
☆98年 エアデジャヴー
☆02年 シャイニンルビー
☆06年 コイウタ
ですが、この3頭に共通する点としては間隔を開いているが馬体重が減っていたこと。
問題は☆コイウタ以外は大幅馬体重減だったので輸送や調整が難しい点でしょうね。
それとこの3頭は共に関東所属の馬でした。
以前から気になってきましたが、※クイーンCの好走馬が人気薄で桜花賞も好走出来ないなら何となく分かるのですが、これを見てください。

96年 ☆イブキパーシヴ   1番人気  1着⇒2着  (参考までに)  関西
98年 ☆エイダイクイン     2番人気  1着⇒6着   関東
99年 ☆ウメノファイバー   2番人気  1着⇒6着   関東
00年 ☆ハッピーパス     3番人気  2着⇒4着   関東
02年 ☆シャイニンルビー   2番人気  1着⇒3着   関東
03年 ☆チューニー       1番人気  1着⇒12着   関東
04年 ☆ダイワエルシエーロ  1番人気 1着7着   関西
04年 ☆クリスタルヴィオレ 1番人気   1着⇒12着   関東
05年 ☆ライラプス       1番人気   1着⇒12着  関西
06年 ☆コイウタ        1番人気   1着⇒3着  関西

と、過去10年(96年は参考ですが)のクイーンCで1~3番人気で連対した馬が桜花賞に出走したら何着になるのかを表しました。
これだけクイーンCで人気になっていた馬がレースで好走し、桜花賞に向かうと過去10年では1頭も連対馬がいないのは問題だと思います。
人気に応えたのは良いのですが桜花賞に関してよりもオークスに関連する印象ですね。
関東馬が多いですが、中には関西所億の馬もいますし重用ではありませんが関東馬にはあまり良いステップではなささそう。


≪まとめ≫
1.このレースから出走する馬は割引。
2.間隔が開くので血統面に注目で、『距離延長』やパワー型の血統が面白い
3.人気で応えたと言っても好走例が乏しく、阪神JFで3着以内に入った馬なら考えても良さそう。


■最後に
この長い文章を簡単にまとめると、基本となるのはやはり、

【前走掲示板の載った馬】

となります。
それと、気になる事というか意外と当たっている事が2つあります!!
それは、

【1.新馬戦で1着になった馬】
【2.京都1400Mで好タイムで勝っている馬】

※【1.新馬戦で1着になった馬】
昔の話なんですが新馬戦を1着になった馬が桜花賞で好走している例が多かったのです。
この仮説を覆したのが☆99年フサイチエアデールでした。
過去10年の桜花賞連対馬20頭を調べてみるとこの仮説に該当しないのが、
☆99年フサイチエアデール
☆01年ムーライトタンゴ
☆02年アローキャリー
☆03年シーイズトウショウ
の4頭ですが、☆99年フサイチエアデール以外の3頭は新馬戦は2着でしたので、最低限2着になっている馬も補欠的に買い目に入れるかを考えるのも面白いかも。
それと、☆01年ムーンライトタンゴと☆02年アローキャリーは初芝戦で1着になっていて、新馬戦のレースはダートだったのも関連性があるかもしれませんね。
ただ、☆03年シーイズトウショウは2戦目で勝ちましたがこの時は現在のルールと違い、新馬戦でも2度くらい出走出来るルールだったので相手関係も新馬戦に近かったのかも。
なので【新馬戦で1着になった馬】というのはある程度成果を挙げていると思いますよ(笑)


※【2.京都1400Mで好タイムで勝っている馬】
何かの雑誌だったのか忘れましたが先に挙げた記事を目にした記憶がありました。
それは阪神JFの相性としては良くないファンタジーSでの好タイムを出した馬が、桜花賞での成績が良い傾向にあるという記事でした。
何の雑誌だったかなぁ~?多分、分かるとは思いますが不確定なので伏せますが…
又、ファンタジーSだけに限定するのではなくて、京都1400Mに広げた方が良いと思います。
その好タイムの目安のタイムは1:22秒よりも速い時計!
☆05年ラインクラフトはこのレースで1:21:6秒で走破していました。
他には☆97年ロンドンブリッジと☆98年プリモディーネは
ただ、☆00年タシロスプリングだけが1:22秒以内で走破していますが惨敗していました…
この馬は桜花賞の前走では掲示板に載る事も出来なかったので、条件には当てはまってはいますが手を出し難い馬でした。
それといくらファンタジーSで好タイムで走破していても2着馬では☆02年シーイズトウショウしかおらず、苦戦の傾向なので先着馬優先としたいです。
しかしこの馬は桜花賞2着になっていましたよね?
すると良く見るとファンタジーSの前走では条件戦の京都1400Mを走っていました。
この時は3着と1着になってはいませんが1:21秒台で走っていました。
なのでファンタジーSは1着馬又は先着した馬にして、それ以外は時計面に注目したいと思います。


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