ユンタ(^-^)の気付き日記

ユンタ(^-^)の気付き日記

その1



(・・・本来は万物はといいたいところですが
無機質なものでは人間の都合で短期的に見たら
バランスを崩してでも不釣合いな場所に置かれているものもあるので、
とりあえず生命のあるものと言っておいたほうが良いのかなと思います。)

「その土地の環境に合うものはその土地で生きていくことが出来る」
という事がいえます。


熱帯の植物は寒冷地では育たないということを言えば解りやすいでしょうか?
当然温室にしてなら出来るでしょうが、自然の中では育たないよという事ですよね。


超当たり前のことなんですが、大事なことだと思います。


・・・ということは、植物で言ったら
その土地に育つべくして育っているわけなんです。

そして、その植物を食べることで
その環境で過ごしやすい、馴染み易い動物が生息するようになる。

ここでいう環境とは植物に関しての環境だけではなく
気候、地形など、すべての要素が絡んできますが

根本はそういったところに生息することができる植物が、
ある意味その気候で育つことが出来るシンボルにもなるかなという気がします。

だから、その土地に生息する動物は
その土地の植物とか、動物、魚とかそういったものを食べることが
一番環境に馴染んでいるんだよという事ですね。

植物、動物、その他諸々の形あるもの、無いもの
・・・全てがその土地の空間の
氣のエネルギーの結晶と考えても良いんじゃないでしょうか?

DNAの違いによっていろんな形に変化させるけれども
基はその土地の氣だよということ。。。

人間も当然その氣の、そして食べたもの(命をいただいているもの)
の結晶みたいなものですから
極端に違う環境にいたり、
違う環境に育ったものばかりを食べていたりしていたら
その結晶は崩れてきちゃう。


そして、植物でもごく限られた場所にしか生息できないものもあれば
広く世界中にとか日本中に生息するものもある。
数限りない名前も知られていないようないろんな植物も含めた
いろんな環境の総合的なものの中で植物も動物も順応して生きている。

広く分布していても、
例えばサトウキビなんてのは沖縄とか熱帯の地方で多いですが
昔はここ島根でも作られていたそうです。

ということは、沖縄で作ったサトウキビと島根で作ったサトウキビとでは
暑い沖縄のサトウキビのほうが陽の気候なので
バランスをとるために陰性が強いんです。

比べると寒い島根は陰の気候なので
バランスをとるために沖縄のサトウキビよりは陽の要素が強くなってきます。


どちらが良いとか悪いじゃなく、その土地で育ったものは
その土地の人にとっては一番だよということです。

現実に、じゃあ島根の人は島根産のサトウキビから作った砂糖を摂らないと
いけないかというと現実的ではないですからね(笑)


「身土不二」という言葉がマクロビオティックの中にありますが
「人間とその土地はつながっていて、別々のものではないんだよ」
ということを謳っています。

最近のJAを中心に「地産地消」なんて言葉もありますが
(これは経済的なものが大きく絡んできていてちょっと違うところも多いですが)
なるべく地元のもので新鮮なものが食べられたら
そのほうが身体はよろこぶかもしれませんね。

ただ、農薬とか、飼料とかの問題があって
安全性から言ったらいくら遠くても安心できるところのほうが良い
というのがあるのも現実ですよね。

難しいところです。。。

なるべく近くの顔が見えるところでの信頼のおける人との
産地のつながりが望まれるのは当たり前でしょうね。


そして、とんでもない環境、気候の違うものばかりを
食べることがないように気をつけて生きたいですね。



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