クレスタの日常劇場♪亜米利加☆じゃぱレス見聞録

クレスタの日常劇場♪亜米利加☆じゃぱレス見聞録

爆笑強烈キャラ




うふふ♪・・・いろんなお客さんが現れるのよね。
うちのゴシップ満腹亭。
暖簾
イラッシャイマセ♪




今日もせっせと強烈キャラのウォッチング♪

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「君の名は・・?」




殆ど同時にその二人は店に入って来た。

ワタシたちは2人一緒なんだとばかり
思っていたら・・・・。


「僕、一人なんだけど、
良かったらご一緒しませんか?」


いきなり!
ナンパを始めるではないか?

オイ!ココはそういう店じゃぁないっすよ。
そーゆうことは、ほかでやってください。!

「いいえ、結構です。」と
若い女が答える。


そのナンパのおっさんはテーブルに、
そして、このオンナは寿司バーに座った。


ナンパのおっさんのテーブルは私の担当。

さっそく、ワタシに色目使って来た。

「今日の魚はなにが美味しいのかなぁ?」

「ところで、君の名は?」

このアメリカ人のおっさんには通じないと
思ったが、

「真知子」と答えた。

『マチコという名前でぇ、♪
でぇて--い--ぃまぁっす♪』


というわけで、今度からワタシの名前はマチコ。

今度いらっしゃったら、指名してねっ。
きっとよぉ。

ぎゃはっはっは。

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猫かぶり姫


いやぁーーー。マイッタまいった。

いつものお客の中にコリアンのねぇちゃんが
いるんだけど。
この人、顔はすごくカワイイし、綺麗なの。
お色気ムンムン。

周りのアメリカ人のビジネスマンなんか
よだれ垂らして・・・・・。

ところがっ!、いったん口を開くと・・・・


ゲンメツ。幻滅。


すごく品がないのよ。大口あけて、がはっは笑いだし。
場所をわきまえてないっていうかな?

とにかく、お下品。

ワタシが男だったら、百年の恋も一発で消えちゃう。
萎えてしまいそう。

それがね、この前 男ときたのよ。(たぶん、彼氏か、
ダンナなんだと思うけど。)
それと、その男の両親?も一緒に。
もう1組の老夫婦は、このねぇちゃんに
似てたから、もしかしたら両親かな?
両家 、初のご対面!?って感じだったな。

ありゃりゃ、いつものあの態度は何処へ?ってな感じ
すごい。スゴイ!

これで、男はコロリと騙されるわけねぇ。
オンナは恐いよ!?

ネコかぶりもいいとこ。

普段を知ってる私たちは、
笑いをこらえるのに一生懸命。ぷぷぷぷっぷ。
タイヘンでしたよ、もう。
ぎゃははっははは。

なんという、おしとやかな様子。

いつもはヤンキーねぇちゃんの風格で、
「ホラ!あれ持って来いよ!」なのが、

この日は、おしとやかなお嬢様風で、
「スミマセン。あれ持ってきてくださる?」
ですから、ねぇ?


このギャップ!?ねぇさん、只者じゃねぇ!

『たまりましぇーーーーーーーーーん!!』


それに、もう1つの特徴なのがあたま。
髪はアップにして、エクステンション(付け毛)して、
その高さは、頭がもう1つ分あるのぉよぉーーー。ホント。
マージー☆シンプソンも真っ青!

あの髪のなかにはホントは ネコかなんかが入ってる んだっ!

そいで、ネコかぶんなきゃなんない時は、
そこから、取り出して?



きゃっはっはっは♪ なんて便利!?なの?



すごいよぉーーー!


寄ってらっしゃい。観てらっしゃい。
お代は見る前に先払い。って、ちがうか?


今日も、お友達と一緒にご来店!だったんだけど・・・


いつもの、ぎゃはっはっはヤンキーねぇちゃんに
戻ってました。

そして、髪型は、いつも通り“ネコの入った”
でっかいアタマでした。

筋金入りですぞっ!

☆本日も、ご来店有り難う御座いましたぁ






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玉ねぎが食えない男?!



「ぜーーーーーーーーったいに
玉ねぎは、いれないように!」
また一通りオーダーを取り終ってからも
もう一度、念を押された。
「絶対駄目だよ。」


そこまで、どうしてもダメなんすっかね♪
だめだと言われると余計に、わざとしたくなるのが
わたしの悪いクセ。うふっふふ。
私のいたずら心に“火”がついた。ニヤリ☆キラッ。

小さなスライスの玉ねぎを1切れだけ入れて
お出しした。

「ちょっと、きみぃ。」やはり呼び止められた。
みつかっちゃった。えへへ。

「注意して入れないようにしてたんですけどねー。
すいませんね。」


その次の週に、またご来店♪の時に
またまた私の担当で、オーダーを取りに行った。


「ゼーーーーーーーーーーったいに!玉ねぎは、入れないように!」

「はい、よくわかっております。承知致しました。」


また、小さなスライスをわざといれて。
私って、ホント悪いウエイトレス。ふふっふふふ。
ぜんぜん懲りてない。


あんなに小さなスライスなのにちゃんと発見してるぅ。

ただの食わず嫌いじゃないの?って思ってたけど、
「玉ねぎが食えない男!」だったのね。あなたって。

ごめんなさい。もういたずらはしません!?



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『保釈金かっ?!』

一見して、体格はガッチリとした、
ダークの髪、ゴールドの飾り物・・・(チェーンのネックレスとか)
すぐ判っちゃったよぉ。

今日は、マフィアの大御所、
イタリアンマフィア??のご来店。


ドラゴンロールに、親子ドン!の
不思議な組み合わせ。
ほーら・・・やっぱり・・・。丼=ドン=ゴットファーザー
おまけに“親子”ですからねぇ・・・?ふむふむ。おくが深い。


ちゃうってば!あーたの考え過ぎ!


でも 案外、結構な日本通だったりして・・・・?

一通り、オーダーが済むと、
おもむろに携帯を取り出すと・・・・


どこかに電話をかけているのが聞こえて来た。

「ヘイ、Yo!ジョーだけど・・・、
あぁ、$10、000ドルのチェックは
手にいれたぜ・・・・、
あぁ、金ならここにある・・・・・
ちょっと遅くなるけど、・・・・
・・・・今、飯食ってるところだ・・

わかってる、じゃぁな。



テーブルの側をゆっくりと通ったときに
>わざとゆっくりと歩いた )、
話は全部聞こえてしまった!


・・・・聞いてしまったぁ!!!。

す、スゴイ内容!

でも、こんなレストランとかの公共の場で、
こういう話をしてダイジョウブなんっすかぁねぇ?



側を通ってたワタシでさえ聞こえたのに、
それならば、隣りに座ってた人とかまる聞こえじゃん!?


金は持ってるって・・・、

そんなの、ヤバイよぉ。


ワルイやつらとかが聞いてたら
店を出たあとで、後を付けられて
消されちゃうよっ!

ところで・・・、
この便利なカード社会・・・、
買い物もなにもサイン1つで、OK.

カードでなんでも便利に支払いが出来る
このアメリカで、

タッタ1っ個所だけ、
カードが通用しない
ところがあります。

さて、それは何処でしょう?

それは、刑務所。

ここでは、保釈金などの支払いは
現金のみ。



そんな、今の時代、家に現金なんか
置いてる人なんかいやしない。


それで、マフィア社会では、


"銀行の締まってる週末、祝日は
おとなしくしてろ。"

という掟があるそうな。


それにしても、ワタシってスゴイ
地獄耳!!!!

(いえいえ、アンタの耳がダンボのように巨大化してたからでっす)

おーーーーーーっほっほっほ! おーコワイ!さわらぬ神にタタリなし!

☆本日もご来店ありがとうゴザイマシタ♪


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> ☆♂・・か?Or♀・・か?

お客さんがお帰りの時、「Thankyou、Sir(サァー]男性
または「Thankyou、ma’am(メァーム」女性
と呼びかける事がある。


『このお客さんって、♀・・?か♂・・・か?』
髪はショート、体つきは、外から見て判断がし難い。
胸の辺りもふくよか、ズボンをはいてるので、
脚の付け根あたりをみても、ここも、アヤシイ。

そうだっ!クレジットカードで支払いの時
名前で判るじゃないか?

ふっふっふ。


さて、やっと支払いの時、
名前は・・・っと・・。


ん?“Pat”


そんなぁーーーー!困ったぁ・・・・・!
パットなんて、
男なら、パトリック、女ならパトリシア。
どちらにも通用するじゃないかっ!


以前、「サタデーナイトライブ」ッテいうテレビ番組で
こういうのがあった。


みんなで、一通り 推測、憶測、推理やったあと、
どうしてもわからない。

パット♂・・・か?パット♀・・・か?
それで、“Well・・・・it’s Pat!”

って言うことでカタがついたのでした。


そんな時は、わたしだったら・・・・・


“アリガトウゴザイマシタ♪”で済ますのよ。
ぐわはっはっは。

そんな悩むほどの事 なぁーい じゃない?ねっ?


☆本日もご来店アリガトウゴザイマシタ。♪



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タラコ♪くちびる男


『なんとも、まぁ。美味しそうな♪』

初めて、この男が店に入って来たとき、
そう、思った。
(注)美味しそう=かっこいいとは全然違いますっ。!!!



『珍しいよねー。アメリカ人で
タラコくちびる♪なんてっ!』

でもやっぱり、顔の中で
1つだけインパクトがありすぎるのって
あんまり好くないね。
くちびるだけ美味しそうだって。。。。ね?
(注)美味しそう=かっこいいとは全然違いますっ。!!!

なんか、マンガっぽい、愛嬌のあるくちびる!の付いた、顔。
そうですねぇ、やっぱり“醜男”の部類ですねぇ。
どうがんばっても。

よく、[食べちゃいたいくらいカワイイ!]なんて
言うけど、なんてったって、くちびるだけ、ですねん。
食べちゃいたいのって。。。



「あの、くちびるで、キスされたいか?」

答えは「はっきり、言って、ゼーッタイ、NOですっ!」
あの くちびるで、迫って来られると、誰でも
逃げ出したくなっちゃう。

こういう事 ばっかり 考えてた 私は、
この夜、なぜか このタラコくちびるが、夢の中にまで
出て来て、一晩中うなされた。。。。(寝不足。。)




☆本日のご来店有り難うございました。♪


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VICTORIA’sSECRET


ランジェリー下着の有名メーカー
ビクトリア’ズ シークレット。

うちのお客さんの中に
そこで働いてるおねえちゃんが居る。


そのねーちゃんってば、
スゴイ巨乳!


だから店に着て来る服も
胸を強調したデザインの服ばかりだ。



モールにあるその“VICTORIA’sSECRET”の店では
ワイフまたはカノジョのためにとプレゼントを
探しに来た男達に向かって
「そのカノジョのカップの大きさは
ワタシのよりも大きい?」とか比較させるらしい。

そして、実際に試着して客に見せる。


男達はもうそれだけでクラクラしちゃって、
サイズなどお構いなしで「それが良い!」と即決。

この巨乳のねーちゃんのホントの名前は知らないが
ワタシ達ウェイトレスは、
カノジョの事を「ビクトリア」と呼んでいる。




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苦悶さん

「イラッシャイマセ♪」
「ありゃ、苦悶さんが来たぁ・・・。」


ワタシたちウェイトレスに「苦悶さん」と
呼ばれているお客さんがいる。


このお客さん、身なりよく、礼儀正しく。
いつもキチンとしていて、
「プリーズ」と「Thank You」は欠かさない
いい感じなのです。

・・・・がっ、


では、なぜ?


それは、・・・・・・・「チップがいっつも少ない。」のです。


ふてぶてしい態度で 嫌ぁーなヤツだったら、
ワタシたちも、それなりに対応して
邪険に扱っても、
「なんせ、あいつ スゴイケチ!やもんね」と
言い訳がたつ。

ところが、このお客といえば、
「プリーズ」と「Thank You」は
ゼッタイにかかさないという
礼儀正しいお人なのだ。


なんで?あんなにいい人なのに・・・・
チップがこれだけ?


故に、ワタシたちは悩み、悶える。


・・・・・よって、「苦悶さん」なのでした。



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キャナイハブさん

イラッシャイマセ♪」

げげ・・・・・・。
また来たよ。キャナイハブさん・・・。

キャナイハブさんとは、
Can I have・・・・?
(・・・・を下さいますぅ?)と
うるさい客のこと。


一見、礼儀正しそうにみえるが、
これがクセモノ。


ワタシたちが、テーブルの側を通るたびに
「エクスキューズ、ミィー、CanI have・・・・?」


「エキストラ(予備)紙ナプキンをくれ」
(子供連れで来るからまぁ、これはわかる。)
「Ok,」と快く
すこし多めに紙ナプキンを持っていく。


すると、今度は
「キャナイハブ・・フォーク?」
(ぬわにぃ?早く言えよ。)

「Ok,」
とココまでは、まぁ、快く持って行ってあげる。

フォークを持って行ってあげると
今度はそれを見計らったように
「キャナイハブ・・・、Small Dish(小皿)?」
(てめー、なめとんのか?!)


万事がこのとおり。


最低でも、3回から5回は
このテーブルを往復させられる。


"Excuse me!!!!!"

あぁ・・・、また呼んでるよ。



いつも料理を運んで行った時には
「今、必要なモノはありますか?」と
必ず聞くようにしている。


でも、このキャナイハブ?さんだけは例外。

このテーブルの担当になったら最後。


往復させられることは覚悟しとかなきゃならん。



ったくぅ、疲れる客。



これで、チップとか良かったら
ガマンも出来るけど、
こーいう客に限ってケチなのよね。


救われませんわ、まったくぅ。


前出の“苦悶さん”と似てるけど・・・
こっちの方が性質(たち)がわるいわね。




*****************


☆だぁれっ?
カーペットに 足跡 つけたのはっ!?


ん?なにっ!?これ・・・?
足跡がくっきり。。。。

それも寿司バーに向かって・・・・。

その足跡の行き止まりを辿って行ったらば、
きったねぇ泥靴を履いたオヤジが寿司バーに座ってた。


「困るんですよねぇ、ダンナ」とも言えず、
さっさと寿司食わせて、さっさと追い出した。


だってぇ、みんな、その足跡についていって
寿司バーに座っちゃタラ困るじゃん。

(ねぇ、横断歩道とか、止まれのサインのとこに
足跡がついてなかった?そいで、横断歩道で
待ってる時、その足跡に自分の靴あわせてなかった?)

やってたでしょ?


なぜか、足跡とかあったら思わず
ついて行きたくならない?


でしょ?

だから、寿司バーに座って欲しくないワタシは、
その足跡、跡形も無いように
消しちゃいましたとさ。

☆これから、ご来店の際、泥靴はちゃんと
しごいてからお入り下さいませ♪
またのお越しをお待ち申し上げます。


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