魂の還る場所

魂の還る場所

たとえ奇跡が星になっても

     あまりにも突然だったけれど
     あまりにそれは当たり前すぎて
     戸惑う時間さえ無かったのです

     始まりは いつも こんな風なのかもしれない

     目を開けた時
     そこにあったのは
     私を見つめる

     私は ちょっと小首を傾げたけれど
     一緒に微笑んでいました

     なぜだかすぐに 世界は滲んでしまったのですが
     大きな大きなぬくもりが私の目に触れた時
     私の世界は またはっきりとしたのです

     それは
     私の心が あたたかさでいっぱいになって
     そのあたたかさが溢れてしまったから
     私の世界は少しだけ滲んでしまった

     目の前にある この笑顔を
     消えないようにすることが
     私がここに生まれた理由
     そして この笑顔の持ち主と
     もっとたくさんの笑顔をもっとたくさんにすることが
     私がここにいる意味

     どの時間を切り取っても
     必ず傍らにあるのは 同じ
     他の誰かに見える姿は 違っているけれど
     私に見えるのは いつも同じ
     あたたかな光

     私の裡(うち)にあるもの
     あなたが呼び覚ますもの
     たとえ奥深くに閉じ込めても
     私の中に確かにあって
     あなたのためにあって

     たとえ奇跡が星になっても
     それは当たり前に
     あたたかく
     降り注ぎ 包み込んで
     何度も繰り返し 繰り返し
     私は あなたの笑顔に 目覚めるのです
     愛しさと 幸せに 世界を滲ませながら 





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