つぁひ→た~く→らずぴぃのおへや

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りょうりのこと。

料理とひとことで言っても色々なスタイルがありますが、私が本格的に料理をするようになったのは、一人暮らしを始めてからでございます。

一番最初に料理らしい料理をしたのは小学校1年の時。兄と一緒に参加していたYMCAの冒険クラブと言うものがございまして、月に1度どこかへ行って野外活動を楽しむというのが目的でした。お昼はお弁当ではなく必ず作るのが鉄則。でもって参加対象は小学生ですから、作れるもんなんて限られているわけです。なので、決まってトン汁かカレー(笑)。でも、ご飯だってちゃんと飯盒炊飯で炊くんです。かまどだって自分たちで石を集めて作る。なかなか楽しかったですよ。

そこで学んだカレーの作り方を基に、うちではカレーの日には兄と私が作る事になりました。最初は兄と一緒でしたが、そのうち私が一人で作るようになりました。

それから後は…というと果てしなくカレーばかり(笑)。
私の両親は一緒にキッチンに入ってはいつも料理をしていました。父は魚好きでよく1尾丸ごと買ってきては、さばいて刺身にしたり、切り身にしたりしてました。母は兄と私が小さい頃に手作りのものを作ってあげよう、と言う事でお菓子を作るようになり、料理もそれにつられて習うようになったらしいです。

そんな両親がいつも台所を分捕っていたので、私が何か手伝おうにも、手際の悪さにいつも厄介払いでした。その割には、母はいつも「少しは手伝いなさいよ」が口癖でした。どーすりゃいーのさ、あたしゃ~!?

そんなことをしているうちに高校を卒業し、カナダに行ったのはいいのですが、ホストファミリーに何かしてあげようと思って、料理を作ってあげるね~と作ってあげても、手際が悪すぎて物凄く時間がかかったり、無駄が多かったり・・・
  寂しかったです。本当に。

で、一人暮らしを始めた時、まず母に頼んだのは、レシピを送ってもらう事。一番手っ取り早いのはレシピを見ながら母の作っている姿を思い出し、後は自分の味覚を信じる事…しかなかったのです。もちろん、難しいレシピなんて何一つなく、ずぼらな私でも作れるようなものしか頼みませんでしたが(笑)。

そんな事をしながら、色々な人に聞いたレシピを自分のために簡単にアレンジしたり、適当に(無理やり)手に入るもので何かを作るようになりました。でもって包丁さばきは本当にへたくそ(笑)。でも、料理好きなのは料理好きだったかもしれません。 友達を呼んではビデオを見たり映画を見ながら持ち寄り料理でわいわいやってましたから。

調理学校に行く事になったのも、きっと両親の料理好きが影響していたのだと思います。料理の事を勉強するのは大変だったけれど、でもやっぱり楽しかった。 私は手際が悪かったので、先生にはかなりしごかれましたけれど(笑)。
挙句の果てに、「君は要領が悪いから料理の道には進まない方がいい。」ときっぱりいわれました(笑)。悔しいけれどごもっとも。全部ある程度のところまで準備をしておいて、オーダーが入ったら5分から10分以内で料理を仕上げると言うプレッシャーは私にはとても耐えられるものではありません。実際包丁が飛んできそうな雰囲気ですから(笑)。

今は料理をするのは気楽に出来ますが、やっぱりずぼらなのは変わりません(笑)。 ずぼら主婦とは私のこと。でも、母が私や兄のために手作りのものを作ってあげたいと思ってくれたように、今は私が息子のために作ってあげたい、と思うし、友達を呼んでホームパーティを開く時にはやっぱり簡単でも料理でもてなしたいと思う気持ちは変わりません。おもてなしほど楽しいものはない。

…いつも少し離れた我が家に来てくださるお客様、ごめんちゃい(笑)。でも、わざわざ来ていただいたら、その分おもてなししますから…


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