海月の部屋

海月の部屋

大学時代~一人暮らしの生活編



 ※私の人生の中で唯一の一人暮らし期間。かなり乱れてます(^^;
  ADDの人すべてがこんな生活をしているとは思わないでくださいね。


●掃除

フローリングに一部ホットカーペットという部屋だったのだが、掃除機をかけることなんて滅多になかった。月に数回・・・もなかったかも。たま~にカーペットの髪の毛をガムテープでとるくらい。(当時まだ「ク○ックルワイパー」がなかったのが痛い。あればフローリング部も少しは掃除しただろうに)トイレ掃除も数える程しかしなかった。新築のアパートだったのに卒業で出るときにはもう汚かった。トイレの水垢は落ちないし、お風呂のカビ(ほんの少しだ!)もとれないし・・・。 

●整理整頓

今の私の部屋よりは確実にきれいだった。理由は、時間があるのと物が少ないことかな。とはいえ散らかっている部屋だった。友達が遊びに来たときに、簡単に片付けるまで(押入に物を放り込むとか^^;)玄関先で10分以上待たせた事もある。「なんで片付けないんだろう。これだから友達もあまり呼べないんじゃないか。今度こそ部屋をきれいにしよう」と何度思ったことか。でもやっぱりきれいにしておくことなんてできず、かなり落ち込んでいた。

●洗濯

洗濯は3,4日に1回程度。まず洗い始める時間が遅い。夜ではなかったけど、10時頃とか午後とかだった。そして二漕式の洗濯機だったのだが、すすいだ後脱水をかけるのを忘れ遅くなり、止まった後はそのまま何時間も放っておいてから干す・・・なんていう状態のことが多かった。そんな遅くなって外に干すのは恥ずかしいしすぐ取り込まなければならないから、もっぱら室内干し。ちなみに布団も外に干したのは1年の頃1~2回だけ。布団乾燥機(母の薦めで入学当時より持っていた)でたま~に乾燥していたけど、それも年に数回だったなぁ。 

●料理

まだ、最初の頃の方がやろうとしていたかな。家ではほとんど手伝わなかったから、一人暮らしが決まってからあわてて教わった料理ノートを見つつ。と言っても、いつもきちんとした料理を作るわけはなく、冷凍食品も多用していたし、おじやのような料理といえる程でないものも多かったけど。そんな感じでも料理はまだいいのだ。手際が悪く時間がかかっても。洗い物が嫌い。気付くとシンクにお皿の山・・・。丸1日はほっとくから。悪臭も漂って、ワンルームだからそのままベッドまで嫌なにおいが・・・。これにはさすがに落ち込んだ。でも直せない自分が嫌でたまらない。洗っていないから使うお皿がなくなって、汚れたままの皿にラップをしいて使ったこともある。(その後それに味をしめ、他にお皿があってもラップ作戦を決行したことも^^;)3~4年の頃には、コンビニ弁当やカップラーメンで済ませることも多くなったが、最大の理由は食器を洗わずに済むからだった。御飯を炊飯ジャーのままお茶碗に移さずに食べたこともあったな(^^;これは下に書いてある過食の一環として始まったんだけど、茶碗を洗うのが面倒で食事の時にもすることがあった。ちなみに、ジャーといっても家庭用のではなく一人暮らし用の小さいもの(1~3合炊き)なので、大きなジャーを抱えてご飯を食べる姿は想像しないように(笑)

●過食

自分の部屋にいるととにかく何か食べたくて仕方ない。次から次へと一気にたくさん食べるわけではないので、正確に言うと過食とは違うのかな?ただ食べたい欲求と空腹感は一致していない。食べ過ぎて気持ち悪くなっても食べたい気持ちが収まらないこともあったからねー。元々肥満傾向にあった為食べ過ぎてはいけないという気持ちはあり、スナック菓子とチョコレートは極力買わないようにしていた。カロリーが高いし、買ったら一気に全部食べてしまうから。3連のプリン等もとっておくことができず、その日のうちに全部食べてしまうんだけど、プリン・ゼリー・アイスはすっごく好きなのでたまには買っていた。よく食べていたのはリンゴと海苔。リンゴは普通に切って食べるとあっという間に終わっちゃうから、八つ割にしたのを薄切りにして、用意するのも食べるのも時間がかかるようにしていた。海苔はおにぎり用の三つ切り30枚入りの焼海苔を買い置きしておいて、何の加工もせずただバリバリ食べていた。あとは、卵をレンジでチンして目玉焼きにしたり、きゅうりや大根に味噌をつけて食べたり、ジャーに入っているご飯を1口2口つまみ食いしたり、小麦粉に砂糖(豪華なときは卵や牛乳も)入れて焼いて食べたり・・・。何かに集中していれば食べずにすむんだけど、集中することが何しろ少ない為食べたい状態が続く。1日何回冷蔵庫を開閉していただろう?何十回と開けては「食べちゃダメだ」と閉める。でも何回かに1回はがまんできずに何かを食べてしまうという感じだった。チーズ、ちくわ、ハムのようなすぐ食べられるものが入っているときは、特にがまんできなかったなぁ。

●生活リズム

高校までのように朝が早くないことと家族の目がないことで、夜型に拍車がかかった。深夜テレビを見たり本を読んだりとダラダラ過ごして寝るのが遅くなる。(当時はパソコンがなかったからまだよかったけどね)徹夜はしたことがなかったが、新聞が配達されてから寝るなんてことは何度もあったなー。寝不足になるから切り上げて寝たほうがいいとわかっていても眠りに移れない。ただ、決して朝に強いわけではなかったが、ADDに多いといわれる遅刻は基本的にしなかった。「何時までに○○をしよう」と自分で決めたことは守れないことが多いが(意志の弱さと気がそれるのが原因)、学校は枠組がしっかりしているので大丈夫なのだ。曜日によって始まる時間は違うが、それに合わせて起きる時間、起きてから大学に行くまでにすることは大体決まってくる。ある程度パターン化できていることと、絶対に遅れてはいけない場所と認識できていることで、あまり不注意の影響を受けずにすんだのだろう。大学から徒歩10分程のところに住んでいたというのも、遅刻がなかった要因の1つかもしれないけどね。(講義の始まる20分前に起きたのに間に合ったことがある^^;)

●入浴

上に書いたように、私は夜ダラダラと過ごして気づけば時間が遅いなんてことが多かった。そんな私が睡眠をできる限り確保するために削っていたもの、それが入浴なのである・・・。お風呂に入らないのは不衛生だと頭ではわかっていたが、見た目にはそうわからないだろうと思っていたのだ。1日2日入らないのはざらで、4日入らないなんてこともあった。その時は朝になり頭の脂っぽさに愕然とし、どうしようかと悩んだ。自分自身が気持ち悪いというよりは、大学に行くのに人の目が気になって。で、どうしたかというと「あぶらとり紙で髪の脂をとろうとした」(爆)実際何もしないよりはマシになったような気がした(^^;でも、さすがに後悔し「4日はやめよう」と思ったのに、同じことをその後もしてしまったのだった・・・。それにしても当時は気にしていなかったけど、私の体臭はどうだったのだろう。指摘されたことはなかったけど。

●お金

私の収入源は仕送りがほとんどだった。「大学時代」のページに書いたように、バイトはちょっとしかしていなかったから。でも、仕送りで十分足りていた(これは親に感謝)。ADDの人は金銭面で苦労している人が多いようだが、私は問題がなかった。ただ、1ヶ月いくらとは決めず、お金がなくなったら銀行から下ろすというある意味ルーズなやり方だったけど。実際1ヶ月にどのくらいお金を使っていたか全くわからない。残高が減りすぎてないか見ていたくらいで、計算はしていなかったから。小遣い帳とか家計簿とかは絶対無理。でも、高校時代の癖でお金を使いまくることはなく、仕送りを貯め定期預金までしていた。(ブランドにも興味ないし、旅行も行かないし、お酒もタバコもやらないし~)今思えばほしいものをもっと買ってもよかったのに、買わない癖がついていたよなぁ。

●その他

テレビを見ながらの独り言が異常に多くなった(笑)それまでは家族とテレビを見ていたからね~。友達が泊まりに来たときに指摘されて初めて気がつく。でも、みんな結構テレビに向かってつっこみ入れるよね?私だけじゃないはずだ。


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