生まれたばかりの赤ちゃんは、母乳によっても、感染から守られるのです。生まれた直後にお母さんが分泌する母乳は黄色で透明にちかく、あとに続くいわゆる母乳とはことなります。これを 初乳とよび、あとから出る母乳を成乳とよんでいます。初乳の成分をみると、いわゆる母乳とくらべてたんぱくが多く、脂肪や糖は少ないのです。たんぱくの大部分はグロブリンであり、しかも IgAという特殊な分泌型免疫グロブリンがほとんどなのです。
( 小林登文庫わが子を守る母親の免疫抗体 より引用 )
産後はじめて出る母乳の事。黄色いクリーム色のような色をしています。下記に書いてある IgAという免疫物質が通常の母乳の10~20倍も含まれています。無菌状態で生まれてきた赤ちゃんには、この初乳がとっても大切なもので、これがあるために6ヶ月間は病気をあまりしません。
初乳の大切さについては、 初乳だけはぜひ赤ちゃんに飲ませて欲しい (子育ての医学情報コラム)を参考にして下さい。
ちなみに、分娩後すぐに初乳を飲ませたママは、 52%だそうです(たまごクラブ2004年2月号P27より)。
私は分娩後すぐに初乳を飲ませませんでした。そういう産院ではありませんでした。産後3日目までおっぱいが張らなかったので、「張る」ってどういう事?のように懐疑的でした。母乳が出るまではミルクを与えていましたが、今考えてみたらそんなに与えなくても大丈夫なのですね(赤ちゃんは生まれてすぐに母乳を与えなくても大丈夫だそうです)。3日目の朝突然ガチガチのおっぱいで目が覚め、脇を伸ばすのも辛いほど張るようになりました。
分娩後4~5日目の母乳は 初乳といい、分娩後10日以上経過した母乳を 成乳といい、成分が異なります。
初乳の味は、感じられないか、甘味はなくかすかな塩味がするそうです。
| 初乳(分娩後4~5日目) | 成乳(分娩後10日以上経過した母乳) | |
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特徴
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濃厚で黄味がかっている | 白色でさらっとしている |
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成分の比較
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たんぱく質とミネラルが多い。 脂肪や糖質が少量。 免疫物質や酵素類が多く含まれている。 |
たんぱく質は分娩日数が多くなるにつれて少なくなる。 乳糖や脂肪分はやや増加する。 |

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