のりきちのへや

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4月2日生まれの不思議

4月2日生まれの不思議



1号は4月2日に生まれました。
この日に産まれた子は、文部科学省の管轄の施設(幼稚園とか小学校ですね)においては、
1年のうちもっとも早く産まれた子供になるのですが、
厚生省の施設(つまりは保育園です)においては
1年のうちもっとも遅く産まれた子供という扱いになります。

つまり、今、1号は2歳児クラスにいるのですが、
同じクラスにいる子供たちはみんな、
小学校に上がったときには一つ上の学年になるということです。
そして同学年になるはずの子供たちは
みんな一つ下のクラスにいます。

で、その場合、たいていは年中か年長を2回する事になります。
時々こういう子はいるようで、
現に1号の通っている保育園でも
年中組を2回した子がいたそうです。
1号の場合はどうなるか分かりませんが、
人数のバランスによっては
年少にあがってしまうかもしれません。
そしてどこかで一緒のクラスだったみんなに
置き去りにされることになるのです。

何でこういうことになるか、というと、
いろいろ調べたところでは
学年を区切る日付が文部科学省では3月31日であるのに対して
厚生省では4月1日になる、といったことが原因のようです。

早く上の学年にあがる、ということは
保育料が安くなる、ということなので
家計的にはとっても助かるのではありますが、
なんだかややこしいですし、
なにより本人たちのことを考えると
どちらかに統一してくれないかな、と思います。

どうして同じ国の機関なのに
それぞれ基準が違うんでしょうね。
なんだか不思議です。

                 (2001年)


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