Akky my love

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子宮内膜症と診断された!


                        〈診察は内診・血液検査〉

気になるならば病院へ。早期発見早期治療!
これも椎間板ヘルニアから学んだこと。

婦人科で検査した。

「子宮内膜症ですね」と言われた。
排卵が正常な場所で行われていないために生じる痛み。
子宮内膜症は知っていた。
知人で子宮内膜症の人もいた。
辛そうだった。
でも私はそんなに痛くない。
少なくとも自分ではヘルニアに比べれば軽いもんだと思っていた。

子宮内膜症=不妊と思う人も居るようだが、決してそんなことはない。
それは声を大にして言いたい。
しかし、「妊娠できにくい体にはなる可能性はある」と言われた。
婦人科のO先生は言葉を選んで教えてくれた。
じっくり話をしてくれる良い先生。

今後の治療について相談することになった。

〈治療方法の相談〉
子宮内膜症は生理の時の痛みであるから
生理を止めることが治癒への道になる。
可能なら悪化する前に 妊娠計画をする。

妊娠が無理ならば 生理を止めるホルモン注射で様子を見る。

まずは 血液検査で精密検査をして、
内膜症の程度を見てみる。
その結果次第で すぐにでも生理を止めるか決めることに。

この日 様子をみるために 漢方薬を処方された。

(薬)
ツムラ 当帰芍薬散エキス顆粒

診察料金 4500円
薬代   890円

この後、内膜症との診断に落胆した私は、痛みより
気持ちを整理しようという状態であったので
この薬はあまり飲まなかった。

通院後出勤。
婦人科に行ったのは職場の女性社員も知っていた。
「もしかして妊娠してたの?」と冷やかすように聞いてきた。
悪気は全然なかった。
「とりあえずは逆かな」と笑って言った。
でも、涙ぐんでいたと思う。
ほとんどの人は気づかなかったけれど
気心知れた先輩が後で話を聞いてくれた。

もともと春になってから体調不良で、新婚なのに
新妻らしいことも何一つ出来ず、家庭も体も壊しそうだったので
退職を希望していた。
常務に退職を申し出たのが5月末。
引き止められて 話し合いを重ねていた6月。
辞めたい気持ちが強まっていたので、
子宮内膜症は辛いけど、「だから辞めます」と言える機会だった。

男性に話すのも複雑だが、診断内容を全部常務に話した。

「妊娠したら止めればいい」
「勤務時間を変える」
「希望の仕事内容にする」

色々言ってくれたが、もう、自分の体を自分でなんとかしないと、と
思うのに精一杯で、常務の気持ちは重いだけだった。

「生理を止める治療はしない。妊娠したい。
仕事を辞めます。」

私の意志は固かった。


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