The Da Vinci Code

crown2The Da Vinci Code

<著者>
Dan Brown

<内容>
ルーブル美術館で著名な学芸員が殺害される。 被害者と合う約束になっていたアメリカ人学者のLangdonは殺人の嫌疑をかけられ、被害者の孫娘Sophieの助けで警察の追及を逃れる。
同じ日に三人が同じ人物に殺害されていた。 その裏にはキリストの重大な秘密をめぐる秘密結社同士の歴史的な戦いが隠されていた。

<感想>
驚くべき事実が次々と明らかになるスピード感に夢中になって読んだ。 歴史上の人物の多くが秘密結社に属していたり、キリストには子供がいたという説があったり。 おっとこれ以上書くとつまらないのでここまで。
最後のEpilogueですら驚かされる。

この小説を契機に、一連の秘密結社の話にはまりそう。 名前だけはみんなが知っているFree Masonや映画Tomb Raiderで登場したIlluminatiそしてこの小説に登場するOpus DeiとPriory of Sionそれぞれについて調べようと思った。

ここに書かれている事の多くはどうもフィクションではないらしい。

450ページにのぼる大作で、私も読むのに一週間かかった。 日本語訳も最近出たが、是非英語で読む事を勧める。 理由は、anagram, Atbashなどアルファベットの暗号解きがストーリー展開の重要な要素になっているからだ。

また、キリスト教の歴史と用語がふんだんに出てくるため、西洋文化の基本を一気に身に付けるきっかけになる。

フランス語が読める(自慢)私にとって、パリで展開する前半に出てくるフランス語もなかなか心地よかった。

<勝手にレーティング>
ストーリー:4.5
文章:4.5
オリジナリティ:5
Amazon.com:3.5(アメリカ人とは意見が合わないのかも)
合計:17.5
堂々の殿堂入りです。

<英語の難易度>
4 やや難しい。 調べないと見当がつかないし、訳が分かっても意味が分からない宗教用語が沢山出てくる。

<他の作品>
Angels & Demons
Deception Point
Digital Fortress
Crunch
Illuminati
Impatient Pamela Series (Mary Koskiとの共著)

crown2 殿堂入りの本を買う crown2


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