turbo717's Activity 

turbo717's Activity 

千畳敷_宝剣岳


乗越浄土から千畳敷(2611.5m)及び、宝剣岳(2931m)の眺望

senjyoujiki_houkenndake

3日前から、木曾駒ケ岳-木曾馬越しまでの登山日記に入っています。木曽駒ケ岳(2956.3m)を越え、乗越浄土(2911m)から千畳敷(2611.5m)を見下ろし、宝剣岳(2931m)を見上げるスポットにやってきました。
このあたりは、登山客半分、ロープウエイからの観光客半分という感じです。
縦走を目指して登ってきた人は、1/10以下のようです。

絵は、 乗越浄土(2911m)から300m下の千畳敷カールを見下ろしかつ、岩稜をいだく宝剣岳(2931m)を見上げた鳥瞰図的景観です。
(この絵では、2004.7の景色となっていますので、今より3Wくらい後方の夏の景色です。現在は、ところどころに積雪が2mもあり、まだ全体に冬山という感じです。)

千畳敷(2611.5m)から八丁坂を小1時間ほどかけて上ると、乗越浄土(2911m)に到達できます。
乗越浄土(2911m)→宝剣岳→千畳敷一周という観光ツアーが多いようです。
しかし、この宝剣岳は、相当の難所ですので、立ち往生するケースも多く、渋滞が起こる場所でもあります。

千畳敷は秋の紅葉(10月初旬から中旬)が見事です。


事典:
駒ケ岳ロープウエイ
標高1661.5mにあるしらび平駅から、千畳敷駅(2611.5m)までの高低差(950m日本最高)を約8分で登ってしまいます。
空中散歩がその間楽しめます。
実は10数年前には、このロープウエイ直下に登山道があったのですが、現在は閉鎖されています。
また、一丁の池から伊那前岳の山麓を伝いに千畳敷カールに至る登山道も閉鎖されていますので、勢い、駒ヶ根市からの登山は、この駒ケ岳ロープウエイに頼らざるを得ない状況になっています。
もっとも、しらび平駅の下300mにある途中のバス停から、北御所谷方向へさらに、清水平にいたり、伊那前岳経由のコースは、駒ヶ根方向から駒ケ岳ロープウエイによらず、乗越浄土(2911m)に到達できるコースつぉひてお勧めです。経済的でもあります。特に紅葉のころはお勧めのコースです。

いずれにしろ、この千畳敷カール及び、乗越浄土(2911m)から、正面に南アルプスの甲斐駒ケ岳、鋸岳、北岳、仙丈岳、南に赤石・光岳にいたる全山が眺望できる絶好の場所となっています。


千畳敷カール
太古の氷河の跡で、宝剣岳の山裾が緩やかな台地をなしている所です。
本格的な夏の訪れは7月中旬ですが、高山植物の宝庫ですので、この6月から9月までの僅か四ヶ月の短い期間に120余種に及ぶ高山の花々が次々と咲き揃う場所でもあり、いつ訪れても楽しいものです。
特に、”こまうすゆきそう”や”こけこごめぐさ”は、ここにしか咲かない特産種であり、2004年に7年振りに咲いたという、”こばいけいそう”の 群落はカールの看板で、”しなのきんばい””おやまのえんどう”など貴重な植物に出会うことが出来ます。

2005.6.27現在、一部雪の融けたところではコイワカガミなどが咲き始めています。
気温15度 前後。



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: