turbo717's Activity 

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ほおずき



早秋の恵那山  2005.9.9



本日は、月川温泉(つきかわ温泉(1軒) 屋号はげっせん)の庭に咲く『ほおずき』ほおずきについての随想です。




houzuki
月川温泉 庭に咲くほおずき)


絵は、 月川温泉(つきかわ温泉 屋号は げっせん )の玄関に沢山咲く(千成?)ほおずき です。
恵那山の北、富士見台高原からの帰り道、月川温泉に立ち寄りました。
月川温泉は、中央道の園原IC(名古屋方面からのみ出入り口)から2km。
東京方面からは、飯田ICから15km。昼神温泉を通り過ぎ、園原ICの箇所で、園原川沿いに分け入ります。
「そのはらヘブンスキー」場が近くにあります。

野熊の里:月川(げっせん)(つきかわおんせん)の玄関には、西洋ダリアでしょうか、紫、黄色のあでやかな植栽が目を惹いていました。また、そのそばに、ほおずきが、ひときわ赤く彩りを添えていました。玄関前の畑には、ほおずきが輪郭をつくるほど沢山植わっており、そのどれもが、この時期、赤い袋を誇っていました。たぶん千成ほおずきで、地下茎で増殖させたのではないでしょうか。


広大な庭には、花桃の木が、沢山植えられており、春の満開時は見事です。





ほおずき
P.alkekengi L.var.franchetiiは日本、朝鮮半島、中国北部に野生する多年草。観賞用に栽培するときは1年草としてあつかっています。
ホオズキの名前は、ホオとよばれるカメムシの一種がよく付くことからきたといわれます。またアカカガチという古い名もあり、『古事記』には八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の目をホオズキにたとえて、アカカガチの名が記されています。

横に伸びる地下茎が長く発達し、繁殖力はたいへん強いです。草丈は60cm-90cmになり、葉は広い卵型で、へりに大きなノコギリ状の切れ込みがあります。
6月から8月に葉腋(ようえき)から3,4cmの柄が出て1個ずつ花が咲き、花冠は輪状で浅く、5裂します。花が終わると筒部がしだいに伸びて長さ4,5cmの角ばった袋になり、球状の果実をすっぽりつつんで赤色に熟します。
地下茎は酸漿根(さんしょうこん)とよばれ、利尿剤、せきどめ、解熱剤などの民間薬になります。つくり方は種子を撒くよりも、地下茎を株分けして春か秋に植えつけるとよい。
日当たりのよい場所で、やや湿り気のあるところならよく育つ。

センナリホオズキ・・千成ホオズキ・・P.angulata L.(アングラータ) 熱帯アメリカの原産で、日本や台湾に帰化した1年生の植物。東京の浅草観音で、毎年7月10日にホオズキ市が開かれて有名だが、鉢植えにして吊り篭に入れて売られます。
学名のアングラータは、「稜角のある」という意味で、このホオズキの袋は肩が張っていて、先端は尖り、10本前後の稜がはっきりとついています。草丈は30cmくらい。







園原文化碑

地域文化財保全事業として阿智村がすすめてきた史跡「園原の里」の整備事業が、第三年度の「古典文学碑」五基の建設によって完了しました。
村では、古代をしのぶしるべともなることをねがっています。

1.凌雲集の漢詩碑 2.万葉集東歌の歌碑 3.李花集の歌碑
4.源氏物語箒木(ははきぎ)の歌碑 5.新古今集箒木の歌碑 6.園原碑
7.万葉集防人の歌碑 8.有賀光彦歌碑 9.朝日松の歌碑
10.広拯院(こうじょういん)遺跡碑 11.源仲正名月の歌碑 12.芭蕉・卓池の句碑 13.熊谷直一翁

月川温泉

長野県下伊那郡阿智村智里。
無色透明、無味無臭の湯。花桃の里。春は周囲に爛漫とピンクや赤の花桃が咲き誇る桃源郷となります。


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