偏差値は単なるデータ




偏差値とは、現段階での知識の相対的評価である。情報社会で、どこにでも移転・転職の保証された社会では、広域を網羅する業者テストが必要となる。いわば業者テストは自由主義の所産である。


偏差値は単なるデータである。それに反対なら利用しなければいいのだ。高校や大学進学にもこだわることはない。私自身、通信教育で教員免許を取ったし、大学の夜間部で講義をしたことがあるので、偏差値不要の大学の存在を知っている。20代では、サラリーマンをしていたので、学歴、偏差値などが社会で通用しないことを知っている。マスコミは、このことをもっと世の人に知らしめるべきである。しっかりと、キャンペーンすべきである。


文部省べったりのマスコミを強く叱責したい。教育とは何かをじっくり考えることが大切。そして各人にいろんな学校の、企業の、選択の機会を与えることが進路指導にとって大切と思う。


                      【毎日新聞 2月26日掲載】



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