マドンナママ

マドンナママ

主人



実に私の一目ぼれ。

彼は、アメリカ人にしては、当時の素敵なファッションをしていた。 さすが、アートクラスを取ってるだけあるわ・・・なんて、勝手に思ったりして。 そのクラスは、デッサンのクラス。 いつも、隣なんかに座るんでなくって、真向かいにわざわざ座ったりした私。 そうすれば、素敵な彼を見ることが出来るものね・・・なんて思っていました。

そのクラスは、1時間ごとに生徒達が、他の生徒達のデッサンを見るのにクラス中を歩く事にもなっていた。 その時間が一番の私の楽しみ。 早く・・・彼が、来ないかな・・・なんて思って一生懸命絵を描いていたものです。

今・・・思えば、笑えますが。


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