マドンナママ

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バレンタインデー



そうです・・・バレンタインデーの日でした。 アートのクラスを終えた彼は、大きなハートの風船とチョコを抱えて寮に帰る途中。 それを見た瞬間に私の心は、がっかり「彼女がいるんだ・・・。」 けど、どうしても、事実を知りたくってわざとらしく・・・彼を追いかけた。 私の寮も、同じ方向だから・・・って事で、しかも、さりげなく演出したかったから、「あら、素敵なバルーンじゃない!」とにこやかに言ってみた。

すると彼は、私の意図どうりに「やあ・・・母親からさ。 いつまで経っても、子ども扱いだろう?」との返事。 

そのときの私の顔は、誰にも見られてなくって良かった。 なんだ・・・母親からか!!!!と、いきなり強気。 嬉しくって、勝手にウキウキしてました。

当時、彼は、私が、彼に興味があるなんて・・・思ってもいなかったそうです。 そりゃそうだよね。 まさか、外国から来た女性が、自分に興味を抱くとも思っていなかったらしい。





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