たぬきぶたの日記2

たぬきぶたの日記2

仁豊野付近にて



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仁豊野付近にて




<2008年2月20日の日記から>

昭和47年3月9日(1972)

この日もテストの日だった。

ちょっと自転車で北へ向かいました。それも朝早くから。根性ありましたね。

朝のC11後補機付客車は列車が長いので、このあたりまで遠征しないと

うまく写せません。仁豊野駅南の直線区間で撮影です。

まずは、姫路行きのC11を撮影です。

光が弱いのか光量不足で像がはっきりしません。

まあ、朝の雰囲気が出ていてこんな作品も愛嬌ということにしましょう。




次が本命の補機付です。




後ろが入る場所となると限られてきます。もっと山の上に上がるとかすれば、

いいのでしょうが、自転車では難しい。この列車が日曜日にあれば、なんとか

するのですが、この列車は通学の高校生を乗せるために甘地駅までなんです。

そこで半分に切り離して、後ろが姫路行きとなります。

前の編成は寺前まで行きます。というわけで、平日にしか運行されません。

だから、高校生の僕にとっては撮影しにくい列車でした。

一応僕の名誉のために言いますが、高校は精勤賞でした。

一日だけ祖母の危篤のときに九州に行くために土曜日に休みました。

それがなければ皆勤賞ですよ。中学校も皆勤だった。

真面目だったんです。(?)理解に苦しみますね。

もう1本C57の客車を撮影してから学校へ行っています。それでテストを受ける。





悲惨な点数だった。2年生の最後のテストだから、200番は越えていたなあ。

3年になると下からベスト10ぐらいまで下がった。勉強しない奴は落ちるのです。

テストが終わったら、また近くの場所に撮影に行っている。



このC57128号機は福知山から転属して来ました。

これは滋賀県の大津市に保存されています。このときの思い出話は後ほどに。

もう一度仁豊野まで足を伸ばしました。




またしてもC11292号機です。不思議ですねえ。何度も写していますね。

毎日写していたらこうなるのもしかたない。

駅で和田山行きのC5795との交換を写した。駅で列車がすれ違うことを

「交換」と呼んでいたのは、じつはタブレット交換から由来します。

上の写真に移っている駅員は見えにくいですが、タブレットという

輪っかを持っています。これを反対からくる列車と交換するのです。

単線区間で列車が衝突するのを防ぐ方法です。今みたいに無線電話がある時代では

なかったのでこの方法がとられていました。

交換風景を写したネガもそのうちに出てくるでしょう。



C11の番号がかくれているのがいけませんね。

C5795号機の発車です。



この列車から降りた乗客はしばらくホームで待たされます。



C57が発車してもまだ、反対ホームのC11が出発していません。

C57から受け取ったタブレットをC11の機関士に渡して、C11が発車します。



この待っている時間が結構長く感じますね。両サイドにホームがある駅では

こんな具合です。時代を感じるなあ。

今はどうなっているんだろう。この駅は現在も高架になっていないので、

ひょっとしたら・・・・一度訪ねてみる必要がありそうです。





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