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2010.01.02
テーマ： 地域を楽しむ(329)
カテゴリ： ワクワク♪
ユっぴー・コスモスです。
《コスモス街道》を、応援してくださいね♪→
前へ！ ～～フロントグラスの前方の景色（1月３日撮影）
ここ内山地区限定の情報紙
「月刊こすもす」 （プリントショップコスモスさん発行）の
２０１０年１月号に掲載となった、
ユっぴーのコラムを転載します。
－－－ 心の耳を澄ましてみる －－－
お正月を迎えるときの、藁で作った「しめ飾り」。
これは、稲という植物に宿っている力（霊力・たましい）を借りて、
新年の神様に訪れていただくための装置、なのだそう。
しめ縄作り（２００９．１２．１２）
昔の人々は神様の「訪れ」を自然の中のわずかな変化の気配
──主として「音」の気配、の中に感じ取っていた、ということです。
すると私たちのご先祖様たちは、現代人の何倍も、
自然から発せられるわずかな変化の気配への感覚が
研ぎ澄まされていたにちがいありません。
と、こうした、しめ縄などの意味等について、
十二月十二日の内山育成会主催世代間交流会の「しめ縄作り教室」に先立ち、
荒船山神社の宮司様がお話ししてくださいました。
クリックすると…→ 「しめ縄」って、どんな意味を持ってるの?～のお話を聴くことができます。
神様は、「音」を連れて訪れる、ということで、
しめ縄につける紙はまさに雷（＝神鳴り）の稲妻の形なのですよ、
と。
なるほど、と思いました。
「音」というのは、空気の波動です。
その波動のわずかな変化を、感じ取り読み取る感性が、
わたしたち人間には元々そなわっている、
と考えても良いようです。
ですが、さまざまな意味で人工的な「雑音」だらけの今の世の中で、
わたしたちは、本当に必要なこと、
～ノイズ（雑音）の中に埋もれている真実や本質、を、
読み取ることができにくくなっている、
と感じるのですが、
いかがでしょう？
ノイズ（雑音）には、大きく分けて二種類あって、
一つは文字通り音としての雑音。
そして影響力の大きなもう一種類は、
「情報」の洪水としての雑音、でしょうか。
わたしたちは普段それらの中から、
自分に必要なものを選び出して、聞き取っています。
このとき気をつけなくてはいけないのは、
世に出ている情報はすべて、誰かしらの意図によって
多かれ少なかれ加工されている
ということです。
そのことを分かった上で、
じゃあ自分はどう考えるか、どう行動しどう生きるか、と、
ときどき意識して考えることは大事だと思います。
目の前のことに追われて自分を振り返るのを忘れていると、
人は知らず知らずのうちに、自分の外側からきた考えに、
よく吟味もせずに染まってしまっていることがあります。
それはあんまり、いいことではないですよね。
時に、自然の中のさまざまな気配に耳を澄ませてみると、
意外に多くのことを感じ取れるかもしれません。
内山には、豊かな自然がたくさんありますから。
そしてまた時に、
「心の耳」
も澄ましてみると、
見落としていた大切な何かに気付いたり、
あるいは、
自分が世間の情報によってかたよって操作されていた部分があるのを、
発見できたり
するかもしれません。
年が改まりお正月を迎える、というこの機会に、
お家の大掃除だけではなく、
心や考えの大掃除
をしてみるのも、
良いかもしれない、
と思います。
－－－－－－－－－ （転載おわり）
しめ縄作り（２００９．１２．１２）
クリックすると→ しめ縄作りの様子を動画で見ることができます。
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ここ内山地区限定の情報紙
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２０１０年１月号に掲載となった、
ユっぴーのコラムを転載します。
－－－ 心の耳を澄ましてみる －－－
お正月を迎えるときの、藁で作った「しめ飾り」。
これは、稲という植物に宿っている力（霊力・たましい）を借りて、
新年の神様に訪れていただくための装置、なのだそう。
しめ縄作り（２００９．１２．１２）
昔の人々は神様の「訪れ」を自然の中のわずかな変化の気配
──主として「音」の気配、の中に感じ取っていた、ということです。
すると私たちのご先祖様たちは、現代人の何倍も、
自然から発せられるわずかな変化の気配への感覚が
研ぎ澄まされていたにちがいありません。
と、こうした、しめ縄などの意味等について、
十二月十二日の内山育成会主催世代間交流会の「しめ縄作り教室」に先立ち、
荒船山神社の宮司様がお話ししてくださいました。
クリックすると…→ 「しめ縄」って、どんな意味を持ってるの?～のお話を聴くことができます。
神様は、「音」を連れて訪れる、ということで、
しめ縄につける紙はまさに雷（＝神鳴り）の稲妻の形なのですよ、
と。
なるほど、と思いました。
「音」というのは、空気の波動です。
その波動のわずかな変化を、感じ取り読み取る感性が、
わたしたち人間には元々そなわっている、
と考えても良いようです。
ですが、さまざまな意味で人工的な「雑音」だらけの今の世の中で、
わたしたちは、本当に必要なこと、
～ノイズ（雑音）の中に埋もれている真実や本質、を、
読み取ることができにくくなっている、
と感じるのですが、
いかがでしょう？
ノイズ（雑音）には、大きく分けて二種類あって、
一つは文字通り音としての雑音。
そして影響力の大きなもう一種類は、
「情報」の洪水としての雑音、でしょうか。
わたしたちは普段それらの中から、
自分に必要なものを選び出して、聞き取っています。
このとき気をつけなくてはいけないのは、
世に出ている情報はすべて、誰かしらの意図によって
多かれ少なかれ加工されている
ということです。
そのことを分かった上で、
じゃあ自分はどう考えるか、どう行動しどう生きるか、と、
ときどき意識して考えることは大事だと思います。
目の前のことに追われて自分を振り返るのを忘れていると、
人は知らず知らずのうちに、自分の外側からきた考えに、
よく吟味もせずに染まってしまっていることがあります。
それはあんまり、いいことではないですよね。
時に、自然の中のさまざまな気配に耳を澄ませてみると、
意外に多くのことを感じ取れるかもしれません。
内山には、豊かな自然がたくさんありますから。
そしてまた時に、
「心の耳」
も澄ましてみると、
見落としていた大切な何かに気付いたり、
あるいは、
自分が世間の情報によってかたよって操作されていた部分があるのを、
発見できたり
するかもしれません。
年が改まりお正月を迎える、というこの機会に、
お家の大掃除だけではなく、
心や考えの大掃除
をしてみるのも、
良いかもしれない、
と思います。
－－－－－－－－－ （転載おわり）
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