福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

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2025.04.21
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カテゴリ: 思想


努力という迷路──報われない自分に問いかけてみる

「何の努力もしないで、いいことが起こらないかなぁ」
「幸せになれないかなぁ」
「誰よりも〇〇が上手にならないかなぁ」

そんなことを思う瞬間、誰にでもある。
ただ、冷静に考えてみれば、そんな願いが都合よく叶うはずもない。運が味方をしてくれることもあるけれど、それを当てにしていたら、人生という舞台に立つチャンスすら訪れない。

けれど、世の中にはこういう人も多い。
「ちゃんと頑張ってるのに、全然報われないんだよね」

そう言う人の目には、少しだけ疲れが見える。
頑張ってるのに、成果が出ない。
その事実は、ときに何もしないこと以上に心を削る。

たとえば、ある受験生がいる。
彼は「毎日30分、縄跳びを飛び続ける」ことを日課にしている。
汗だくになって、息を切らしながらも、毎日継続するのは簡単なことではない。きっと彼は「自分はちゃんと努力している」と信じているだろう。

でも、彼の願いは「数学の点数が上がりますように」だとする。
……縄跳びと数学。繋がっていないわけじゃないけれど、ちょっとズレている。

もちろんこれは極端な例だ。
だけど、笑えないくらい、これに近い「ズレた努力」は、どこにでもある。
むしろ、「必死なのに空回りしている人」にこそ、他人は優しくなれない。
「そんなことより勉強すれば?」と冷たい言葉をかけたくなる。

けれど、そのズレを見抜くのは、案外むずかしい。
なぜなら、努力は目に見えないし、「やっている感」があれば、自分を正当化できてしまうからだ。


努力は「どれだけ頑張ったか」ではなく、「どこに向かって頑張ったか」で決まる。
進みたい場所と、踏み出している場所が違っていたら、どれだけ歩いても、辿り着くことはない。むしろ、体力だけが奪われて、ますます迷子になっていく。

でも、じゃあどうすればいいのか。
答えは一つではない。
だけど、まず大事なのは「自分がどこを目指しているか」を正直に見つめ直すこと。
そして、「そのために今やっていることは、ちゃんと繋がっているか?」を問い直すこと。


簡単なようでいて、これはとても勇気がいる。
今までの努力を否定することになるかもしれないから。
だけど、間違った地図を破り捨てない限り、正しい道は見えてこない。

さあ、自分はどうだろう?
頑張ってる自分に満足して、道を見失ってはいないか。
「報われない努力」に涙を流す前に、自分の中にある「ズレ」と向き合ってみよう。
その先に、本当に報われる努力が、きっとある。





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Last updated  2025.04.21 21:50:42
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