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■会社概要ブランクス、光学レンズ、眼鏡等に強み。役員の過半が社外取締役。ペンタックスを吸収合併へ。企業HPYahooファイナンス■経営成績の推移(単位:百万円)■売上高と営業利益率(単位:百万円)10%前後の売上成長と、20%後半のかなりの高利益率。■総資産と自己資本比率(単位:百万円)自己資本比率は80%以上で推移しており問題なし。■キャッシュフローの状況(単位:百万円)2006年にFCFがマイナスとなっているのは、自己株式の取得で600億程の支出があったため。基本的に営業CFの範囲で、投資及び財務活動(配当など)を行った上でお釣りが来る企業です。■企業価値(単位:[株式数]千株/[金額系]百万円) 成長、収益性、財務状況全て高い次元で揃っているだけあり、株式市場でもかなり高い評価をされています。この規模の企業でPBR4倍というのはちょっと思いつかないです。(今はメーカーで2倍あればかなり高いです。)■資産価値(単位:百万円)キャッシュリッチな優良バランスシート。特に危なそうな点などもありませんでした。つづく。
January 26, 2008
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その1の続き。■売上総利益、営業利益推移ここ5年で営業利益率がブレたのが2005年の一度だけ。しかも0.2%と安定しています。ただ今期と前期の中間期を比べてみると、販管費が(伊藤園にしては)やや大きく上昇しており、利益率もやや悪化しています。前期の下半期に買収したフードエックスグローブ(タリーズコーヒー)が、赤字であることに引っ張られていることが原因かなと思います。ただ、この買収もコーヒーの強いブランドが欲しいということもありますが、今後利益改善できると思っているからこそ買収しているのだろうし、一時要因として考えてよいのかなと思います。というか昨年と比べて売上総利益率は改善されているんですね・・・。(原価比率が下がっている)企業努力が凄いのだろうけど、これなら値上げも必要ないよね!と思ったり。■2008年3月期実績&計画(単位:百万円)■2007年3月期実績(参考その1)(単位:百万円)昨年と比べるとやや進捗が悪め。この中間決算を発表してから大きく株価を下げているので、市場評価としてもちょっと苦しいんじゃないかということなのかと。■まとめ業績を確実に伸ばしており、今後もお茶ブランドの強さを考えるとある程度の成長が期待できると思います。株価が半年前の2/3に下がって、尚この評価の高さ(PER18倍/PBR2.6倍)も納得です。分析とは関係ないのですが、何でミネラルウォーターを出さないのかなと思います。市場は、飲料市場平均と比べ大きく伸びているし、伊藤園ブランドなら人気も出ると思うのですが。
January 20, 2008
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■会社概要茶葉製品・緑茶飲料の最大手。ルートセールス方式。中国、豪に茶園、米国にも進出 。企業HPYahooファイナンス■優先株について2007年9月から元々上場されていた普通株式とは別に、ちょっと特殊な優先株が上場されました。その際、普通株1株に対し、優先株が0.3株が無償交付されています。(但し普通株の株価は1/1.3となる。1:1.3の分割のイメージ)その優待株の内容は、おおざっぱにいうと下記のようになります。・配当は普通株の1.25倍。・優待は普通株と同じく貰える。・議決権は原則なし。・解散時の財産分配は普通株と同じ。→詳細。現在、普通株2,055円に対し優先株1,570円と、約23%のマイナス価格が付いています。欧米では、議決権のない優先株は大体マイナス20%前後で取引されるようなので、それと比べると現状は多少安すぎ?な状況になっています。(配当が多いというのもあるし)日本にとってはまだあまり馴染みが無い形態なので、今後時間が経つに従いまた評価も変わってくるんじゃないでしょうか。現状自分がどっちを買うかと聞かれたらまた難しいですが・・・。優先株の株価はコチラ。■優待権利確定月:4月末日普通株式100株以上および優先株式100株以上:2,000円相当 普通株式1,000株以上および優先株式1,000株以上:3,000円相当 普通株式5,000株以上および優先株式5,000株以上:5,000円相当 参考リンク(Yahooファイナンス)普通株(株価:2,055円)→配当3,800円+優待2,000円合わせた利回りが2.8%。優先株(株価:1,570円)→配当4,800円+優待2,000円を合わせた利回りが4.3%。優先株だとソコソコ高い利回りになります。■経営成績の推移(単位:百万円)■売上高と営業利益率(単位:百万円)10%前後の売上成長が続いている。利益率もほぼ同じ率で安定。■総資産と自己資本比率(単位:百万円)自己資本比率は60%以上で推移しており問題なし。■キャッシュフローの状況(単位:百万円)2007年にFCFがマイナスとなっているのは、タリーズコーヒーを経営するフードエックスグローブを買収したのが主な理由。基本的に少しずつお金が貯まっていく企業。あと有利子負債はゼロ。■企業価値(単位:[株式数]千株/[金額系]百万円) 株価と株式数は普通株と優先株を別々に、時価総額は普通株と優先株を合算した金額で書いています。多少株価を下げましたが、まだ平均以上のそれなりの評価をされています。■資産価値(単位:百万円)普通の優良バランスシート。特に危なそうな点などもありませんでした。つづく。
January 14, 2008
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その1の続き。■売上総利益、営業利益推移2005年以降の販管費の上昇が目立っています。原価比率はほぼ横ばいです。サザビーにとっての原価は商品仕入の費用(変動費が中心)、販管費は販売するお店に関する費用、その他物流、管理部門の費用(固定費が中心)で、店舗を増やしているが、売上が思った程上がらないという感じかと思います。サザビー本体の売上ですが、子会社(特に新ブランド)の売上が予想を下回っているようです。■2008年3月期実績&計画(単位:百万円)■2007年3月期実績(参考その1)(単位:百万円)■2006年3月期実績(参考その2)(単位:百万円)2008年の通期予想は下方修正後の数字です。中間時点で、昨年を上回る進捗ですが、一昨年は下回っています。10月と11月の月次決算の数字を確認しましたが、このままのペースが続けば計画には到達しそうという感じでした。■まとめ保有するスタバ株だけで時価総額の300億以上の資産価値があるが、それがBSには反映されていなません。元々のPBRが0.73ですが、スタバ株を時価評価するとPBR0.55とかになります。資産面ではかなり割安な状態になっています。収益面では、子会社の売上がやや不振で、今後の建て直せるか注目する必要があります。まずは月次決算を確認しつつ、通期計画に届くかを随時確認していきたいと思います。------------金曜辺りにそろそろ反発するかと思っていましたが、あっさりと下がりました。また昨日アメリカが下げたこともあり来週も軟調な相場となりそうです。金曜は特に新興が崩れていたみたいですが、どうもここの下方修正を受けた、不動産株の連れ安によるところが大きかったみたいです。(関連銘柄の多くがストップ安・・・。)来週いくつか銘柄の入れ替えを予定しています。
January 12, 2008
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新世代DVD、パラマウントもブルーレイに乗り換えか・FT報道(1/8報道)8日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は米映画大手のパラマウント・ピクチャーズが新世代DVD規格を巡って、東芝などが推す「HD―DVD」陣営からの離脱を検討していると報じた。4日にはワーナー・ブラザーズが同陣営から離れ、ソニーなどが推す別の規格「ブルーレイ・ディスク」の支持に回った。パラマウントはHD―DVD陣営に加わった際に、ワーナーが離脱したら追随できる契約条項を認められているという。 FTは、パラマウントが乗り換えれば、ブルーレイ陣営がハリウッドの映画作品の約7割を押さえ、規格争いは「明確な決着を迎える」と指摘している。ただ、パラマウントとアニメ映画の配給などで緊密な関係にあるドリームワークスの対応は不明としている。 東芝は8日、FTの報道について「パラマウントに確認したところ、同社は引き続きHD―DVDを支持すると聞いている」(広報担当)と明らかにした。米マイクロソフトXbox部門、ブルーレイ支持を検討する可能性(1/9報道) 米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)の家庭用ゲーム機「Xbox」部門の幹部は、東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)などが推す次世代DVD規格「HD―DVD」を引き続き完全に支持するが、消費者が望めばソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)などが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」規格を支持する可能性もある、との見方を示した。 Xbox部門のグループ・マーケティング・マネジャー、アルバート・ペネロ氏が、当地で開催された世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で、ロイターに語った。 同氏は、HD―DVDが失敗した場合にマイクロソフトはBDを支持するかとの質問に対し、「消費者の選択が尊重されるべきだ。消費者がそれを望むなら、検討する必要がある」と答えた。 同氏は、米メディア大手タイム・ワーナー(TWX.N: 株価, 企業情報, レポート))傘下の映画会社ワーナー・ブラザーズがHD―DVD陣営から離脱してBD規格の支持に回ったことについて、「これが(ソニーの)プレイステーション3に対するXbox360の販売に大きな影響を与えるとは思わない」と述べた。--引用終了ワーナー、パラマウント、マイクロソフトがブルーレイ寄りになると、かなり影響が大きそうです。消費者の立場としても、出来るだけ早く企画が一本化されると有難いので、このままブルーレイが勝ってくれてもよいかなと思ったり。
January 9, 2008
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■会社概要アフタヌーンティー等独自ブランド展開。ライフスタイル提案型。持分会社にスターバックス。企業HPYahooファイナンス■優待権利確定月:3月末日自社及び関係会社製品 100株以上:4,000円相当 500株以上:6,000円相当 1,000株以上:9,000円相当 参考リンク(Yahooファイナンス)配当2,000円+優待4,000円合わせた利回りが2.7%で利回りは普通ですが、色々なブログを見る限り優待の評判はかなり高いです。■経営成績の推移(単位:百万円)2008年の予想数値は、11月の下方修正後の金額です。■売上高と営業利益率(単位:百万円)売上高は年々増加しているが、利益率は2005年をピークに下降中。会社として、2009年に売上高1000億を目指しているが、その達成はペース的にも可能と思われるが、利益率の回復が出来るかが鍵となります。(会社としてもそういう認識をしている)パッと決算資料を見る限り、サザビー本体は順調だが、アパレル・レストランを中心とした子会社の業績が思わしくないようなので、今後はその点に注意が必要です。■総資産と自己資本比率(単位:百万円)自己資本比率は元々高い水準で、更に改善傾向にあり問題なし。■キャッシュフローの状況(単位:百万円)有利子負債は順調に減っており、現状の現金事情には特に問題ないが、営業CF(事業で実際稼いだお金)が2007年は少なめなのがちょっと気になる。在庫や債権の増加が主な原因っぽいが、今後この傾向が続かないか確認が必要。■企業価値(単位:[株式数]千株/[金額系]百万円) PER14.9倍/12.6倍、PBR0.88と指標的には普通。元々指標的にもそれなりに高かったかと思いますが、昨年末の下げでかなり安くなりました。■資産価値(単位:百万円)表では清算価値298億となっていますが、実はこの会社の清算価値はプラス200億以上→500億以上と見積もっています。というのも、サザビーリーグはスターバックスの株式を40%持つ大株主で、現在の時価から計算すると大体304億程度になります。(スタバの時価総額761億×40%)しかし、サザビーリーグはスターバックスの株式をBS上で28億程度しか計上していません。(差額276億)理由は、【関係会社の株式は時価計上ではなく、初期の取得時価格計上となる】という会計ルールのためで、サザビーリーグは平成7年にスタバの株を元々28億で取得(というか設立)↓その後スタバが成長、上場し株価が上昇。↓サザビーの持っているスタバ株の価値も上がっているが、上記会計ルールのため元々の金額のままBSに計上されている。↓公表されているBS上に見えないが、276億の含み益がある。という感じです。実際売るとなれば税金もかかるし、株価は水物なので今後どうなるかは分かりませんが、BSを保守的に見積もった価値298億+スタバ含み益276億=576億>時価総額459億ということで、資産価値の観点からは結構お買い得かと思います。つづく。
January 7, 2008
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