ごきぶり大戦 第2章

ごきぶり大戦 第2章 

ごきちゃん、通称 は突然現れる。
はそのとき空から現れた。いや、リビングの明りのところから突如ブンブンと音をたてて、自己アピールをしてきたのである。気ままなものである。
「ぎょーーえーでたーー。」
一瞬にしてパニックにおちいったのはいうまでもない。
私は這い回っているごきぶりは臆することもなくたたけるが。。
飛んでいるのはさすがにどうする事もできない。たたき落としたところで一体それがどこに落ちるか想像もつかないからである。自分の顔とかか体にはりついた日にゃーもう卒倒もんである。想像できない。。じんましんがでそうである。
は私のその心をしってるかしらないかその空中戦法で攻めてきた。
父親が新聞紙でたたき落とそうとしていたが・・
結局の所、飛びながら、どこかに着地したらしいのだが。。。。
誰もわからん。♪誰もしらないしられちゃいけない♪とでもいうように。。
消えてしまった。まるで忍者みたいなやつである。
空中戦法を操り敵を撹乱させ、さらに消えてしまった。。恐るべき 。結局しとめる事なんかできずに、かなりパニクってその日は幕を閉じてしまった。
また敗北だった。。

 とある日、または 現れた。今度は思いもよらないところからだった。気付くと足のあたりがむずむずする。なんだなんだーっ。なんか小さな虫だろと思ってふと足をみると。。普通の虫ではない。。
「まじぃぃぃぃ??ひょえぇぇぇぇぇ」
こんなこと予想だにしていなかった。だいたい はあまり人体には接しないとおもっていたからだ。うきぐも、もう無我夢中でその足振りまくって、 を落とすことに努めた 。
案外あっさりおちた は当然にげる。私は呆然としつつも本能なのか。。 を追いかける。この時期Gが多発していたため、殺虫剤の置いてある場所は確認済であった。その殺虫剤を手に急いでとってGを追跡する。だが、その古いさびついたような缶の殺虫剤を手にしたときなにかしらいやな予感が私に走った。
めがけて殺虫剤をぶっかける。。しろいもやもやとしたものが頼りなさそうに
部屋中にただよった。。
案の定やはりたよりなかった。。
なんだか部屋中の空気はどんどん悪くなるのだが。。いっこうにしにそうもい。。
ふらついてもいない。。ますますぶっかける。。
うぅぅぅーーーーくさい。。。空気悪い・・・ 倒れそうになったのは、私だった。
不覚にも殺虫剤でやられたのはこの私であった。。。人間殺虫剤だったのかぁぁぁ???
殺虫剤ってくさるのかなぁぁぁ。。。
またしても敗北。。。なんて結末だ。。。あわれうきぐも。。。




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